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カテゴリ:中日・東京新聞連載 の記事一覧

東京新聞連載 132回 裁縫男子


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「○○男子」「☆☆女子」という表現の是非はひとまず置いておいて…。ええ、自分でも「裁縫男子」と書きながら、とりあえず「『男子』という年齢じゃないだろ!」とツッコミいれました。リアルなところ、「裁縫オヤジ」「裁縫ジジイ」な感じでしょうか?

僕の場合、一人暮らしが長かく誰かに頼めなかったのと、ボタンがほつれてきたから捨てて次を買うという発想がなかったのもあって、緩んだボタンは自分で縫って修理するように。もともと裁縫はそれほど苦にならないタイプ。紙工作やプラモデルが得意だったので、それと似たようなチマチマした作業の裁縫は、「きっと上手く出来るだろう」という、根拠のない自信に支えられているのかもしれない。

記事では「手芸用品店」となっていますが、もとの原稿は「ユザワヤ」となっています。あの店、本当にいろんな物がありますね。東急ハンズやロフトにもあるのかもしれませんが、今回はユザワヤ直行となりました。

今回のイラストは、僕の大阪マラソン2018で走った格好そのまんまです。今回は、エイドで提供される物を全種類食べることと、仮装ランナー&仮装応援の人を撮ることをメインに走ったので、タイムは4時間半とチョイでのエンジョイ完走となりました。

 

東京新聞連載 131回 家電デコ

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130回家電の買い替え」から続くような、でも、これまでの流れから考えると、かなり異色の「家電デコ」が今回の話題。

ひとえに、講師中まであり、Facebook友達である、Yさんのおかげです。Facebookの投稿を見て「うわっ!そんなステッカー出てるんや!」と驚き、Amazonでも確認。その流れで、東急ハンズ、ロフト、100均各店舗へ取材。けっこういろんな種類が出てるんですね。

正直いって、愛想のない家電が多いです。かといって、デコろうと思ったことなどなかったのですが、いやいや考えようによっては、男も楽しめるデコ!あると思います。

例えば、スターウォーズのステッカー、スタートレックにマーベリック。スポーツチームのステッカーもありだと思うし、音楽系もあり。パンクロック的な荒れたのから、欧州の古城、ビーチ、クリスチャン・ラッセン系のポスターなど、キャラクターものは今でもたくさん出回ってます。ありとあらゆるものをステッカー化して、あののっぺらぼう的な家電に貼れば楽しいかも。

家電各社は、おそらく各自で楽しめるように、敢えて白で残してくれていたのかもしれない(ホンマか?)。

 

東京新聞連載 130回 家電の買い替え

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とくにボーナスシーズンを狙ったわけでもないですが、たまたま我が家の冷蔵庫の不調がきて、そろそろ買い換えか?というタイミングだったので記事にしました。

イラストのホンマさん宅の冷蔵庫も、不調ゆえに最近買い替えたばかり。記事担当記者さん宅の冷蔵庫など、買って5年後のある日、突然、ドリフターズのコントのように落下したとのこと。

記事の中に出てきた、神原サリーさんの『サリー流「効率家事」』によると、掃除機の耐用年数は6年、冷蔵庫、洗濯機、エアコンは8~10年だそうです。いつ壊れても不思議ではない、我が家の家電群。

しかも、周囲の話によると、壊れる時は続くらしい。この冬くらい危ないかもしれない。そろそろ心づもりをしておかないと。

 

東京新聞連載 129回 洗濯って

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もしかすると、洗濯が家事の中で一番、機械化や外部化できていない領域かもしれません。記事に出てきた若者も、家事の当面の課題は洗濯になっていました。

機械化されているのは、せいぜい洗う部分と乾かす部分。そこから取り出して、どこかに置き、できればたたんで収納して…という部分は、まだまだ機械化できていません。洗うと乾かすの一連自動化も、まだ普及率はそれほど高くありません。

クリーニング・サービスも店舗という制約があり、帰宅時間に開店してなくて受け取れないということは多々。仕事が休みの日は、クリーニング店も休みということもあるとか。

にも関わらず、外から見える家事なのが洗濯。なかなか楽させてもらえません。

今回の記事は、話題だけ振って、何の解決策も提案していません。ここで、少し書かせてもらいます。

つまり、僕が言いたいのは、みんな困ってるんだから、チョットくらい汚れが落ちてなかったり、シワが入っていてもアレコレ詮索せず、広い心で接して欲しいということです。「形状記憶シャツなのに、やっぱりピンとしないので、毎日アイロンしている」というのは、もうやめにしませんか?むしろ、シャツはピンとしてるのに、中身が使い物にならない人の方が、働き手不足の時代に突入しているのにも関わらず、深刻な問題だと思います。

 

東京新聞連載 128回 ていねいと楽

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「ていねいと楽」「価値観の尊重が大事」というタイトル。今回は、この数文字だけでも通じる内容です。タイトルは、毎回、編集担当さんが付けてくれます。

家事に限らず、「そろってないと気が済まない」「順番に並んでないと落ち着かない」などなど、そういうコトが多ければ多いほど、背負い込むモノは大きくなります。気が済まなかったり、落ち着かないことを無理にガマンせよ!とは言えませんが、アレもコレも気が済まないようでは、周囲の理解も得られません。他人には、なかなかその落ち着かない気持ちは伝わりません。

家事で、そういう自分だけのコダワリを貫き通したかったら、それはもう一人暮らししかありません。それはそれでイイのです。やりたい放題できるのが、一人暮らしのいいところ。それでいながら「寂しい」「私ばっかり家事」は都合が良すぎです。好き勝手は孤独と表裏一体。

…とはいえ、分かっちゃいるけど、ついコダワッてしまうのです。「これじゃ、誰の手助けも得られなくて当然」と、自分でも矛盾を理解しながらも、ついコダワッてしまうのです。家事の現場は、そんなマヌケな自分との対峙でもあります。家事シェアへの道は、そう単純ではないのです。ただ、「マヌケだと自分でもわかってるんだけどね」とひと言伝えるだけで、ちょっとは道が開けるのも、家事シェア。

意固地にならず、「ていねいは自分の趣味!」くらいに考えるとイイと思います。


ちなみに一段目の、妻の「ちょっとくらいズレててもイイじゃないの」の後ろには、たまに「あけみちゃん」がくっ付き、僕の答えは「ダメよ~ダメダメ」ですが、あまりにも懐かしいネタなのと、コテコテなのでカットしました。

 

東京新聞連載 126回 絹のハタキ

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「連載124回草ぼうき」が掲載されたのが、8月11日。それから5日後の16日。東京新聞編集部を経由して、千葉県の読者から絹の反物が届きました。着物を解いた時の裏地だそうです。絹の生地は、少し重みもあり、シットリした肌触りが独特。

まずは、残った糸を抜く作業から。とくに「重ねつぎ」をしていたところが残っていました。なにしろ、送り主の方は90代のご高齢とのこと。細かい作業に目もお疲れではなかったかと思います。無理に引っ張った跡もなく、丁寧に解かれた様子が垣間見えました。
 
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で、ハタキのはたく部分は送って頂いた絹の生地でなんとかなるのですが、問題は柄の材料。別宅の古民家の母屋の納屋へ行けばなんとかなるかと思ったら、先月のゴミの日に枯れ枝などをまとめて片付けたんでした。

そこで記事のとおり、たまたま寄った100均ショップで見付けた、ミニ熊手と虫取り網。その柄を使いました。
 
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実は、記事には触れていませんが、滑り止めにネジ釘を一本打っています。ちょっと太いくぎを使ったので、柄が割れてしまいました。滑り止めに使う程度なので、たぶん大丈夫だと思いますが、なんとも初歩的なミスでお恥ずかしい。という事情もあって、ここはカットしました。
 
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長短2本のハタキ。別宅で活躍中です。なんせ古い古民家です。天井の隅にも長年のホコリがあります。蜘蛛の巣も張ります。ハタキでパタパタ。その後、ほうきでサッサ。

「上から下」は掃除の基本。
 

東京新聞連載 125回 洗濯ネット

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洗濯ネットに関する記事。実は洗濯機との兼ね合いがいろいろ。ドラム式の洗濯機を使っている場合、洗濯ネットを使わなくても衣類が絡みにくく傷みにくいという話もあります(僕が実験したわけではないので、あくまでも「原理的には」「理屈のうえでは」という話)。

ただ、ドラム式の洗濯機の普及率が、未だにそれほど高くなく、データによるバラツキをみても10~15%程度。大半は縦型洗濯機を使っているようです。

というわけで、今回の記事は、あえて洗濯機の種類による、衣類保護という面での洗濯ネットの有効性には触れず、「まとめて干せる」という視点に限って洗濯ネットの効用について触れました。

この記事をきっかけに日本の洗濯機の普及具合について調べました。まだまだ二槽式が熱烈に支持されていたりと、「家事は保守傾向」というのを認識しました。

 

東京新聞連載 124回 草ぼうき

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今回は、古民家ネタ。ズッとズッと以前に、掃除ロボットのことを(それもルンバのようなチャンとしたロボットではなく、オモチャのような掃除機だったけど)記事で紹介したことがあったのです。

安かったので雑誌やテレビ媒体で紹介しやすかったのもあって、あっちこっちで使っていたら、この記事のとおり、チョット年配の人かな?という方から葉書が届き、「興味深く拝見…ところで、家具や壁を傷めませんか?」と書かれていました。

ペラッペラのフレームだし、確かに家具や壁に当たった時に、傷ゼロってことはないと思うけど、それほど気にすることかな?と思いながら、「傷ゼロってことはないと思いますが、目立つ傷は付かないと思います」と返事しました。

いったい傷とはどういうことなんかな?と思って、あれから8年くらい。あぁ、こういうコトだったのね?「草のほうきを使っていれば、そりゃ傷も気になるな」と実感しました。

物心ついた時には掃除機がある世代だったので、壁にコツン、家具にコツンが当たり前。ところが、その前はハタキとホウキの時代。襖や障子の時代。障子にコツンでは、破れてしまいますね。

この記事が掲載された一週間後、東京新聞から荷物が届きました。記事を読んだ方から、絹の端布が送られたのが転送されてきたのです。記事の最後に、絹のハタキがよいのだけど、めったに売ってない「いっそ自作するか?」と書いたところ、材料を送って下さったのでした。さいわい古民家の庭には、ハタキの柄にできそうな枯れ枝もあります。切ってまとめたらハタキができそうです。

 

東京新聞連載 123回 夏鍋

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暑い夏にあえて鍋。もはや汗を流すために食べる感じです。以前、相撲取りが夏バテしないのは、真夏でもちゃんこで鍋を食べるからという話を読んだことがあり、それも参考になっています。

記事の後半にも書いたのですが、日持ちしない点にだけ気を付ければ、あとは冬の鍋と同じ感覚で食べられます。我が家でも夏鍋を連投しています。

#晩ご飯 #ベトナム鍋

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#晩ご飯 #トマト鍋 #今夜も鍋 #夏鍋 #野菜たっぷり

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#昼ご飯 #キムチ鍋 #夏の鍋

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今回は、白黒版の記事になってしまいザンネンですが、記事の打合せ段階では、カラー版のイラストも存在しているのです。今回は、とくに「カラー版だとイイな」と思っていたので、白黒版でチョット残念。カラーイラストはこんな感じでした。
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今回は、いつもより色数多めの掲載記事紹介になりました。
 

東京新聞連載 122回 ムダを予防

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前回の「脱衣の仕方」の続きのような、今回の「ムダを予防」。

講演でもよく取り上げている内容です。「へたに家事すると、逆に怒られるし」「家事した方がイイのはわかるけど、何からしていいのやら…」という人や、「子どものお手伝い、何から?」という人も、まずはこういった家事予防の生活習慣から始めると、取り掛かりやすいと思います。

余裕のある時なら、はじめての家事にも十分サポートできますが、たいてい「なんか手伝おうか?」と言われるのは、こちらの体調が悪かったり、忙しかったり、あわてていたり…と余裕のない時。そういう状況を見て、「なにかしないと」という気持ちはありがたいのですが、得てして思ったような結果にならないもの。かえって足手まといになったり、かえって家事が増えてしまったり。

ショボい内容ではあるけれど、キチンと脱ぐであったり、すぐに対処することは、それをやらなかった時と比べると、確実に家事を減らしてくれます。ただし、テレビなどでは、こういった地味な内容で紹介映像を作るのはとてもタイヘン。それゆえ、わかっていても紹介できない内容なのです。だから、一発大技!や裏ワザ!などの紹介に偏るのです。

本当は、こういったショボい家事の積み重ねが、楽家事への大きな進歩になります。そして、このショボい家事は、各家庭に当てはめると、その家独自の「アレやコレや」がいろいろ出てくるはずです。

とくに家事トラブルや家事問題が起こったときがチャンス。その場で、カッと怒るのではなく(気持ちはわかりますが)、「なんでこんなコトが起こったのか?」「どういうパターンの時に起こった?」と家事の過程をさかのぼって原因を探り、それが二度と起こらないように対策を考え、日々、それを実行する。

その対策も、「家族の家事意識を高める」などという大きなモノではなく、「食べ終わったら、すぐにシンクに運ぶ」「鏡に歯磨き粉が付いたら、ここにあるタオルですぐに拭く」というように、具体的な内容を決めることが大事。

この話の大前提になることとして、「これが汚れた状態」という、汚れラインの共有という重要な要素がありますが、それはまた別の機会に。