2010年06月 の記事一覧

伊丹市で講演しました

IMG_8756s.jpg伊丹市立女性・児童センターで開催された「伊丹市制施行70周年記念事業男女共同参画推進市民フォーラム」の一環で「今日からチョット楽になる!子どもと一緒のこの時間」を講演しました。

パソコンをWindowsからMacに移行している関係で、スライドなど講演内容は、毎回リフレッシュ状態です。今回は、講演時間が他とは違うので、それも併せて内容は前よりもさらに凝縮。泣く泣くカットしたネタもたくさん。ホントにたくさん。モッタイナ。

まだまだMacのKeynoteが100%使いこなせていません。今回も、「発表者ディスプレイ」が出ませんでした。僕のMacにはプロジェクター画面と同じ画面が表示されました。前にも、このパターンがありました。会場にはチャンと映ってたので問題がないといえばないのですが、進行上、次のスライドが画面に映ってくれる方が断然スムーズ。このせいもあってか(?)予定より5分オーバーしてしまいました。質疑応答の時間が5分短縮になってしまいました。

機材的なところは慣れと習熟が必要ですが、今回も反応のいい参加者の皆さんで、僕もその反応にのせてもらって楽しく講演させてもらいました。腕組みして聞いてもらっても、笑いながら手を叩いて聞いてもらっても同じ内容なのですが、聞いた後の行動は、きっと笑いながらの方がスムーズだと思います。最後に主催の方のお礼の挨拶があったのですが、「肩が凝る話かと思ったら、たくさん笑わせてもらって、なんでも楽しんでやることが大切やなぁと思った」というような話を頂きうれしかったです。

広すぎない部屋に、ちょうどいい参加者数でした(画像は、僕が登壇する前の様子です)。このへんは僕の力ではどうにもできませんので、フォーラム担当さんの尽力のたまものです。ところで、講演後に会場から駅まで送って下さった間に「僕が講師に決まったいきさつ」を尋ねてみると、これはまた「おおお!」なご縁でした。

今回の担当さんの前任者が、パソコンの「お気に入り」に僕のサイトを登録してくれていて、業務引継の時にパソコンの中の「お気に入り」ごと引き継がれたそうです。今回、フォーラムの担当になられ、「講師を誰に…」という時に、僕のサイトを思い出して問い合わせのメールを送って下さったそうです。Webサイトはチャンと更新しとかんとアカンなぁ。

大阪市大時代の後輩(といっても卒業時には同期)が講演を聞きに来てくれてました。舞台の上からもよく目が合ったので、「よ〜こっち見てくれてはる人やナァ」と思ってましたが、講演の後で舞台まで「私のこと覚えてますか?」と言われて、すぐに「アッ!」と思い出しました。講演中に思い出せなかったのが不覚。

この仕事をしていてなにが楽しいって、全国に散らばった友達や知り合いに会えることです。僕が「行くで!」と言わなくても(というか、連絡先もわからないのですが)、自治体の広報誌などを見て、わざわざ訪ねてきてくれるのです。知らない土地で知った人に会えるというのは、ホンマに「僕はここにいる」を実感できることで、大げさに言うと「生きている証」のような気もします。嬉しかったです。

会場に折りたたみ傘を忘れてきました。ユニクロで買った折りたたみ傘で、全国あっちこっち一緒に旅行しましたが、伊丹の地で旅の終わりになりそう(?)です。

北名古屋市立師勝南小学校で講演会

IMG_8655s.jpg北名古屋市立師勝南小学校のPTA教育講演会で講演しました。

天気も快晴!かなり暑く京都の最高気温は32.8℃だったとか。京都から米原までは滋賀県を縦断しますが、麦秋と田植えを終えた水田が同時に見られました。

名古屋駅で新幹線から名鉄に乗り換えしたのですが、実測してみたら駅→駅で5分でした。一つ早い電車で最寄り駅まで行けました。

講演会場にMacBook Proを持ち込んだ初めての講演。
プレゼンソフトもPowerPointからKeynoteに移行し、
それに伴い内容もかなり改訂。

以前、専門学校の講義でKeynoteを使った時は、
発表者画面が出ずに「?!」だったので、
今回は入念に動作チェック。
解像度も合わせて、色合いも合わせて…

いざ!講演開始!



あれ?

え?

色が…しかも、ちょっとピンぼけ。
事前にセットした設定は、ほぼリセットされた状態に。
機材を持ち込んでの講演には付き物で、
こんなことは慣れっこ。

だけど…慣れっこでないのが、喉の痛み。
薬が徐々に効いてきてるのは分かっても、
快調でない喉をいたわりながらの講演。

Keynoteの発表者画面には、
現在時刻と経過時間が表示できるのですが、
どういうわけか、その秒表示があり得ない
スピードでカウントしていたのです。
僕の体内時計では「50分くらい喋ったかな?」とみると、
「1時間20分」と表示されている。

「?!?!?!」

この瞬間にネタの数個が吹っ飛んでしまいました。
でも、新しい機材に、今シーズン最初の講演というコトを考えると、関西弁で言うボチボチな内容だったと思います。

IMG_8660s.jpg講演の後、PTAの主催担当さん6人と一緒に給食を呼ばれました。みんなでワイワイ言いながら食べる給食は楽しいですねぇ。メニューのキムチチャーハンに「これは炒めたんじゃなくて、キムチ混ぜご飯ですねぇ」「そのキムチもチョビットですし…」「この卵は先に炒り卵を作って、あとからあわせてるんでしょうね」「大人数の調理なら、そうなりますかねぇ?」などなど。

倉吉市の給食で有名な「スタミナ納豆」の話もでました。ネットで確認したところ、納豆は炒めないようです。勘違いしてました(∩_∩)ゞ

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花束を頂きました。花束というのは、もらうとウレシイですねぇ。自分で「ご自宅用」に買うこともありますが、やっぱりもらう方がウレシイです。「花束をもって新幹線に乗るのはタイヘンでしょうから」とわざわざ紙袋も頂きました。花屋の紙袋には花束がチャンと立つような台が付いていて、これはこれで便利でした。

でも、僕は花束を抱えて移動するのは苦じゃありません。ただし、ユリ以外と言わせてもらいます。なんてったって、ユリの花粉が服に付くと、これはもぉタイヘンですから。ちょっとやそっとじゃ落ちません。落ちない服の汚れとしては墨汁に次ぐ難易度です(ほぼ不可能と言ってイイと思います)。

こういう家事ノウハウの話をもう少し盛り込めばよかったのと、最初に質疑応答の時間を作ってもらうことを伝え忘れたのが反省点。給食を食べながら、読ませてもらったアンケートは、思った以上に好評でした。

専業主婦志向への回帰?

「女性は家庭に」の妻増える 減少傾向から一転

「主夫になりたい」という男子学生が年々増えているコトを考えると、女子学生を含めた29歳以下の女性が「主婦になりたい」が増えてきているのは、ごく自然な流れといえるでしょう。例え、主婦や主夫という選択がハイリスクであったとしても、その他の選択肢がそれ以上にハイリスクであるなら、「楽そうな方」を志向するのは当然。ましてや「めんどうくさい」「だるい」「じゃまくさい」をよく口にする層なら、それは当然かつ自然。

ずっと以前、『通販生活』(2002年秋号)の国民投票「今、家族手当の是非を考える」の総評でも書きましたが、専業主婦は決して裕福は所得階層だけではありません。専業主婦率が高いのは、年収1000万円以上世帯層ですが、もう一方で年収400万円以下世帯層も主婦率は高いのです。生活は楽ではないが通える範囲に働き口が見当たらない、働きに出たいけど子どもを預かってもらえる保育園がない、身体が弱くて働きに出られないなど、それぞれに事情があり、結果的に専業主婦になっている人たちが多いのが、この年収400万円以下世帯層です。

1000万円以上世帯の高年収グループも、上層の超高年収層になると家政婦やメイドを雇うので、主婦業自体が少なくなり、社会的な活動が増え、結果的に専業主婦ではなくなります。また、超高年収のパートナーもそれ相応の資質を相手に求める傾向にあり、夫の収入をあてにするしかできないような稼得能力の低い人では、夫婦の会話すら成立しなくなるのだといいます(経済的自立はセレブ女性の必須)。

つまり、「専業主婦だから楽(マシ)」という見方は、そう単純ではないというコトです。

さてさて、専業主婦志向への回帰がデータとして現れたという件についてです。

僕の専業主婦を巡る議論のスタンスは常に一定です。専業主婦を一括りにするには、もはや限界があるというくらい多様な専業主婦が存在している点を考慮し、「専業主婦の是非議論の前に」にも載せたとおり、横軸に「専業主婦←→働く女性」縦軸に「積極的←→消極的」という軸をとり、四象限でそれぞれを考えていく必要があるというモノです。

実態からいうと、おそらく「働く女性&消極的」グループが増えていて、それをみると「どうせ仕事に出ても、給料は少ないしやり甲斐もないし、世帯収入は減っても専業主婦の方がマシ」という方向に流れているのだと思います。

講義時間を利用して、実際に僕が看護師志望の学生達に聞いてみるとオモシロい結果が見えてきます。「子どもが生まれたらどうしたいですか?」という問いに対して「仕事を辞めて子育てに専念したい」「子どもが独り立ちするまでは主婦でいたい」と答える学生は、「母が働いていて、鍵っ子で寂しかった」「仕事と家事に追われて、いつも疲れている母のようにはなりたくない」と答える比率が高いのです(前提として、看護師は世襲が多いので、親も看護師という学生が大半)。

一方、「すぐに復職したい」「保育園に預けられれば復職するつもり」と答える学生に多いのは、「母親の働く姿が格好良かった」「患者さんや同僚に頼りにされている母のようになりたい」というモノでした。「自分で稼ぐ金があるコトは何物にも代えられない」という経済的自立を実感している人も、かなりの割合でいました(とくに母子世帯の学生)。

いろんな解釈ができる調査結果ですが、僕は、親世代の働き方や生き方、とくに女性の働き方や生き方が、質実ともに問われていると感じました。

それにしても、2008年6月に行った調査の結果発表に、国立社会保障・人口問題研究所が2年も費やしたというのはいかがなモノかと。このレベルのデータを発表するのに、こんなに時間掛かりますか?次の「仕分け」対象にあげられるんじゃ?過去の人口動態予測もかなり外してるし…。

ちなみに、一番上のリンク先の日経新聞社の記事にはありませんでしたが、類似の記事(例えばこれ)に担当者の弁として「伝統的価値観を否定する回答が増えていたこれまでの傾向に変化の兆しがみられる」と紹介されていましたが、「専業主婦」の存在は決して「伝統的」ではなく、せいぜい高度成長期以降のモノですから、「『伝統的』価値観を否定する回答が増えていた…」とする方がより正確といえるでしょう。