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2006年06月 の記事一覧

再び新聞連載がスタート

京都新聞の「市民版プラス」という紙面の「くらしすこやか」にある「かしこく暮らす」というコーナーを担当することになりました。一応投稿も受け付け中なんだけど、なかなか集まらないんだそうな。で、「急遽書いてくれる人を探そう」というコトで、京都在住の僕に話が来たらしいです。

「連載はどのくらいの期間で?」
「エンドレスです」
「はぁ?」
「んだから、Give Upされるまでってコトで」

です。

さらに、

「それで、ですねぇ、突然でなんなんですが、7月あたまの週から入りたいんですよ」
「あ、そうですか…え?ってことは入稿は今週中?!」
「そういうことになりますね」

death。

という成り行きで、突然、毎週500?600字のコーナーを連載することになりました。「かしこく暮らす」というコーナー名だけど、暮らしに関することなら、なんでもエエそうです。ようは「暮らしエッセイ」。

で、今月だけはお題を頂戴しました。さすがに新聞記者、「んじゃ、暑さ対策ってコトでどでしょ?」とサッとお題提出。パッとそのお題が出るくらい、今日は蒸し暑い一日でした。

おもろいツッコミ

昨日の講演の後で、質疑応答時間が若干あった。
日頃思っていることや、僕が話した内容についてのツッコミなどがあって、次へのネタになるので楽しみにしてます。

「結局、男と女が入れ替わっただけやんか!」
というツッコミがありました。ごもっともなご意見です。ですが、こういう意見は、僕の立場をよりハッキリさせてくれるので、良い補足説明の機会になります。

僕は、仕事と生活のバランス(Work/Life Balance)が50:50になるというのは、あくまでも理想であって、現実には難しいし、実際に50:50を求めるのは無理難題と考えています。「家事が苦手な女性」もいるわけですし、「社会的に重要な仕事をしているのに稼ぎの少ない男性」だっています。

40:60でもいいし、70:30でもいい。
ただ、40:60の人と60:40の人だけの一対(いっつい)の組み合わせ(つまり「人」字型人間関係)で完結させようとするんじゃなくて、もっともっといろんな人と手をつなぎ合うことで、障害のある人やこどもや単親世帯の人や外国人や…いろんな人がなんとか「個立」を維持できるような関係になればいいと考えています。

50:50は目指すのはけっこうだけど、実現には難しい。ただ、25:75の人が「最近30:70くらいになってきたかな?」とイイ感じに思えるコトが大切だと思います。

もちろん0:100や100:0はとってもバランスの悪い「個立」の形だし、周囲の人のものすごい引っ張りがないと起きあがれません。ですから、0:100や100:0はできる限り避けて欲しい形と考えています。

ですが、0:100のモノを50:50に向かわせるために、100:0の存在が有効なこともあります。「男女性別役割分担が逆転しただけじゃないか」という事実も、こういう意味からはまったく無意味ではないと思います。

もう一つ付け加えると、和子さんは確かに料理が苦手で、あんまり積極的に料理はしませんが、洗濯や片付け・収納に関しては、普通程度はしていると思います。現代生活において、料理は外部化が進んでいます。一番大切なのは、洗濯です。それは一人暮らしの学生達の「自事」を見ればよくわかります。

「パック総菜を並べるだけのご飯だなんて!」「インスタント食品は料理と言わない!」「シャツにアイロンあてないなんて洗濯じゃない!」などに囚われる家事が、職場や家庭の男女共同参画をどれだけ疎外しているかは明らかです。それらは「転勤できない働き手などいらない!」「子どもが熱を出したくらいで早退する社員は使い物にならない!」というのと同じレベルです。これまでの女性差別撤廃運動の中には、家事規範を維持したまま、男女性別役割分担を前提とする雇用規範だけを変えようというモノがあったように感じます。もう一歩、前進するためには、「最低限できてえばエエやんか」という考え方が必要だと思いますし、その「最低限」の基準こそが、その家庭のライフスタイルであったり、企業の付加価値やブランドイメージだったりするのだと思います。