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カテゴリ:中日・東京新聞連載 の記事一覧

東京新聞連載 135回 水仕事


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記事の最後に登場する「市販のクリーム」。記事では商品名を控えた表現になりましたが、「ヒビケア」です。

PTA役員時代のママ友達とのメッセージグループで、「指が裂けた」と書いたら、「ソレならコレ!」「使ったらヨカッタよぉ」とススメてもらった「ヒビケア」。

その日、たまたま目にとまった週刊朝日の記事、山田美保子さんの連載「楽屋の流行りモノ」「意外! テレビの現場で重宝する『手荒れケア軟膏』って?」でも紹介されていた「ヒビケア」。

こりゃ買いに行かねば!と近所のドラッグストアで買って使ってみたら、なかなかイイ感じ。ステロイド系の塗り薬は、すぐに効くんだけど、その後がカッチカチに。カッチカチだと柔軟性がなくなり、そしてある時パックリ★痛い。塗った感じもベタベタしなくて、その後の作業に入りやすい。

家事はイコール水仕事。冬の手荒れを防ぐには、お湯ではなく水で作業するしかないのか?です。極薄で、装着しやすく、外しやすい手袋が登場しないかな?と思います。
 
 

東京新聞連載 134回 共働きの事情

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今回は、ウチに来た客人(元教え子)の愚痴をもとに記事を書きました。

結婚前の「結婚すれば、僕も(家事)やるよ」という口約束ほど、アテにならないモノはありません。むしろ「どうしても家事は苦手やねん」という断りの方が、期待させない分、いくらかマシかもしれません。とはいえ、子どもが生まれると、「苦手」ですら言い訳になりません。子どもをみながらの家事は専業主婦(主夫)であってもシンドイ。

せめて、家事を増やさない相棒であれば良いのですが、「帰ってきたらご飯ができていて当然」「洗濯物はたたんでくれて当たり前」という感覚は、いつしか、散らかしっぱなしや脱ぎっぱなしをやらかします。人間とは甘えられるとわかれば、とことん堕落するモノです。

共働き夫婦の家事問題については、僕もいろいろ思うところがあります。今回のケースもそうですが、「自分でするまで放って置いたら?」と言うと、「あそこの嫁は…と言われやしないかと気になる」のだそうな。

結局、誰かがやるから、それに夫が甘えるわけです。甘やかせておいて、「ウチの夫は家事やらない」と批判するのは、少し次ごうが良すぎる気がします。とはいえ、今やらねばならない家事があることと、一人前に家事ができるまでには時間がかかるという面罵あるのも理解できますが。「男性が家事をやらない」を批判するのはイイのですが、やらずに今日まで生きてこられたのは、誰かがやってしまってるからではないでしょうか?本気でやらせる覚悟が足りないのでは?と思います。

最近よく聞くのは、夫も「家事をやらねば」と思っているのに、夫の母がそれをやらせないという話。もうじき平成も終わるというのに、未だに昭和時代の価値観でこの先もいけると思っている世代の人達。

 

東京新聞連載 134回 来客時の掃除

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来客時の掃除。呼ばれた家が、あまりにもガッチリ完璧だと、自分は汚すだけの存在になるし、なんだか気を遣ってしまいます。かといって、お呼ばれしたのに散らかりすぎている家だと、「来てもよかったのかな?」と思ってしまいます。その中間として、「適度なテキトー」という、なんじゃそりゃな表現ですが、この案配こそが、家事を難しくしている要素かもしれません。

「適度」も「テキトー」も人によってその加減は様々。自分の適度感をテキトーに決めて、「よし、今回はこのへんで!」と割り切る心構えが大切だと思います。「あぁ、あそこも忘れてる。あ、ココもだ!」と思いはじめると、もう果てしなくやることが増えてしまいます。

来客時はリビングとトイレのみ!という割り切りでもいいと思います。ココだけは!なポイントだけで十分でしょう。
家事に大切なのは、適度でテキトーなメリハリです。

 

東京新聞連載 133回 今に生きる知恵

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古民家を借り始めてから始まった、家事の温故知新シリーズの一つです。

「お婆ちゃんの知恵袋」のような家事本は今も人気で、一定数の支持があります。昔ながらの家事の知恵には、今でも通じるものがあるし、そのまま使えるものもあります。その反面、現在では通用しない家事ノウハウもあります。

今回、例として紹介した、「新聞紙で窓を拭くとピカピカになる」というノウハウは、「ピカピカになる」を期待すると、今では通用しないノウハウになります。新聞のインクに使われる成分が、昔と今とでは違っているからです。

昔は、石油化学系の溶剤が含まれたインクでした。今は植物性のインク。石油科学系の溶剤というのは、簡単に言うと洗剤に似たような成分。だから窓を拭けばキレイになったのだと考えられます。

ただし、新聞紙で窓を拭く意味は、他にもあったのです。それが、今回触れた、木枠の窓という条件です。ザブザブ水が使えない窓拭き。濡れた新聞紙で拭くのは、そういうことだったのです。

その背景や理屈を押さえたうえで、今、木枠の窓の窓拭きをするなら、何が使えるか?と考えるのが大切。新聞紙を考えると、まず新聞を購読していない人が増えている。手近なところに新聞紙がないという人も多い。それに濡れた新聞紙は、かさばるので片付けがけっこうタイヘン。もう少し薄く、軽く、廃棄しやすいものは?ホームセンターへ行くと、窓拭き用のペーパークロスなど、いろいろ売っています。それを使えばいいのです。

昔から、固絞りの雑巾がすすめられないのは、糸くずが窓にくっ付くから。繊維が千切れないのが新聞紙だったという背景もあります。

このように、なぜ窓拭きには新聞紙になったのか?その理由を探ることで、窓拭きの本質がみえてきます。その本質に沿う道具が、時には濡らした新聞紙であったり、ペーパークロスであったり、アルミサッシ時代には霧吹きとスクレイパーだったりするわけです。

「○○には★★」

を全部、一つずつ覚えようとすると、タイヘンです。しかも、覚えた頃には、(新聞のインクが変わったように)環境が変わってしまっている可能性もあります。ただし、本質は変わりません。「○○には★★」の理由や背景を探ることで、普遍的な家事ができるようになるのです。

水道の白い汚れにはクエン酸、油汚れにはセスキ炭酸ソーダや重曹というのも、アルカリ性の汚れには酸性洗剤、酸化した汚れにはアルカリ性の洗剤という、小学校の時に習ったリトマス試験紙反応の応用でしかありません。服に付いた口紅はベンジンで落とすのも、油性の汚れは油で落とすというだけのこと。化粧品という油を、クレンジングオイル(油)で落とす理屈と同じ。

一つ一つ「○○には★★」ではなく「○○系には★★類」くらいにまとめて系統だてて覚えると、少しは整理できるし、新しい事にも応用できるようになるはずです。

「チコちゃんに叱られる!」でもありますが、「なんで(○○は★★なの)?」という視点を持ち続けることが大切です。ちょっと深掘りするだけで、家事はグッと簡単に楽になります。断片的に「○○は★★」と覚えると、ただただシンドイだけです。
  

東京新聞連載 132回 裁縫男子


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「○○男子」「☆☆女子」という表現の是非はひとまず置いておいて…。ええ、自分でも「裁縫男子」と書きながら、とりあえず「『男子』という年齢じゃないだろ!」とツッコミいれました。リアルなところ、「裁縫オヤジ」「裁縫ジジイ」な感じでしょうか?

僕の場合、一人暮らしが長かく誰かに頼めなかったのと、ボタンがほつれてきたから捨てて次を買うという発想がなかったのもあって、緩んだボタンは自分で縫って修理するように。もともと裁縫はそれほど苦にならないタイプ。紙工作やプラモデルが得意だったので、それと似たようなチマチマした作業の裁縫は、「きっと上手く出来るだろう」という、根拠のない自信に支えられているのかもしれない。

記事では「手芸用品店」となっていますが、もとの原稿は「ユザワヤ」となっています。あの店、本当にいろんな物がありますね。東急ハンズやロフトにもあるのかもしれませんが、今回はユザワヤ直行となりました。

今回のイラストは、僕の大阪マラソン2018で走った格好そのまんまです。今回は、エイドで提供される物を全種類食べることと、仮装ランナー&仮装応援の人を撮ることをメインに走ったので、タイムは4時間半とチョイでのエンジョイ完走となりました。

 

東京新聞連載 131回 家電デコ

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130回家電の買い替え」から続くような、でも、これまでの流れから考えると、かなり異色の「家電デコ」が今回の話題。

ひとえに、講師中まであり、Facebook友達である、Yさんのおかげです。Facebookの投稿を見て「うわっ!そんなステッカー出てるんや!」と驚き、Amazonでも確認。その流れで、東急ハンズ、ロフト、100均各店舗へ取材。けっこういろんな種類が出てるんですね。

正直いって、愛想のない家電が多いです。かといって、デコろうと思ったことなどなかったのですが、いやいや考えようによっては、男も楽しめるデコ!あると思います。

例えば、スターウォーズのステッカー、スタートレックにマーベリック。スポーツチームのステッカーもありだと思うし、音楽系もあり。パンクロック的な荒れたのから、欧州の古城、ビーチ、クリスチャン・ラッセン系のポスターなど、キャラクターものは今でもたくさん出回ってます。ありとあらゆるものをステッカー化して、あののっぺらぼう的な家電に貼れば楽しいかも。

家電各社は、おそらく各自で楽しめるように、敢えて白で残してくれていたのかもしれない(ホンマか?)。

 

東京新聞連載 130回 家電の買い替え

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とくにボーナスシーズンを狙ったわけでもないですが、たまたま我が家の冷蔵庫の不調がきて、そろそろ買い換えか?というタイミングだったので記事にしました。

イラストのホンマさん宅の冷蔵庫も、不調ゆえに最近買い替えたばかり。記事担当記者さん宅の冷蔵庫など、買って5年後のある日、突然、ドリフターズのコントのように落下したとのこと。

記事の中に出てきた、神原サリーさんの『サリー流「効率家事」』によると、掃除機の耐用年数は6年、冷蔵庫、洗濯機、エアコンは8~10年だそうです。いつ壊れても不思議ではない、我が家の家電群。

しかも、周囲の話によると、壊れる時は続くらしい。この冬くらい危ないかもしれない。そろそろ心づもりをしておかないと。

 

東京新聞連載 129回 洗濯って

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もしかすると、洗濯が家事の中で一番、機械化や外部化できていない領域かもしれません。記事に出てきた若者も、家事の当面の課題は洗濯になっていました。

機械化されているのは、せいぜい洗う部分と乾かす部分。そこから取り出して、どこかに置き、できればたたんで収納して…という部分は、まだまだ機械化できていません。洗うと乾かすの一連自動化も、まだ普及率はそれほど高くありません。

クリーニング・サービスも店舗という制約があり、帰宅時間に開店してなくて受け取れないということは多々。仕事が休みの日は、クリーニング店も休みということもあるとか。

にも関わらず、外から見える家事なのが洗濯。なかなか楽させてもらえません。

今回の記事は、話題だけ振って、何の解決策も提案していません。ここで、少し書かせてもらいます。

つまり、僕が言いたいのは、みんな困ってるんだから、チョットくらい汚れが落ちてなかったり、シワが入っていてもアレコレ詮索せず、広い心で接して欲しいということです。「形状記憶シャツなのに、やっぱりピンとしないので、毎日アイロンしている」というのは、もうやめにしませんか?むしろ、シャツはピンとしてるのに、中身が使い物にならない人の方が、働き手不足の時代に突入しているのにも関わらず、深刻な問題だと思います。

 

東京新聞連載 128回 ていねいと楽

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「ていねいと楽」「価値観の尊重が大事」というタイトル。今回は、この数文字だけでも通じる内容です。タイトルは、毎回、編集担当さんが付けてくれます。

家事に限らず、「そろってないと気が済まない」「順番に並んでないと落ち着かない」などなど、そういうコトが多ければ多いほど、背負い込むモノは大きくなります。気が済まなかったり、落ち着かないことを無理にガマンせよ!とは言えませんが、アレもコレも気が済まないようでは、周囲の理解も得られません。他人には、なかなかその落ち着かない気持ちは伝わりません。

家事で、そういう自分だけのコダワリを貫き通したかったら、それはもう一人暮らししかありません。それはそれでイイのです。やりたい放題できるのが、一人暮らしのいいところ。それでいながら「寂しい」「私ばっかり家事」は都合が良すぎです。好き勝手は孤独と表裏一体。

…とはいえ、分かっちゃいるけど、ついコダワッてしまうのです。「これじゃ、誰の手助けも得られなくて当然」と、自分でも矛盾を理解しながらも、ついコダワッてしまうのです。家事の現場は、そんなマヌケな自分との対峙でもあります。家事シェアへの道は、そう単純ではないのです。ただ、「マヌケだと自分でもわかってるんだけどね」とひと言伝えるだけで、ちょっとは道が開けるのも、家事シェア。

意固地にならず、「ていねいは自分の趣味!」くらいに考えるとイイと思います。


ちなみに一段目の、妻の「ちょっとくらいズレててもイイじゃないの」の後ろには、たまに「あけみちゃん」がくっ付き、僕の答えは「ダメよ~ダメダメ」ですが、あまりにも懐かしいネタなのと、コテコテなのでカットしました。

 

東京新聞連載 126回 絹のハタキ

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「連載124回草ぼうき」が掲載されたのが、8月11日。それから5日後の16日。東京新聞編集部を経由して、千葉県の読者から絹の反物が届きました。着物を解いた時の裏地だそうです。絹の生地は、少し重みもあり、シットリした肌触りが独特。

まずは、残った糸を抜く作業から。とくに「重ねつぎ」をしていたところが残っていました。なにしろ、送り主の方は90代のご高齢とのこと。細かい作業に目もお疲れではなかったかと思います。無理に引っ張った跡もなく、丁寧に解かれた様子が垣間見えました。
 
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で、ハタキのはたく部分は送って頂いた絹の生地でなんとかなるのですが、問題は柄の材料。別宅の古民家の母屋の納屋へ行けばなんとかなるかと思ったら、先月のゴミの日に枯れ枝などをまとめて片付けたんでした。

そこで記事のとおり、たまたま寄った100均ショップで見付けた、ミニ熊手と虫取り網。その柄を使いました。
 
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実は、記事には触れていませんが、滑り止めにネジ釘を一本打っています。ちょっと太いくぎを使ったので、柄が割れてしまいました。滑り止めに使う程度なので、たぶん大丈夫だと思いますが、なんとも初歩的なミスでお恥ずかしい。という事情もあって、ここはカットしました。
 
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長短2本のハタキ。別宅で活躍中です。なんせ古い古民家です。天井の隅にも長年のホコリがあります。蜘蛛の巣も張ります。ハタキでパタパタ。その後、ほうきでサッサ。

「上から下」は掃除の基本。