2010年03月 の記事一覧

改めてワーク・ライフ・バランスとはなんぞやと

改めてワーク・ライフ・バランスとはなんぞや?についてこの春のオフに考えてます。

「マッチョな家事はいらない!」

と「アンチマッチョ宣言」した僕でしたが(今やそのコピーもWebサイトでは封印した形になってますが…)、昨今のワーク・ライフ・バランス推進の展開をいていると、どうも「マッチョなワーク・ライフ・バランス」に見えるモノもチラホラ。

「仕事を効率化させ、自己研鑽や自己投資や家族投資の時間にしよう!その成果は仕事にも活かせる!相乗効果だ!」

決して間違ってないどころか、その通りだけど、これは、
「ワークもライフもバリバリ過ごせ」
とも解釈でき、なかには「これ以上シンドクなるのかぁ?」という人もいると思う。

僕は家事という、かなり日常生活ベッタリな視点からワーク・ライフ・バランスというモノを見ているが、そうするといろんな声が聞こえてくる。

「仕事が楽しくて仕方ないのに、仕事を削らなアカンの?」
「仕事を早く終わらせても、家で家事やらされるだけ。モチベーション上がらない」
「仕事を早く終わらせたら、その分、仕事を増やされそう」
「僕の仕事はワークとライフを区分しづらい」
「お風呂で企画アイデアがひらめいた!この時間はワーク?それともライフ?」
「専業主婦・主夫にとって、家事はワーク?それともライフ?」
などなど。

ワーク・ライフ・バランスとは、単なる抽象的な概念でしかないのか?行為としてのワーク・ライフ・バランスは、先の「ワークもライフもバリバリ」的な「マッチョ志向」しかないのか?

そんな中で、少なくとも「主夫」としての視点から言えることがある。それは、「同じ効果なら、家事時間&手間短縮については、ワークにもライフにもメリット」という点だ。

ワークとライフを区分する以前の問題として、持続可能な生活の為に必要不可欠な家事(ミニマム家事)は、最小限の手間で済ませたい。そのための家事には省力化と共同化が必要。その「ミニマム家事」を規定するのは、一人暮らし状態で行う「自事(自分の身の回りのことを自分でする)」。その自事が、性別や未婚か既婚、子育て中かそうでないかなどによって、固定化されるのはとてもシンドイ。そのしんどさの解決のために、僕は家事アイデアを出したり、講演活動をしているということだ(長いな)

もちろん「家事が大好き」「家事はいつもMAXガンバル!」という人もいるが、それは常に「ミニマム家事」があればこそ成立する「お楽しみの家事(他の言い方を考え中)」。炊事・洗濯・掃除・ご近所付き合いにPTAなどの、「どの種目も大好き」という人はメッタにいない。「家事好き」と公言する人の多くは、自然に苦手な種目は最小限で済ませ、やりたいコトに集中している。家事達人には、むしろ「家事が苦手」というも大勢いる。「他にやりたいコトがあるのに、家事に時間を取られてしまう!」という人は、「なんとかならないか?」と家事に合理性や機能性を求める。「手抜き」開発であったり、効率化や省力化などの「カイゼン活動」であったり、整理・整頓などの「4S・5S運動」を自然に家庭でも行っている。

例えば、散らかった家でよく見聞きするのは、出掛ける前に「鍵がない!鍵がない!」と走り回ってバタバタする光景。せっかくセットした髪もバッチリ決まったメイクも、駅まで猛ダッシュして台無し。これは仕事に出掛けるにしてもデートに出掛けるにしても(つまりワーク目的の外出であってもライフ目的であっても)、そのQOL(Quality of Life)を下げる。

「仕事を早く終わらせても、早く家に帰ったら、その分家事やらされるのでは、モチベーション上がらない」も同様。「やらされる家事」をお互いになすりつけ合っているのでは、いつまで経ってもおもしろくない。そんなメンドウな家事はササッと終わらせて、自分のための時間を有効に使って欲しい。自分のための、それがワークであってもライフであっても、「あ〜充実してる!」という時間への実感(シャレかいな…)があれば、きっとシアワセな気持ちになれるんじゃないだろうか。

僕は「仕事が楽しくて仕方ない。だから仕事を削りたくない」というのもアリだと思う。吸収できる時に吸収するのはとっても大切なコトだし、そもそも「楽しくて仕方ない」という仕事に巡り会ったシアワセは、なんぴとたりとも奪うことはできないと思う。ただ、自分がその選択をすることで、誰が窮屈だったり寂しい思いをしてないか?仕事がなくなった時に「自分には何にも残ってない」という事態にならないか?を頭の隅にチョコッと残しておくコトが大切だし、これ自体がワーク・ライフ・バランス(感覚)だと思う。

アーティストや職人さんは、やろうと思えば一生現役で仕事ができる。文筆家や研究者や社長も似たような属性だ。彼らのワーク・ライフ・バランスはどうしても「仕事大好き!」「すべては仕事に通じる!」「仕事だけが自分の存在意義」的になりがち。そうした人達が書いたモノを、定年制度のあるサラリーマンが実現しようと思ってもシンドイはず。

僕は『釣りバカ日誌』の浜ちゃんは、今でもそのへんの勤め先に(潜在的に)大勢いると思う。ワーク・ライフ・バランス感覚の浸透した社会であれば、誰に遠慮することもなく、「釣りバカ」を謳歌できたと思うのに、日本に生まれたばっかりに、日本企業に就職したばっかりに肩身の狭い思いをしないといけないのは、ちょっと気の毒。

鳩山首相が所信表明演説で引用した、大山康弘さんの『働く幸せ〜仕事でいちばん大切なこと〜』で、人間の究極の幸せについて、「人に愛されること、人にほめられること、人の役に立つこと、人から必要とされること」と導師の言葉として書かれていますが、「これらは働くコトでしか得られない」とはひと言も書かれてない。働くこと以外に、この要素を得られる人も大勢います。

男子学生から、
「先生、オレ、真剣に先生みたいな主夫になりたいんですけど、どうしたらエエですか?」
という質問を受ける度に、いろんな思いが交錯し、「これでエエのか?」「なんか間違ってないか?」と思う。



とりとめもなくワーク・ライフ・バランス(と、その基盤としての家事)について書きましたが、このオフ中に整理しようと思っています。共著出版の企画があって、5月に執筆内容の報告をしないといけないので、ボチボチと整理に向けてエンジンかけてます。僕以外の著者はみんな学術研究者で、僕は「補論」担当。編集が旧知の教授で気楽に書かせてもらえるそうです。普段の講演や原稿依頼では書けないようなコトを書こうと思っています。

今シーズンを振り返ってみる

振り返れば、今シーズンはタフな講演がいくつもありました。時間的にタフ、そして精神衛生上にもタフでした。講師が愚痴るのは見苦しいですが、僕も人間ですので敢えて書きますと…ホンマにいろいろありました。信じられないようなやり取りがあって人間不信になったり、愛のない仕事があったり…。

そんなタフな仕事の時、いつも僕の救いになったのは、「UDO MUSIC FESTIVAL 2006」のこの記事でした。“あの”KISSでもあの惨状!決してKISSが原因じゃないってのは、みんなわかってる。ましてや僕に、あのフェスと同じことが起こってもなんら不思議はない。最近でも3月20日、21日に幕張メッセで行われた「GO!FES」というイベントがエライことになっていたそうな。他人の失敗を見て、自分が安心するというのもどうかと思いますが、どんどん落ち込んでいくよりはマシやと思います。

緊急入院の綾戸智恵、病床から 「どないなっとんねん(笑)」
あの綾戸智恵さんでもしんどくなるらしい。僕がシンドクなったのは、ある意味当たり前ですわ。

今シーズン最後の高槻市での講演では、前回の同市で行われた熟年男性向け講座を聞きに来てくれていた方が妻を連れてまた来てくれてはりました。こうして同じ人間が話をするにも関わらず、何回も聞きに来て下さる方がいるというのは、本当に励みになります。リピーターの一人が二人に、二人が四人になるように、少しでもエエ方向に進化していきたいです。

定刻に講演を始め、定刻に終わらす。受講者アンケートでは、どの講演でも9割以上の「よかった」という結果をもらう。当たり前だけど、今シーズンもなんとかこれがまっとうできました。休み中はユックリ休みながら、研究と情報収集に精出してます。また、次のシーズンに向けての、新しいネタを探しています。

高槻市で講演しました

今シーズン3回目の高槻市での講演は、大冠北第一コミュニティーセンターという、祖母宅から400メートルの距離というスグ近所。最初に講演の依頼を受けた時に、「あれ?どこかで聞いたような…」と思い、地図で調べたところ、ホンマにしょっちゅう前を通っていた会場だったのでビックリしました。

おまけに、祖母の勤め先だった大阪医大病院もスグ近く。会場に祖母を知っている人がいるかもわからないし、母の地元でもあるので、母の同級生が来てるかもしれないし…そんな緊張感もある反面、なんとなく近所のオッチャンオバチャン達に話しているようなリラックス感もありました。

講演の初めに、この場所とのご縁に触れたのですが、「サティ」「ミドリ電化」「フジサン」など、かつて近所にあった店の名前を出すと、「ホンマにご縁のある講師なんや」とわかってもらえたようです。

今日は、参加者の数と会場の大きさがピッタリあっていて、いい感じでした。アットホームな感じで、みんなが寄り合って座っている感じが、ホノボノしていてよかったです。

Q&Aタイムでは、進行の方が「NPO法人日本洗濯ソムリエ協会」の話題を振って下さり、それをキッカケに質問が次々と出ました。料理や掃除に比べて、洗濯という領域は、「知ってるようで知らなかったこと」や「以前のやり方が通用しなくなっている部分」が多いように思います。皆さんも興味関心があったようで、反応の良さに驚きました。今朝はものすごい黄砂で、みなさん部屋干しをされたと思います。そのことも関係したんだと思います。そこで「部屋干しの臭い、気になりませんか?」と話題を振ると、そりゃ質問もでますね。タイムリーな話題でした。

アンケート結果もとっても良好で、今シーズン(今年度)最後の講演が、盛り上がって終わることができてヨカッタです。ザンネンながら、祖母は会場まで来ることができませんでしたが、きっと喜んでくれると思います。

今日は、あまりにも馴染みの場所だったせいか、会場の写真を撮るのを忘れてしまいました。そのくらいリラックスしていたんだと思います。

宮城県加美町で講演しました

ホワイトデーの今日、朝5時起きして仙台空港経由で加美町入りし、90分喋って、また帰って来ました。人口約8000人の町に、今日はイベントが盛りだくさん。600人収容のバッハホールでは「津軽三味線和の響き」があり、400人収容のやくらい文化センターでは僕の講演。午前中には同ホールで某巨大宗教団体の会合。その他、選挙の事務所開きも重なったらしく…。最近選挙多いなぁ。先日の宇陀市でも選挙事務所開きと重なったという話だったけど…。おまけに気象条件も悪かった。先週、東北地方は豪雪で週末動きがとれなかったらしい。昨日は強風。そして今日、久しぶりに晴天の日曜日。溜まった買い物や行楽にでかける家族も多かったはず。

まぁ、とにかくいろんなコトが重なり、400人以上入ると言われるホールの客席は1割程度の埋まり具合(゜゜;)エエッ。ものすごくゆったりした人口密度。とはいっても、そのパラッパラのお客さんの中には、どんな人がいるかは僕にはわからないのです。だから一所懸命やるしかないのです。もしかして、隣町の担当さんが様子を見に来ているかもしれないし、地元の新聞社の記者が来ているかもしれないからです。

とはいっても、僕も普通の人間です。その客席を見ると、思わず「うっ」となってしまいます。でも、僕はこれに近い経験をいくつもしてきています(自慢にならないですが)。慣れてはないですが、自分を失うこともありません。いつものように初めて、家族紹介のVTRを流し、本題に入っていきました。VTRでは笑い声も聞け「お?!少ないなりに意外といい反応!」と思いました。でも、時間が経つとさすがにお客さんの方でも「あれ?笑ってるの私だけ?」と我に返りますし、徐々に遠慮がちになるもんです。

今日は、自分がどんな姿勢で話していたのか、視線の先をどのくらい意識して目配りしたかなど、あんまりよく覚えていません。とにかく「なんとか盛り上げねば」「なんとか伝えねば」と一所懸命必死で喋った記憶しかありません。あっという間に講演時間が過ぎてしまいました。こんな経験は久しぶりでした。

今になっての後悔があります。一度、舞台から客席にマイクを向けに降りた時に、そのままお客さんの近いところに残って話を続ければよかったと。そうすれば、僕が近づくことで、内容自体を身近に感じてもらえ、対話なども盛り込めて、少ないなりの楽しみ方があったはずです。お客さんが少ない時は少ないで、そういうチャンスなのに、それを活かせずに心残りです。

帰りに、仙台空港で大阪行きの飛行機を待っている最中に、大きな地震がありました。その時も、僕は危険な照明設備の近くにいたにも関わらず、そこから動いて避難することができませんでした。とっさの時にパッと判断して行動する。そこは、人間としての資質を問われているような気がします。前にも、他の講演について「もっと客席に近づけばよかった」とレポートを書いていたように思います。まだまだ精進が足りません。

それでも質疑応答で、「僕も家事やってます。アイロンのコツを教えて下さい!」という質問もありました。「楽しい話でした」という感想も頂きました。一生懸命の甲斐はありました。

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会場の「やくらい文化センター」のホールは、ものすごくキレイで設備もピカイチでした。会場のスピーカーはJBLのAM6215/95でウーハーがASB6128。ものすごくクリアーな音が出てました。スクリーンも白幕ではなく銀幕。投影される映像の発色がものすごくイイんです。しかも投影は、ホール後方の、映画館で言うところも映写室から最新のハイパワープロジェクターで投影されるので、僕はステージ上の動きにほとんど制約がありませんでした。おかげでウロウロできました。あんないいホールで講演させてもらえるなんて、とっても光栄でした。

「bizmom」2010年春号

bizmom.jpgbizmom ( ビズマム ) 2010春号 2010年 04月号」に登場しています。

特集「家でも職場でも 働く毎日が 必ずラクになる」の中で
●5分で人を呼べる家になる「男の時短掃除」
について、4ページ(44〜47ページ)にわたって、僕が我が家のリビングを掃除している様子が、写真盛りだくさんで紹介されています。

僕の登場するコーナーの前のページは「小渕優子さんの子育てここだけの話」です。

岐阜県北方町で講演しました

IMG_8084ss.jpg岐阜県北方町で講演しました。寒波の到来と北陸で大雪という予報が出ていたのと、(本数の少ない)樽見鉄道に乗ってみたかったので、少し余裕をもたせるのもあって前の晩に大垣まで移動しました。

さいわい関ヶ原でも大雪は見られず、今日の朝、京都を出発しても間に合ったと思いますが、その分、朝ゆっくり過ごせました。朝からホテルのカレーライスを食べ「イチロー気分」でした。ところが、表にでて分かったのですが、風が強い!そのせいで体感温度がものすごく下がっていて、風が服を通して身体に突き刺さる感じでした。

樽見鉄道の旅は、また他に書くとして、会場到着が講演開始よりも少し早めの時間だったので、近くの円鏡寺をお参りしました。寺社仏閣マニアというほど造詣が深いわけではありませんが、なんせ「郷里のスーパーマン」空海ゆかりのお寺とあらば、一度拝んでおいてもエエかと思った次第です。空海は本業はもとより、書は上手、土木治水もできるし、農林業にも精通、温泉は掘り当てるし、彫刻も達者。おまけにゲイの日本版開祖ともいわれ、正真正銘のマルチ人間。今もって、ここまで「何でもござれ」の超人はいないと思います(創造伝説もかなり含まれるようですが)。

空海さんの御利益を得たのかどうだか、今日の僕の講演は、例え話が盛りだくさんで、昨日起こったことまで飛び出す盛り込みよう。というのは、もともと来場者の年齢層がつかめなかったので、いろんなバージョンを用意しておきました。開場時間が過ぎ集まってくる人たちの年齢層をみて、いちばん年齢層の高い版で決めました。この版はスライド枚数が少なめのゆったり進行。それもあって、今日は盛りだくさんになったわけです。

ちょっと気になったのは、ゆったり進行にあわせてか、自分の喋りもゆったりでした。僕は関西では普通なのですが、よそに行くと早口の部類に入るそうです。それが、子育て中の親世代には「テンポがいい」となるのですが、どうしても年齢層の高い層には「聞き取りにくい」「慌ただしい」と捉えられることもあります。そのコトもあってゆっくり進行&ゆっくり口調だったのですが、あまり慣れないせいか、「ゆっくり」に合わせたせいか、どうも一つ一つの語尾がしまらない感じをもちました。やっぱり僕はある程度のテンポがないと、喋りにくいなぁと実感。

誰かが「喋りの癖なんて、聞き慣れたら個性になる。中途半端にいじろうとするから『早口』『滑舌が悪い』『聞き取りにくい』になる」と言ってました。相手によって語り口を変幻自在に変えるというのは、まだまだ先の話のようです。

たくさんの方が来場してくれました。追加の椅子も出るくらいでした。とくに男性の参加者が多かったにもかかわらず、反応もよくて、気持ちよく講演させてもらいました。今日も楽しませてもらいました。

八幡市で講演しました

お昼から京都市のお隣の八幡市で講演しました。あいにくの雨で、客足も今ひとつでしたが、参加された人の大半となんらかのコミュニケーションができた楽しい講演でした。事前に、あの人数とわかっていたなら、ワークショップ形式でみんなに語ってもらうタイプの講座でもよかったと思いますが、結果的にはそのようになったので結果オーライでしょう。

来場者層が読めなかったので、現役世代向けのワーク・ライフ・バランス講演のセットと、中高年齢層向けの男の生活自立講演のセットをMIXしてもっていきました。直前まで考えて、結局、両方混ざったセットを作って講演しました。中高年の人もいたけど、子育て中や若いカップルの参加者の比率が多かったので、両方混ぜて正解でした。

Q&Aの時間で、はじめての夫の質問の後、妻が立つという興味深いコトがありました。小さな子どもがいて、今、次の子を妊娠中という妻で、「夫がこの状態で家事のタイヘンさが分かってない気がする」という話でした。たしかに、その時期はホンマにタイヘンやと思います。タイヘンやと理解しているコトと、行動が伴うのが理想ではありますが、なかなか早く帰ってくるのもタイヘンです。せめて帰って来た時に部屋が散らかっていても「なんじゃこりゃ〜!!どないなっとんね〜ん!」と怒るのではなく、「今日はタイヘンやってんなぁ」とひと言うだけで、それまでの家で待つ身のササクレだった気持ちはずいぶんかわるモノです。

講演の後、オコチャマ連れのママ達や主催担当さんと期せずして子育てや家事の情報交換。記念写真撮ったりしながら、僕は普通のオッチャン(オバチャン?)に戻ってました。そういう他愛のない話が、アッチいったりコッチきたりしながら脈略もなくコロコロと展開していくのは、ホンマに楽しいです。

年配のご夫婦も参加されてましたが、この夫さんがこれまた主夫顔負けの家事達人でした。もとも料理人されてたらしく、その延長で洗濯も掃除も、そして妻が入院している間も、自分の母の介護もやってはったそうです。そんな方から「いろいろ講演も聞いてきたけど、今日はおもしろかったしタメになったし、忘れてたいろんなコトを思い出させてもろたわ」と言ってもらえました。うれしかったです。

今週は飛び石で3連投でしたが、それぞれに楽しい講演ができました。久しぶりに家に帰ってビールを飲みました。今晩は、加奈子と2人でキノコいっぱいの炊き込みご飯と豚汁の簡単晩ご飯。

高槻市で講演しました

今日は、先週2月25日からの第2回目。小雨がパラパラ降るなか、先週とほとんど同じ皆さんが来場してくれはりました。一週間ぶりにお見かけする皆さん。慣れたせいか、先週よりも少し表情も穏やかな様子。

今日は、「プライベート名刺を作ろう!」と「褒め実習!」という二つのワークを取り入れ、「今日から長〜〜〜いお付き合い。男の地域でビュー!」についてお話ししました。

話は、「地域デビューをスムーズにするためのコミュニケーションのコツ」に重点を置きました。構成は、昨晩、決まったばっかりで頭の中でスッキリ整理できていなかったので、今日はチョコチョコとガイドを見ながら講演しました。ちょっとガイドがあるだけで、ずいぶん気持ちも楽ですね。格好悪いですけど。

ワークは盛り上がりました。これまでで一番ピタッとはまったかもしれません。「プライベート名刺」を作って、会場内で見せ合いをする。一度座った参加者はなかなか立ち上がってくれませんが、ボチボチと遠くの方と見せ合いをする人も出てきて、会場が賑やかになりました。見せ合いだけで、なかなか話に入っていかないケースもあるのですが、今日は見せ合いながら話にも花が咲いていました。

一度、賑やかになると、雰囲気もグッとリラックスしてきて、簡単なコミュニケーションのコツの話の後の「褒め実習!」にもスムーズに移行できました。文句を言うのは簡単ですが、人を褒めるって難しいです。とにかくよく見て、よく聞いて、具体的に褒める。褒められる方は、褒められると照れくさくなって、つい「いやぁ〜そんなコトないですわぁ」と言ってしまいます。ジッと聞くというのも実は難しいことなのです。でも、みんなどこかで褒められたいし、認められたい。なかなかしてもらえないですが、自分から一度それをしてみることで、突破口が開けるかもしれません。「うんうん」と大きく頷きながら聞いたり、身振り手振りが加わりながら熱弁する人もいて、エエ感じの会場になりました。会場の温度もグンと上がり、僕の額には汗も。

どんな時でもどんな所でも、シラ〜ッと過ごす人と盛り上がる人がいます。「とにかく一回やっていよう!」という気持ちのある人なら、地域デビューは問題ないと思います。 シラ〜ッとなっている人の中には、「なんか入っていけない」という人もいると思います。でも、「あ〜こうやって気負わず、スッと入れば楽しめるんやなぁ」というのを、盛り上がっている人から感じ取ってもらえればと思いました。

とにかく楽しい講座でした。先週の講演の後、神戸新聞に加古川での講演記事で出ている僕を見つけてくれた方もいましたし、「先生の奥さん、京大病院のニュースで出てましたねぇ」と声かけてくれる人もいましたし、「これから地域の集まりに初めて参加するんですが、さっきの『プライベート名刺』をそのまま使おうと思ってます」と、さっそく実践してくれはる方もいました。参加された皆さんが話しながら笑顔で会場を出て行く姿や、「またお会いしましょう!」とお互いに声かけあったり握手している姿が、今日の成果であって僕としては大満足でした。

「宅配!男の料理塾」のお問い合わせをたくさん頂きました。ここにチョロッと書いたきり、そのままになってます。「家事男ネット」の延長で事業展開できればと思っていましたが、ここまで反応が大きいと、なんとか起動できればなぁと思います。

西宮市で講演しました

IMG_8032s.jpg西宮市で一時保育サポーター養成講座「共感力でつなぎあう 夫婦・家庭・地域社会〜託児ボランティアではじめるネットワーク〜」を講演しました。

地域の子育て支援をテーマにした講演でしたが、少しこれまでと違った流れにしてみました。まったく新しい内容に変更したので、時間配分などの不安はあったのですが、真っ正面に大きな時計があり、とっても調整に便利でした。90分の講演と30分のQ&Aにキッチリ収まり良かったです。Q&Aもどんどん手を上げてもらえ楽しかったです。

講演後も、個別に質問に答えたり感想などを聞けたりして、イイ交流の時間になりました。

今日、言い忘れたこと。
親子のつながりは、共同を通して、時間や経験を共有し共感し合うからこそ形成されるモノである。だからこそ、里親さんも親になれるという話。これがポカッと抜けてしまいました。

西宮市(地域で子育て)
もう一つ、託児ボランティアさん対象だったのに、「伝えれば良かった!」を思い出しました。初めて、子どもを預けるときは、僕も勇気がいりました。こんな親心を考えると、保育園や託児スタッフというのは、その親の将来を左右する可能性もあります。初めて預けた先で、無愛想だったり、放ったらかされてたりすると、「やっぱり自分で育てなきゃ!」と思って、抱え込んでしまうコトもあると思います。

覚えてるウチにいろいろ書きたいのですが、それよりも身体が睡眠を求めていますので、また後日。