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佐賀市で講演しました

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佐賀県佐賀市の平成30年度 女・男(ひと・ひと)フォーラム「楽家事で楽しもう!!やってみよう家事シェア」で第一部の基調講演「家事シェアで家族が変わる!今、家事シェアが必要な本当の理由」(80分)と第2部ワークショップ「ここからはじめる楽家事&家事シェア 楽だからシェアできる、シェアするから楽になる」(75分)をしました。

全国あちこちで講演してきました。これまでに、43都道府県を訪れました。44都道府県目が、この佐賀県。その県庁所在地佐賀市での講演。九州では残った最後の県でした。

今回は、今年3月にした大分市での講演(この講演)の様子を知った担当さんが、声をかけて下さり実現しました。9月には佐世保市での講演(この講演)も聞きに来てくれていました。

担当さんの様子もわかっていると、準備は楽。今回はダブルヘッダー的講演で、とくに第2部は、「出たとこ勝負」の僕なので、担当さんは準備に相当やきもちされたのでは?と思います。
 
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会場は、佐賀市保健福祉会館(ほほえみ館)。会場に着くと、子ども達の元気な声がいっぱい。どうやら、双子ちゃん三つ子ちゃんの親子イベントだったようです。賑やかなのはエエことです。町の活力源です。ズッとズッと山に入ったり、海沿いへ行くと、人が歩いているのを見ることが少なくなります。ましてや子どもの走り回る声や赤ちゃんの泣き声など皆無。贅沢な音になっている地域が、日本には本当にたくさんあるし、どんどん拡大しています。繰り返します。賑やかなのはエエことです。

そんなバックグラウンド音に包まれながらの講演でした。良い具合のサイズの会場に、ピッチリ満席!人が固まると発生する熱量が前で喋っている僕に流れ込んでくる感じでした。

やや押し気味の進行だったけど、わりと余裕もって講演は収まりました。主催者挨拶にも触れられていたのですが、佐賀市は6月に瀬地山角さんの講演があったようで(この記事)、おそらく育児で行き詰まった「あの」話もしていると確信があったので、引用させてもらいました。

問題の第2部。導入にシャツのたたみ方、タオルのたたみ方ワークでアイスブレイク。いろんなたたみ方を各班でお互いに紹介し合ってもらいました。いろんなたたみ方ができる=収納場所の変化に対応可能という流れから、第2部メインのリクエストカードへの返答。あれこれ紹介しているうちに、アッという間に30分。残り25分で家事シェアワークショップ。「○○だから家事シェアできない」「××じゃないから家事シェアできない」から家事シェアについて考えてもらうワーク。時間コントロールしながら、こっちは第一部と違ってギリギリセーフ。出たとこ勝負らしい結末でした。ワークショップの様子を見ていると、発言が特定の人に偏った様子もなく、皆がワイワイと話していたようでヨカッタです。

自分ち以外の家事の様子を知るというのが、僕のワークショップの大きな柱になっています。家事はインサイドワーク。知っているようで知らないよその家事(メディアで紹介される家事は、どうしても部分的なことが多いし、極端な例も多くなりがち)。それぞれの家庭を構成する要素によって、一概に比較はできないけど、それを差し引いても、自分の家事の相対化ができます。相対化できれば、シンドイ時にはもう少し楽できることを知ることができます。家事に緩急が付けられれば、かなり楽になります。楽だから続けられる。行き着きたいのは、この循環です。

ところで、リクエストカードには、かなり深い内容の問い合わせも多くありました。一つ一つ丁寧に答えようとすると、3日くらいのセミナーになりそうです。進行しながら「どれが答えられるかな?」というところから取りかかるので、どうしても本質的な問題の話は、避けがちです。ですが、本質的な問題も大事です。追々、Webサイトで答えていこうと考えています。

家事シェアワークショッップは、なかなかオモシロイ指摘が出てきました。家事のやり方で齟齬が起きる→もうイイ!と諦めるというシェア頓挫(?)の話もでました。結婚とはそもそも異文化交流。家事も育った環境の違う2人が取り組めば、当然衝突が起きます。でも、異文化交流だと分かれば、衝突解消プログラムの「抵抗」→「同化」→「分離」→「統合」という流れに当てはまることに気付きます。僕ら夫婦は、今、「同化」段階?などがわかれば、この先の展開も予測できます。これも相対化です。今回は、この話をワークの最後に出せたのがヨカッタです。

一日中、イイ天気でした。帰りにチョットだけ九州気分を味わうべく、佐賀駅前で豚骨ラーメンを食べました。出し切った身体に、豚骨スープがジワジワ染み込みました。

 

東京新聞連載 129回 洗濯って

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もしかすると、洗濯が家事の中で一番、機械化や外部化できていない領域かもしれません。記事に出てきた若者も、家事の当面の課題は洗濯になっていました。

機械化されているのは、せいぜい洗う部分と乾かす部分。そこから取り出して、どこかに置き、できればたたんで収納して…という部分は、まだまだ機械化できていません。洗うと乾かすの一連自動化も、まだ普及率はそれほど高くありません。

クリーニング・サービスも店舗という制約があり、帰宅時間に開店してなくて受け取れないということは多々。仕事が休みの日は、クリーニング店も休みということもあるとか。

にも関わらず、外から見える家事なのが洗濯。なかなか楽させてもらえません。

今回の記事は、話題だけ振って、何の解決策も提案していません。ここで、少し書かせてもらいます。

つまり、僕が言いたいのは、みんな困ってるんだから、チョットくらい汚れが落ちてなかったり、シワが入っていてもアレコレ詮索せず、広い心で接して欲しいということです。「形状記憶シャツなのに、やっぱりピンとしないので、毎日アイロンしている」というのは、もうやめにしませんか?むしろ、シャツはピンとしてるのに、中身が使い物にならない人の方が、働き手不足の時代に突入しているのにも関わらず、深刻な問題だと思います。

 

栃木県下野市で講演しました

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栃木県下野市の「平成30年度 女性活躍推進セミナーで「楽家事でワーク・ライフ・バランス!~ワーク家事をライフ家事にする方法~」を講演しました。

下野市といえば、東京駅や新宿駅、池袋駅、横浜駅で見掛ける、あの「小金井行き」の小金井駅があるのが下野市です。いや小金井市は中央線沿線だろ?!ですが、あっちは武蔵小金井駅。ずっと池袋からどうやって中央線に入るんだろ?と思ってました。
 
で、今回、その小金井駅の一つ向こうの自治医大駅が会場(下野市役所)の最寄りだったので、「あの小金井駅を通る!」と思っていたところ、あえなく新幹線の小山駅での送迎に。主催担当者としては、できるだけ早く講師を確保したいもの。なかには超方向音痴の講師もいて、すぐそこまで来ていたのに、そこから逆方向に乗ってしまう人もいるくらいなので、気持ちはわかります。というわけで、あんまりワガママも言えず、小金井駅は帰りにちょっと寄ってもらう程度にしました。

会場は下野市役所の3階。これがまためちゃキレイな市役所庁舎。会場はやや縦長の会場。でも、そこには前と中程にスクリーンが。エレコムのディスプレイ分配機で二箇所に映像が出力されていました。後ろスクリーンのプロジェクターがこれまた超単焦点プロジェクターで、なんだか力の入り具合が伝わってきました。会場の形状も機材や工夫でなんとかなるものですね。

セッティングを終え、講師控え室で楽屋弁当を食べて待っていると、壁一枚向こうから子どもの泣き声。どうやら、講演に参加する人の子どもを預かる託児室になっているらしい。結局、本番前に気になって託児室を覗きにいきました。預けているお母さんも、なんかちょっと「今、会場へ行っていいのかな?」と不安そう。保育園なんかで預け慣れていたら、不安も少ないと思うけど、もしも初めてなら気になるでしょうね。僕にもあんな時期があったなぁと思い出しました。

参加者は、託児を利用した人など、一般の人が3分の1、市役所関係の人が3分の1、事業所関係の人が3分の1だったそうです。平日午後の講演会なので、主婦(主夫)層が多いかな?と思っていたら、男性もかなりいたので、こりゃ研修も兼ねているなと思い、内容も少し変更。スライドを使う講演だけど、文字はかなり少ないので、喋る内容を柔軟に変更できるところが便利。

講演の後、いつものように出口でお見送りをしていると、やっぱりありました個別質問。今回は講演後の質疑応答の時間がなかったので、個別でも質問に答えられてよかったです。トイレ掃除に関する質問、家計に関する質問、子どもの頃から家事していたのか?という質問を受けました。

隣の小山市からも職員さんがたくさん参加していて、相互に研修を行き来しているようです。なんだか、ものすごく楽しんでもらえたようで、職員の皆さんと記念撮影。その後、一番前の席で聞いてくれていたママ2人と立ち話。夫の家事・子育てについてや、「これからどうなるの?」など、「託児へ迎えに行かなくてエエの?」と言わないと延々と続きそうなくらい、話に花が咲きました。

朝は寒かったけど、関ヶ原当たりからズッと天気もよくて、スッキリ晴れた下野市での講演でした。たくさんの人に、楽しみながら聞いてもらえたようで、ホッと一安心。


NHK宇都宮放送局小山支社の取材がありました。数日間限定だと思いますが、ネット上にニュース映像もアップされています(記事はこちら)。


 

長野県伊那市で講演しました

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長野県伊那市で<第20回男女共同参画社会をめざす 伊那市民のつどい」で「今日からできる とも(共・友)家事のコツ」を講演しました。

長野県での講演は6回目。残念ながら、ほとんど曇りもしくは雨。今回も、出発時の京都は雨。それが名古屋駅到着の頃にはすっかり青空。途中の木曽福島駅でお迎えの車に乗るまでは、ほぼ快晴。特急しなのの車窓も楽しめました。そして車で権兵衛峠を越えて青空の伊那市へ。天気の変わりやすい秋で、貴重な晴れ間の伊那市での講演。
 
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僕の出番は、カジダン、イクメン、イクジイフォトコンテストの表彰式の後。表彰式には若い人達もたくさん参加。「こりゃ講演もかなり年齢層若め?」と思っていたら、表彰式が終わると、その席はゴソッと空席に。ちょっと残念。でも一組の夫婦が交替交代で子どもの面倒をみながら講演に参加してくれたのは、うれしかったです。彼らに僕から最優秀賞をプレゼントしたかったです。

すぐに帰ってしまう小さな子がいるカップルのことも理解できます。「ちょっとくらい騒いでもイイよ」「子どもはそういうモノ」という空気はあまり感じられません。少子化の影響か、子どもがいることに慣れていない社会。子どもが泣くと「うるせぇなぁ、親はなにしてるんだ?」という空気感。それでは、サッサと帰った方がいいだろうな…と思ってしまいます。まさに少子化の悪循環。

講演は、かなり熟れてきた内容で、もはや残り時間表示をほとんど見なくてもピッタリに終われるくらい順調。質疑応答では、より実践的な「どうやったら共家事がスムーズに誘導できるか?」という質問も。なかなか全員にいえる法則的な誘導方法はなく、まずはその人の観察から入り、どういう誘導が使えるか?を見極めることが大事という、なんともボンヤリとした返答しかできませんでした。こればっかりは、実際に会って双方の話を聞いて、これまでの家事シェアの経緯などを踏まえてでないと、「この方法がいい」は出ません。

家庭の数だけ家事のやり方があるように、家事シェアのやり方も家庭の数だけあります

から。
当然ですが、「今、自分がやってるとおりの家事」は他人には、良くも悪くも不可能ということだけは言えます。

控え室でもしばらく家事談義。担当課長さんからは、

「講演の終盤で『ありがとう』という言葉の話がありましたが、あれって使いすぎると軽くなりませんか?もっとより『ありがとう』を表すにはどう言えばイイでしょうね?」

と質問がありました。ヒントとして「○○してくれて、ありがとう」と具体的なありがたいと思う対象を言うと、より伝わることを答えました。「片付けてくれてありがとう」「洗ってくれてありがとう」などです。

講演会場を後にする頃には、パラパラと雨。参加者の中には、「せっかく外に干してきた洗濯物が…」という人もいたかもしれません。会場を出る時に「あ~あ」と思った人は「自事」意識のある人。それは素晴らしいコトです。共家事の大事な要素。それは家事意識ではなく、自事意識。自分の事は自分でする!です。

 

東京新聞連載 128回 ていねいと楽

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「ていねいと楽」「価値観の尊重が大事」というタイトル。今回は、この数文字だけでも通じる内容です。タイトルは、毎回、編集担当さんが付けてくれます。

家事に限らず、「そろってないと気が済まない」「順番に並んでないと落ち着かない」などなど、そういうコトが多ければ多いほど、背負い込むモノは大きくなります。気が済まなかったり、落ち着かないことを無理にガマンせよ!とは言えませんが、アレもコレも気が済まないようでは、周囲の理解も得られません。他人には、なかなかその落ち着かない気持ちは伝わりません。

家事で、そういう自分だけのコダワリを貫き通したかったら、それはもう一人暮らししかありません。それはそれでイイのです。やりたい放題できるのが、一人暮らしのいいところ。それでいながら「寂しい」「私ばっかり家事」は都合が良すぎです。好き勝手は孤独と表裏一体。

…とはいえ、分かっちゃいるけど、ついコダワッてしまうのです。「これじゃ、誰の手助けも得られなくて当然」と、自分でも矛盾を理解しながらも、ついコダワッてしまうのです。家事の現場は、そんなマヌケな自分との対峙でもあります。家事シェアへの道は、そう単純ではないのです。ただ、「マヌケだと自分でもわかってるんだけどね」とひと言伝えるだけで、ちょっとは道が開けるのも、家事シェア。

意固地にならず、「ていねいは自分の趣味!」くらいに考えるとイイと思います。


ちなみに一段目の、妻の「ちょっとくらいズレててもイイじゃないの」の後ろには、たまに「あけみちゃん」がくっ付き、僕の答えは「ダメよ~ダメダメ」ですが、あまりにも懐かしいネタなのと、コテコテなのでカットしました。

 

日経プラス1(2018年10月13日付)

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2018年10月13日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。

今回は、文章だけでなく、写真でも登場。高圧洗浄機で、排水マスを掃除しているところ。「へっぴり腰やなぁ」と妻からのツッコミ。この写真。三脚を立てて一眼レフをセット。ファインダーではなく、液晶画面でチェックしながら撮るモードにすると、リモコンでシャッターを切っても、ピント合わせでタイムラグが数秒生じるという、ちょっと前のモデルならではの特性を活かした撮影。右手の中にはシャッターのリモコンが隠れているのです。

S字管の写真は、友人の手が出演。期せずして手タレデビューさせてしまいました。S字管の中から歯ブラシが出てきた写真なのに、それが今ひとつ伝わらない写真になったのを後悔。お風呂場の写真もその人のお宅のお風呂。ウチの風呂はグレー系なので、写真に撮るとなんだかよくわからない物体に写るんです。

煙突ブラシは、別の友人に協力してもらって、汚れがゴボッと出てくるところまで撮影したのに、あまりのリアルさに不採用に?

今回は、友人宅2軒に協力してもらいました。「掃除のイイ機会になったわぁ」と言ってもらえてホッとしてます。

 

連合和歌山でセミナーしました

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連合和歌山青年委員会で時短家事セミナーの講師をしました。連合和歌山で呼ばれたのは、今年6月2日(この時)以来。

前回はワーク・ライフ・バランスの概論みたいな内容だったのに対して、今回は具体的な家事実践セミナー。二部構成になっていて、前半は講義形式、後半は調理実習。

時短家事というテーマに対して、かなり悩んだ今回のセミナー。家事ゼロ生活は、どこまで可能か?家事を減らす際に、躊躇したり歯止めになったりするモノはなにか?一人暮らしなら最小限の家事でいけるのに、共同生活になると少しずつ増えていくのはなぜか?子どもができた時の爆発的な家事増加をどうとらえるか?いろいろ考えたり、調べたりしたうえで、「聞きたいことに答えるのがベスト」ということで、今回もJAM大阪でやった(この時)のと同じく、リクエスト番組方式を採用。

興味深かったのは、若者の家事負担は洗濯関連に集まっていたこと。食事は外食や中食ですむし、気が向けば自分で料理をするという感じで、自分のペースでできる。掃除はとりあえずやらなくても暮らせる。洗濯だけは、溜めると着る物がなくなるからやるという迫られる家事。確かに、僕も一人暮らしをしている時は、そんな感じだったと思い出しました。

洗濯しているとだんだん黄ばんでくる、色あせてくるのはどうしたら防げますか?アイロンが面倒だ。タオルを洗うとゴワゴワになるのはなぜ?部屋干しの臭い対策など、いろいろ具体的な内容が出てきました。いろいろ解説していると、アッという間に時間が過ぎる。一部の初っ端に、まず米を洗って炊飯器をセットするところから入った今回のセミナー。ちょうど一部が終わる頃に炊き上がりの合図。それをもって一部が終了。「複数の料理を作る時の効率up方法が知りたい」というリクエストには、実践をもって対応できました。

二部は料理実習。メニューは親子丼、小松菜のおひたし、わかめと揚げの味噌汁の三種類。時短セミナーなので、鶏肉はそぎ切り、調味料の配合はダシつゆを使ったり、だし入り味噌を使ったり。

青年部のセミナーなので、若い人達が中心だけど、家事は慣れている人がいる反面、ほぼ初めてのような人も。そして、お手本のような味噌汁が登場!それが一番上のわかめだらけ味噌汁。乾燥わかめが水分を吸ってどのくらいどのくらい膨張するか?は、経験のなせるわざ。「食べる味噌汁」と命名。そして、この班の料理が講師の僕の食べる料理になっていたのを、命名時に知ったのでした。

ほぼ初対面の人達で構成された実習班は、最初の炊飯器セットの時は、本当にぎこちなかったですが、料理を食べ終わる頃には、和気あいあいな空気に。一緒に作って一緒に食べるというのは、なかなか無い経験かもしれません。そういえば、参加者の中には、別の集まりでカレーを作る会があり、そこで一緒に作った男性と結婚したという人もいました。

参加者には、事前に保存容器を持ってくるようにと指示があったようで、皆さん、食べきれなかった分は持ち帰っていました。だいたい、こういう教室の料理は多すぎるんです。足りないよりは多すぎるくらいの方が良いという、昭和的発想です。今回の参加者はほぼ平成生まれだったので、こういう設定も考え直すべきですね…と昭和人として反省。

セミナーの後は、主催幹事の皆さんと喫茶店へ。女性は1名でのこり6名は男性ばかりだったけど、後から後から家事についての話がでてきて、セミナー自体の「やらされ感」よりも、自分たちが「聞きたかった感」が伝わってきました。

和歌山への出張は、最近、晴れすぎるくらい晴れです。今回もイイ天気でした。

 

東京新聞連載 127回 炊き出し

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今年は、本当に地震、台風や大雨による災害のニュースをよく聞きます。できれば、災害による炊き出しなど、一生経験しない方がイイのですが、災害時の限らず、例えばBBQパーティーなど、数人が集まって料理する可能性も、無いことは無い。

ぶっちゃけて言えば、切り方なんて、どうでもイイんです。ただし、自分だけで食べるならという条件付き。

同じ材料は、同じくらいの大きさにした方が、火の通りがそろって料理しやすいし、そろっている方が食べやすい。例えば、ジャガイモは火が通り過ぎてグタグタなのに、ニンジンはまだカッチカチという状況を避けるためだ。ジャガイモとニンジンを似る場合、火の通り方はイモとニンジンそれぞれ違うし、それぞれの品種によっても違う。だいたい同じくらいの火の通り具合になるだろうと予測したうえでのサイズ決めにした方がいい。

このさじ加減は、勘による部分もある。皮を剥いたり、一口大に切っている最中に、「このイモは、スカスカしてる」と感じたり、「ネットリした感じ」と気付いたり。それに合わせて、大きさを変えたり。「男爵イモだからこの大きさ」「キタアカリだから2センチ角で」と公式化しにくい部分。それが料理の難しさでもあり、楽しさでもある。

難しいコトばかり言ってても、炊き出しは始まらない。多少のことはおおめに見ようではないか。僕もとぼけた家事をやってる可能性はある。仮に、肉じゃがのニンジンがささがきでも、食べられないことはない。そして、お父ちゃんがささがきにしてしまうのには、その家ならではの、ノッピキならない事情があるのかもしれない!というのを記事にしました。

そういえば、マズそうな煮物ということで思い出したのが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の「二つの塔(スペシャル・エクステンデッド・エディションSEE版)」に出てくるエオウィンのスープ。

ギムリに「どうぞ」と言うと、食いしん坊のはずのドワーフなのに、「いや、けっこう」と断る。アラゴルンは断れずに一口飲む。「・・・・うっ・・・・う、ま、い」と言うのが精一杯。腹ペコの旅の一行のはずなのに、そのスープを捨てようとまでする。それほどまでに不味かったのか!エオウィンのスープは「ジャイアンシチュー」だったのか?!

ふと、炊き出しのスープで思い出したシーンでした。

 

長崎県佐世保市で講演しました

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長崎県佐世保市の「平成30年度男女共同参画都市させぼ宣言17周年記念講演会」で「心地いい家族のカタチ~きっと毎日が楽しくなる~」を講演しました。

佐世保市は2016年2月に新上五島町で講演した時(この時)の行き帰り、フェリーとJRの待ち合わせで降り立って以来の訪問。あの時も、天候が非常に悪く、予約していた高速艇が欠航になり、フェリーで島に渡ることになったのでした。

今回も、台風24号が接近してくるなか、台風に向かって出発することに。さいわい行きのJALも帰りのANAも定刻出発&定刻到着で、まったく問題なし。帰りは少し揺れはしたモノの、たいした揺れではなく行って帰ってくることができました。

長崎空港の到着ロビーでお迎えに来て下さった田中さんも、僕の顔を見付けてホッと安堵の顔。そこから車で佐世保市へ移動。移動中もいろいろ講演への期待を伺いました。急激な気圧低下のせいか、空港までのバスでも機内でも珍しくウトウトしていた僕ですが、車内でパッチリ目が覚めたのでした。

台風接近前とは言え、雨も小降りだったせいか、イイ入り具合の会場。開演前に会場の講師席に座ると、すぐ後ろの熟女の三人組が「ポスターよりも若いわね」など話し掛けてくれ、待ち時間もリラックスムード。

終始和やかな雰囲気の中、講演は無事終了。僕の登場までの市長さん(副市長さんが代読)挨拶や宣言文朗読が、予定よりも早く終わったのを忘れていて、講演時間キッチリ終わってしまったと思ったら、少し早めに終了。急遽、質疑応答(Q&A)の時間に。

いろいろ質問を頂いた中、「妻の子育てストレスが理解できない夫に、それをどう伝えたら?」という質問がありました。とっさに「助けて!きわめびと」に出演した時のエピソードを一例としてお話ししたのですが、答えとしては「もうチョイ」だったと思います。一番大切なのは、夫のタイプを見極めること。「きわめびと」の時は、夫とも面接して話を聞いて、家事や子育てに目が向いていないわけではなく、ただ体力的時間的にシンドイのと、夫婦すれ違いがお互い不本意ながら多くなってしまったという話を受けてのことでした。

実際には、家事や子育てに対して、当事者意識が欠如した人も大勢います。そんな人に、どう対処していいのか?はもう少し根本からの対策が必要。別の質問で、「洗濯物に白い粉が付着するんですけど…」という家事悩み相談に、あれこれ尋ねながらも解決決定打がなかったので、「ん~これは実際に現物を見てみないと!」と応えたのですが、この子育ての悩ましい問題も、「実際のカップルと接してみないと、対応策は見出せない」と応える方がよかったと思います。

質疑応答は、その場のアドリブ力が要求されるので、時として思いがけずにズバッとハマル答えが出る時もあれば、思ったような答えが返せない時もあります。一番大事なのは、よく聞くということだというのは、なんに間しても同じだと思います。

講演後もバタバタと空港まで。とにかく翌日(30日)の飛行機は欠航が決定。乗り遅れると、帰れない。帰れないイコール台風で身動き取れないということです。帰りの車内でも、田中さんから今日の講演の感想などを伺いながら、アッという間の空港到着。慌ただしくも、なんとか台風の影響を受けずに行って講演して帰ることができました。


 

東京新聞連載 126回 絹のハタキ

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「連載124回草ぼうき」が掲載されたのが、8月11日。それから5日後の16日。東京新聞編集部を経由して、千葉県の読者から絹の反物が届きました。着物を解いた時の裏地だそうです。絹の生地は、少し重みもあり、シットリした肌触りが独特。

まずは、残った糸を抜く作業から。とくに「重ねつぎ」をしていたところが残っていました。なにしろ、送り主の方は90代のご高齢とのこと。細かい作業に目もお疲れではなかったかと思います。無理に引っ張った跡もなく、丁寧に解かれた様子が垣間見えました。
 
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で、ハタキのはたく部分は送って頂いた絹の生地でなんとかなるのですが、問題は柄の材料。別宅の古民家の母屋の納屋へ行けばなんとかなるかと思ったら、先月のゴミの日に枯れ枝などをまとめて片付けたんでした。

そこで記事のとおり、たまたま寄った100均ショップで見付けた、ミニ熊手と虫取り網。その柄を使いました。
 
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実は、記事には触れていませんが、滑り止めにネジ釘を一本打っています。ちょっと太いくぎを使ったので、柄が割れてしまいました。滑り止めに使う程度なので、たぶん大丈夫だと思いますが、なんとも初歩的なミスでお恥ずかしい。という事情もあって、ここはカットしました。
 
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長短2本のハタキ。別宅で活躍中です。なんせ古い古民家です。天井の隅にも長年のホコリがあります。蜘蛛の巣も張ります。ハタキでパタパタ。その後、ほうきでサッサ。

「上から下」は掃除の基本。