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カテゴリ:中日・東京新聞連載 の記事一覧

東京新聞連載 126回 絹のハタキ

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「連載124回草ぼうき」が掲載されたのが、8月11日。それから5日後の16日。東京新聞編集部を経由して、千葉県の読者から絹の反物が届きました。着物を解いた時の裏地だそうです。絹の生地は、少し重みもあり、シットリした肌触りが独特。

まずは、残った糸を抜く作業から。とくに「重ねつぎ」をしていたところが残っていました。なにしろ、送り主の方は90代のご高齢とのこと。細かい作業に目もお疲れではなかったかと思います。無理に引っ張った跡もなく、丁寧に解かれた様子が垣間見えました。
 
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で、ハタキのはたく部分は送って頂いた絹の生地でなんとかなるのですが、問題は柄の材料。別宅の古民家の母屋の納屋へ行けばなんとかなるかと思ったら、先月のゴミの日に枯れ枝などをまとめて片付けたんでした。

そこで記事のとおり、たまたま寄った100均ショップで見付けた、ミニ熊手と虫取り網。その柄を使いました。
 
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実は、記事には触れていませんが、滑り止めにネジ釘を一本打っています。ちょっと太いくぎを使ったので、柄が割れてしまいました。滑り止めに使う程度なので、たぶん大丈夫だと思いますが、なんとも初歩的なミスでお恥ずかしい。という事情もあって、ここはカットしました。
 
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長短2本のハタキ。別宅で活躍中です。なんせ古い古民家です。天井の隅にも長年のホコリがあります。蜘蛛の巣も張ります。ハタキでパタパタ。その後、ほうきでサッサ。

「上から下」は掃除の基本。
 

東京新聞連載 125回 洗濯ネット

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洗濯ネットに関する記事。実は洗濯機との兼ね合いがいろいろ。ドラム式の洗濯機を使っている場合、洗濯ネットを使わなくても衣類が絡みにくく傷みにくいという話もあります(僕が実験したわけではないので、あくまでも「原理的には」「理屈のうえでは」という話)。

ただ、ドラム式の洗濯機の普及率が、未だにそれほど高くなく、データによるバラツキをみても10~15%程度。大半は縦型洗濯機を使っているようです。

というわけで、今回の記事は、あえて洗濯機の種類による、衣類保護という面での洗濯ネットの有効性には触れず、「まとめて干せる」という視点に限って洗濯ネットの効用について触れました。

この記事をきっかけに日本の洗濯機の普及具合について調べました。まだまだ二槽式が熱烈に支持されていたりと、「家事は保守傾向」というのを認識しました。

 

東京新聞連載 124回 草ぼうき

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今回は、古民家ネタ。ズッとズッと以前に、掃除ロボットのことを(それもルンバのようなチャンとしたロボットではなく、オモチャのような掃除機だったけど)記事で紹介したことがあったのです。

安かったので雑誌やテレビ媒体で紹介しやすかったのもあって、あっちこっちで使っていたら、この記事のとおり、チョット年配の人かな?という方から葉書が届き、「興味深く拝見…ところで、家具や壁を傷めませんか?」と書かれていました。

ペラッペラのフレームだし、確かに家具や壁に当たった時に、傷ゼロってことはないと思うけど、それほど気にすることかな?と思いながら、「傷ゼロってことはないと思いますが、目立つ傷は付かないと思います」と返事しました。

いったい傷とはどういうことなんかな?と思って、あれから8年くらい。あぁ、こういうコトだったのね?「草のほうきを使っていれば、そりゃ傷も気になるな」と実感しました。

物心ついた時には掃除機がある世代だったので、壁にコツン、家具にコツンが当たり前。ところが、その前はハタキとホウキの時代。襖や障子の時代。障子にコツンでは、破れてしまいますね。

この記事が掲載された一週間後、東京新聞から荷物が届きました。記事を読んだ方から、絹の端布が送られたのが転送されてきたのです。記事の最後に、絹のハタキがよいのだけど、めったに売ってない「いっそ自作するか?」と書いたところ、材料を送って下さったのでした。さいわい古民家の庭には、ハタキの柄にできそうな枯れ枝もあります。切ってまとめたらハタキができそうです。

 

東京新聞連載 123回 夏鍋

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暑い夏にあえて鍋。もはや汗を流すために食べる感じです。以前、相撲取りが夏バテしないのは、真夏でもちゃんこで鍋を食べるからという話を読んだことがあり、それも参考になっています。

記事の後半にも書いたのですが、日持ちしない点にだけ気を付ければ、あとは冬の鍋と同じ感覚で食べられます。我が家でも夏鍋を連投しています。

#晩ご飯 #ベトナム鍋

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#晩ご飯 #トマト鍋 #今夜も鍋 #夏鍋 #野菜たっぷり

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#昼ご飯 #キムチ鍋 #夏の鍋

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今回は、白黒版の記事になってしまいザンネンですが、記事の打合せ段階では、カラー版のイラストも存在しているのです。今回は、とくに「カラー版だとイイな」と思っていたので、白黒版でチョット残念。カラーイラストはこんな感じでした。
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今回は、いつもより色数多めの掲載記事紹介になりました。
 

東京新聞連載 122回 ムダを予防

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前回の「脱衣の仕方」の続きのような、今回の「ムダを予防」。

講演でもよく取り上げている内容です。「へたに家事すると、逆に怒られるし」「家事した方がイイのはわかるけど、何からしていいのやら…」という人や、「子どものお手伝い、何から?」という人も、まずはこういった家事予防の生活習慣から始めると、取り掛かりやすいと思います。

余裕のある時なら、はじめての家事にも十分サポートできますが、たいてい「なんか手伝おうか?」と言われるのは、こちらの体調が悪かったり、忙しかったり、あわてていたり…と余裕のない時。そういう状況を見て、「なにかしないと」という気持ちはありがたいのですが、得てして思ったような結果にならないもの。かえって足手まといになったり、かえって家事が増えてしまったり。

ショボい内容ではあるけれど、キチンと脱ぐであったり、すぐに対処することは、それをやらなかった時と比べると、確実に家事を減らしてくれます。ただし、テレビなどでは、こういった地味な内容で紹介映像を作るのはとてもタイヘン。それゆえ、わかっていても紹介できない内容なのです。だから、一発大技!や裏ワザ!などの紹介に偏るのです。

本当は、こういったショボい家事の積み重ねが、楽家事への大きな進歩になります。そして、このショボい家事は、各家庭に当てはめると、その家独自の「アレやコレや」がいろいろ出てくるはずです。

とくに家事トラブルや家事問題が起こったときがチャンス。その場で、カッと怒るのではなく(気持ちはわかりますが)、「なんでこんなコトが起こったのか?」「どういうパターンの時に起こった?」と家事の過程をさかのぼって原因を探り、それが二度と起こらないように対策を考え、日々、それを実行する。

その対策も、「家族の家事意識を高める」などという大きなモノではなく、「食べ終わったら、すぐにシンクに運ぶ」「鏡に歯磨き粉が付いたら、ここにあるタオルですぐに拭く」というように、具体的な内容を決めることが大事。

この話の大前提になることとして、「これが汚れた状態」という、汚れラインの共有という重要な要素がありますが、それはまた別の機会に。

 

東京新聞連載 121回 脱衣の仕方

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講演では「キチンと脱ぐ」の記事です。これまで既に記事になっていたと思っていたら、実はまだだったというのが判明し、このタイミングでの掲載になりました。

折りしも今日(6月29日)関東方面では梅雨が明けたとのこと。「洗濯物が乾きにくい季節になりました」という書き出しは、先週土曜日の掲載でギリギリになりました。今週、土曜日の掲載なら、「おいおい梅雨は明けたよ」になってしまうところでした。まさか、こんなに早く開けるとは…でした。

それにしても、今回の内容。これは家事なのか?という疑問もあります。言ってみれば「しつけ」の範疇。往々にして、シツケやマナーは、家事予防の要素の側面があります。片付ける人へのマナーであったり、次に使う人へのマナーであったりします。

ネット上で、「こんなコトやって当たり前!」「楽家事でもなんでもない!」「これでスーパー主夫?」という批判を目にすることがあります。批判ごもっともですが、とにかく毎日毎日、この「当たり前」を続けてもらうだけです。批判はするけど、脱ぐ時に一日十秒気を付けるだけのことが続けられない、たまに忘れる時がある…ましてや、できていないというのでは情けない。

家事の大技など、テレビ映えするようなものよりも、こういった地味な家事予防を一日数秒、数分実践し続けるだけで、家事はグンと楽にできます。この家事予防は、次回にも続きます。「キチンと脱ぐ」以外の家事予防の紹介と、なんで、こんな簡単なことをできない、続かない、やらない人がいるのか?について触れます。
 

東京新聞連載 120回 衣類処分

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洗濯領域の話を久しくしてなかったな…と気付き、梅雨時の洗濯物干しやアイロンなど、いろいろ書いてきたけど、そういえば衣類の在庫整理&処分について書いてなかったのを思いだし、今回の内容に。

この「一軍」「二軍」制の話は、「プロ主夫山田亮の手抜き家事のススメ」の中でも触れた内容です。もう11年も前の出版物ですけど(とっくに在庫なし)。

原稿は高校2年の娘と妻の両方、もしくは片方のチェックを受け、それを新聞社に送っています。今回は、娘と妻の両方のチェックを請けたのですが、「日頃の言いたいことを記事にしたね?」とツッコミが。まったくもって、その通りです。

 

東京新聞連載 119回 古民家活用

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来月6月からの利用にあわせて、部屋の掃除をしているところです。すきま風が入る家なので、掃いても掃いてもホコリが出てきます。

ですが、掃き出し窓は本当に便利。玄関と裏の勝手口も掃き出せるので、縁側だけでなく、そちらからも掃き出せます。2階にも掃き出し窓があって、そちらは後から付けられたベランダと直結。

こうなると、不要なのがちりとり。日本は、もともと屋内用のちりとりは不要な建築様式だったのですね。

89年前の1929年(昭和4年)の記録にこの家屋が登場するらしいので、その数年前に建ったようです。だいぶんあちこち傷んだり歪んだりしている家ですが、昔の暮らし(とくに家事)を体感するには格好の場です。

例えば、記事でも触れましたが、焼き料理は煙換気の都合上、裏庭ですることになります。では雨が降ったらどうなるのか?きっとその場合は焼き物はキャンセルだったことでしょう。家の様式によっては、調理時間帯の天候がメニューを左右していたかもしれません。体験してみて分かることはまだありそうです。

しばらくは、「(昭和の)三種の神器」登場前後の家事を、実際に体験しながら探求するつもりです。
 

東京新聞連載 118回 炒め野菜セット

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このネタは、とっくに使っていると勘違いしていた内容。登場する単身赴任中の知人は、元お隣さんの友人の話。やっと連載記事に使うことができました。

売られている商品の名前には、調理法や利用法を指定しているかのような物がたくさんあります。この「炒め野菜セット」もそうですし「魚焼きグリル」もそうですし。買う側も、「そういうもの」として買うとは思います。が、必ずそうしないといけないもの」でもありません。商品名はあくまでも一般的オススメ法です。

炒め野菜セットを蒸しても、ダメなわけではありません。生のまま食べようと勝手です(お腹こわしそうだけど)。魚を魚焼きグリルじゃなくて、フライパンで焼いても全然問題ありません。むしろ片付けが簡単です(この記事)。商品の名前は、参考程度にする程度でイイと思います。その通りにしないと減点されるわけでもないし、誰かに叱られるわけでもありません。頭を柔軟に、自分に都合のいいようにアレンジすればいいのです。

「素材×調理法×味付け」というメニューの組み立ての話は、連載開始直後の第3回目(この記事)に登場しています。2011年11月ですから、今から6年半前の記事ですね。ずいぶん長く連載しているんだなぁと思いました。

 

東京新聞連載 117回 家事方法の違い

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いろんなコミュニケーションがあると思います。

なんでも言い合える関係があれば、かなり激しい言葉で言っても、なんら問題はないはず。

つまり、家事の違いを指摘する以前に、どういう関係であるか?で決まってしまいます。
「こう言えばイイ」という評論の多くは、そういった関係を抜きにした一般論です。
この記事も、一般論の一つでしかありません。
 
そんな一般論の中でも、
「そうきましたか」
は、わりと使える返答だと思います。

「ごめん、言ってなかったっけ」
は、イントネーション次第ではイヤミに聞こえます。

そのイヤミ臭を避けるのが、
「あ!」を文頭にひと言つけるワザ。
「あ!ごめん、言ってなかったっけ」
とすると、イヤミなイントネーションをわざと付けても、ソフトに変換できます。

文頭の「あ!」は「ありがとう」もポジティブに変換してくれます。

「あ!ありがとう」

普段、「ありがとう」を言い慣れていない人も、言い出しやすくしてくれるのが、「あ!」です。