2007年05月 の記事一覧

「男らしさ」意識調査 in 青森

「男の役割不利」 青森県が共同参画意識調査

--
「男らしさ」への考えを聞いた設問では、88.1%が「男は妻子を養う責任がある」、74.0%が「男は女をリードするべきだ」という社会通念に賛同した。

「男性ならではの不利、不自由な体験」(複数回答)を尋ねたところ、「女性より責任を持たされる」(32.0%)が最多。「結婚しないと一人前と認められない」(28.1%)、「家の跡取りとして期待される」(27.5%)などが続く。特に不満がない人は28.8%いた。

家事や育児、自分の親の介護については、いずれも8―9割が「かかわるべきだ」と回答。行政に求める男性対象の施策として「(男女共同参画の趣旨の周知徹底を目的にした)メディアの活用」(49.8%)や「育児・介護休暇取得の働き掛け」(42.7%)が挙がった。

調査は男性の視点から共同参画を進めるきっかけにしようと、県が、NPO法人ウィメンズネット青森(青森市)に委託。県内の15―74歳の男性1663人を対象にしたアンケートと、10―70代の男性7人にインタビューした。アンケートの回収率は29.8%。

--

頭の中では「男らしさ」は、まだまだ残ってるんだけど、現実的には家事や育児、親の介護について8?9割が「かかわるべきだ」というように、「やらざるを得ない」状態や「した方がイイ」という状況になっているんだと思います。

「男らしさ」と「家事参加」。この両方ともを、矛盾無く備えることができるとしたら、それはいったいどういう形だろう?有り得るのか?イメージだけでも可能なのか?それとも有り得ずどこかで破綻するのか?とっても興味深いです。
--

昨日、「フレンテみえ」の講座参加者がおもしろい発言をしていました。
「退職したら、夫婦の立場は逆転してして、妻はドンドン強くなっていった」
「一時期、目標を失った時期もあった」
「最後は何でも自分で動いて、自分でするようにせなアカンと思うようになりました。今は楽しく生活してます」と仰ってました。毎月一回、自分達が運営する料理交流会「ひろみ会」に参加して、交友を広げているそうです。

おそらく、この「自分でするようになった」方は、そうなると同時に、立場や地位がどうこうという考え方から解放されたんじゃないかと思います。行動が、意識も変えていったんだと思います。

この意識調査アンケートの質問文がどういうモノかわかりませんが、「男らしさ」というモノを問うコトで、それを掘り起こしているだけではないのか?という気がします。もちろん、意識改革は必要です。でも、「意識だけじゃなくて、行動からでも道は開けるんじゃ?」で書いたように、「イヤイヤ」「渋々」「シャーナシ」の家事参加や育児参加も、続けているウチに意識が変わってくるコトはあると思うのです。むしろ、こっちの方が現実的な気がします。

できていないコトを「できてないじゃないか!」と指摘するよりも、チョットでもできていることを伸ばしながら、「次はコレにトライしてみましょう!」と前向きに進めていく方が建設的だと思います。ドラマチックな「革命」は起こりませんが、着実に変化すると信じています。「革命」が待てない人には、歯がゆいばかりだと思いますけどね。

ある、都道府県の男女共同参画センターの仕事で、「あなたがしている家事は?」というワークショップをしたことがあります。それが終わった後で、スタッフのある人が、参加者の「意外とやってる」ワークの結果に、「あんなの、チャンとしてるんだか疑問。全部やってこそ『やってる』って言って欲しいわよ!」と言っていました。革命派の方なんでしょうね(^^;

なんやかんやゆ?ても、けっこう家事や子育てやってはりますやんか!
これからも、これまで通りチョットずつできることを増やせばいいんです!


僕の講演や講座は、こういうスタンスです。
模範解答的な男女共同参画の作文が書けるよりも、洗濯機に入れる前にポケットの中のティシューペーパーをチェックしたり、留守番中に雨が降ってきたら洗濯物を取り込むなど行動優先です。模範作文の作成は、他の先生にお任せです。

いつか、今の模範作文の基準にも大きな欠陥があることをズバッと指摘する講演や執筆をしたいです。でも、それはもっともっと言葉に力を持てるようになるまで封印します。一生、封印するかもしれませんけどね。

食べきり術(2007年5月2日掲載分)

肉じゃがつくりすぎたら
余りは和風カレーに

先週(4月25日付)で、肉じゃがについて書きました。この料理についてよく聞くのは「作り過ぎる」ことです。僕もたいてい作り過ぎてしまいます。

一度冷めた肉じゃがは、味が染み込んで、作りたてとは違ったおいしさがあります。ですが、毎日毎食肉じゃがではやっぱり飽きてしまいます。特に子どもは「え?またぁ?」と、即、クレームです。

煮込んだジャガイモは冷凍するとスカスカになります。冷蔵庫で保存しても数日しかもちません。そこで、食べきり術が必要になってきます。

僕は、残った肉じゃがにカレーのルーを入れて、肉じゃがカレーを作ります。肉じゃがを作るときに和風だしで煮込みますから、和風カレー風味ですね。

この肉じゃがをカレーにするために、二つ条件が必要です。一つはルーを溶かすためにだし汁を多めに残しておくこと。もう一つは肉じゃがを薄味に作ることです。

だしの味を濃くすることで、しょうゆや砂糖を少なく味付けします。薄味だと使い回しもできるし、塩分摂取過多も防げ、一石二鳥です。

--
このバージョン違いに、「肉じゃがグラタン」というのがあるんですけど、さすがに肉じゃがネタ3連発企画は「却下」になりました。

肉じゃが(2007年4月28日掲載分)

素朴な総菜も
緑の枝豆で鮮やかに

新ジャガの季節になりました。ジャガイモ料理といえば肉じゃが。肉じゃがは、カレーやすき焼きや雑煮と同じように、作り手の数だけ料理法があるんじゃないか?と思うくらい、バリエーション豊かな料理です。

コッテリ味付けかサッパリ味付けか。煮汁多めか少なめか。煮くずれが好きか、かっちりが好きか。

牛肉か豚肉かはたまた鶏肉か…。それだけ、各家庭で好みに合わせて作られ、浸透しているということでしょう。

僕は肉じゃがにはメイクイーンを使います。煮くずれしにくいからです。一般的に、男爵系のジャガイモはポテトサラダなど、つぶして料理するのに向いているといわれます。 新ジャガの場合、皮をタワシでこするだけで十分な場合もあります。皮むきが苦手な人には救世主です。

肉じゃがは、どこか素朴な総菜の印象があります。僕は、その要因を色数の少なさではないか?と考えます。

そこで僕は、子どもが好きな枝豆を最後にパラパラとのせます。緑が加わることで一気に華やかになります。