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2010年09月 の記事一覧

高知県室戸市で講演しました

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昨年の11月8日の高知県民文化ホールでの講演以来の高知県での講演。今度は高知県の東の端に近い室戸市。東西に長い高知県は、ホンマに広い。広いうえに広い海に面しているから、余計にスケールが大きく感じる。僕の出身の香川県も東西に長いけど、どっちを向いても山か島が目に入り、「いちめん海!」というスケール感はない。

さてさて、ノンビリとローカルな土佐くろしお鉄道に乗り、その先も地元の爺さま婆さまの足代わりのバスに乗り、7時間12分かけて室戸市市役所に到着(もしかして最長移動時間?)。さっそくセッティング。ここのプロジェクターが、これまた発色がキレイで!映像が美しい!最近はホンマに小型だけどパワフルなプロジェクターが登場してますねぇ。そういえば、「プロジェクターの発色がキレイ!」と書くと、近々講演予定の主催担当さんから「ウチのプロジェクターはそんなに新しくないですけど…」というご心配のお問い合わせも。使用頻度や照明の加減や、スクリーンまでの距離など、いろんな要素が関係しますので照射してみないことにはなんとも…というのが実際のところです。

セッティングが終わると、食事のために一度、宿泊する旅館へ。そこで夕ご飯を食べてから再び会場へ。旅館のご飯は普段食べてる量の1.7倍くらいの量でしたが、普段なかなか食べられないような魚料理だったので、お腹がふくれるのも忘れて完食してしまいました。ジャケットがキツイ…

さてさて、講演の方ですが…控え室で待っていると、会場から戻ってきた教育長さんが「ん〜ちょっと出足が鈍いようですなぁ」とポツリ。あらま…と思いながら会場に入ると、やっぱりポツリポツリという参加者具合。開会の挨拶の後くらいから少しずつ人が埋まり始めましたが、パッと見たところ市役所関係の方々の様子。でも、せっかく聞きに来てくれてはるのですから、無駄な時間にして欲しくないし楽しんでもらいたいですので、最初からドドドッといきました。腹一杯だったのもヨカッタかも。お腹が減ってると悲観的に考えがちですから。

今回は、いろいろと乗り物に乗ったので、その画像を盛り込んで話の前段にしました。土佐くろしお鉄道の安芸駅から奈半利駅まで乗った列車は「がんばれ!われらの阪神タイガース号」でしたので、その画像も盛り込みました。「優勝するには、もぉ〜8戦8勝せんとアカンようになってしまいましたが…」とボヤいてみたり。

今回は、「子育て孫育て講演」ということで、家事ネタを大幅に削りました。「ロボモップ」「プチ家事」「家事コミュニケーション」「家事の見える化」「下着自立」など、以前なら不可欠と思っていた内容をゴソッと削り、その分、「育児ストレス」「地域の子育て支援」「プチメモ」にジックリ時間を使いました。一つ一つのエッセンスに対する説明が十分できると、話している僕も言い足りない感がなくて、焦らず進行できました。「ロボモップ」は講演後の質問タイムで「簡単家事」の話がでたのに引っ掛けて映像も含めて紹介できました。

講演後、教育長さんが「いやぁ〜今日は残念というか申し訳ないというか…こんなに良いお話だったのに。もっと宣伝しとくべきでした。次は必ず人を集めますので、是非、もう一度やらせて下さい」と仰ってくれました。さらに「もっと家事の話を聞きたい」ということで、主催担当さんと同僚の女性3人と僕とでご飯(というかアルコール補給がメイン)に行くことになりました。夜の9時からということで、開いていたのが「料亭花月」のみ。そこでも「講演時間の90分がアッという間に過ぎた」「え?もう時間?」という感想を頂きました。

講演後に、関係者の皆さんと飲む機会というのは、実はあまりありません。大急ぎで片付けて帰路につくことが多いからです。今回は、ホンマに楽しい宴で、僕もご機嫌さんでよばれました。「花月」のお姉様方がこれまたサイコーに明るい方達で、楽しいお酒になりました。「ウツボの唐揚げ」や「マンボウのフライ」を呼ばれました。「茄子のタタキ」というお勧めがあったのですが、「茄子がもう無くなったしもた」というコトで残念。隠れメニューのお好み焼き美味しかったです。でもやっぱり話が一番オモシロかったです。

旅館に戻ってからは、バタンキュー(死語)でした。

失敗しても直せます

IMG_9427s.jpg昨晩は、「カレー風味の肉じゃが」を作ってみました。二日前も肉じゃがだったで、ちょっと趣向を変えてみようと、普段の肉じゃがに「マーズ」のカレー粉を使って煮込んでみました。

が、カレー粉を入れるタイミングを間違って、玉ねぎと肉を炒めた後に入れてしまいました。当然、ジャガイモには火が通らないけど、カレーの方は焦げ付き始めてしまいました。もはやこれ以上煮詰める(正確には蒸らす感じですが)ことは困難。味はシッカリ付いてるのに、ジャガイモには火が通ってない。

こんな時は、フタをして電子レンジで加熱です。3分半ほどの加熱で、ホクホクのエエ感じに仕上がりました。電子レンジですので、これ以上焦げることもありません。美味しく食べることができました。

完全に焦がしてしまった以外の、チョットした失敗は、かなりの部分で挽回できるところが料理のエエところです。焦げた場合でも、表面をキレイに剥がすと、中はエエ感じになってる場合もあります。

食育講演の依頼もあるのですが、料理する中では失敗することもあります。そんな時に、「もうアカン」と投げ出すか、「なんとかできるかも」と考えるかでは、それを見ている子どもがもつ、失敗に対する印象も変わってくると思います。食事を通して、問題対処の実践を見せる(というよりも、見られていると言った方がエエかも)コトができます。「諦めるな!」と言いながら、親が「アカン、失敗した」と言ってすぐにポイと捨ててしまっているのでは、説得力ないですね。モノによっては、パッと切り替えて、新たに作り直すという姿勢も大切だと思います。この時も、原因をハッキリさせてから作り直すという作業が加わるかどうかも大切ですね。この辺りの案配は、ホンマに難しいところです。諦めないと諦めるの境の見つけ方こそが、生き抜く知恵にもつながると思います。

食育ネタでいうと、昨日の晩も、またまた「サマーウォーズ」を見てたら、亡くなったお婆ちゃんの言葉に「一番いけないのは、お腹が空いていることと、ひとりでいること」というのがありましたね。「孤食」の時代への警鐘というかアンチテーゼというか、いろいろ含みのある言葉ですね。その「一番いけない」を誘発するかのような働き方や塾通いも、根本から見直せたらエエなぁと思います。「寝食忘れて…」が美徳のように言われますが、そこまでやるために犠牲にしているモノもたくさんあって、トータルで見た時、寝食忘れて打ち込み得たモノと失ったモノを比べて見る視座もあっていいと思います。

スーパー主夫という仕事

ふと…「スーパー主夫」という名義で仕事を続けてきたコトへの困難を考えてみた。
困難というと大げさだけど、「これは…」という難しさを感じる時があります。

僕にとっての主夫業とは、当たり前の日々日常の家事全般です。
これは主婦&主夫の皆さん全員が、その精度や頻度は別として、
日々当たり前にこなしている作業と同じです。

これを発信型として形作っていくプロセスが困難なのです。
当たり前にやってることは、ホンマに当たり前なのか?
世間の当たり前はどうなのか?
その世間とはホンマに世間一般なのか?
どこがどう当たり前じゃないのか?
なぜ、そのやり方になったのか?
その家事のメリットは?
その家事の理論的背景は?

どんどん突き詰めていくと、なんとなくソレっぽく科学的になっていき、資料も増えてくるのですが、
一番最初の
「これって当たり前?」
という発見が、一番難しいんです。

なにしろ他人にはなれませんから、自分の家事が普通か?世間で当たり前か?なんて、わかりません。比較対象を得る一番の機会は、同棲や結婚ですが、その機会を逸すると、次のステップはかなり高くなります。

家事は未だに情報公開が進んでいませんし、「標準化」もまだまだ進んでいません。家庭科の時間で習ったことの半分も家事には取り込まれてないはずです。そのくらい、家事は保守的です。

先日も、炒め蒸しで作る簡単肉じゃが(小林カツ代さんの肉じゃが)をオッチャン達に作ってもらいました。完成形はコッテリ系の居酒屋などで出てくる肉じゃがだったのですが、「これは肉じゃがじゃない」というコトからか、勝手に変更して汁たっぷりの煮物肉じゃがを作っている人もいました。とくに「おふくろの味」系の調理に関しては保守的です。イタリアンや中華の方が、まだ「聞く耳持つ」感じです。

そのくらい、「自分家事」の感覚が染み込んでいる中で、自分の家事を「スーパー」として打ち出すには、それ相応の情報収集が必要です。新しい情報は、ある意味で簡単です。「新製品家電が出ました」は、同時に新しい家事を提案してくれますから、そっちに飛びつくのは簡単です(実際、かなりの頻度で家電量販店にコソッと出掛けてます)。ただ、各家庭の自分家事(保守家事)を「目からウロコ」的に転換する力が今の家電にはありません(オーバースペック傾向が強くイノベーション色が乏しいからです)。二槽式洗濯機や洗濯板愛用者が、今でも存在することでもわかります。製品に頼った家事提案だけでは、力がありません。やっぱり、普段やってる手抜き家事が、いかに一般的でないかを見付け、見直していく作業が基本になりますし、これが日々延々と続きます。

ソレって主夫業とチャウやん!?

普段している家事を、他者の目で見ながらこなしていく毎日。これは数年間だけど在籍した大学院での研究作業あってのコトかもしれません。べつに、そんな視線を持たなくても生きていけますし、家事は進んでいきます。ただ、自分の家事に興味を持ち続け、世間一般との対比を続け、世間一般の普遍性も問うていくこの作業は、自分とは何者なのか?を問う作業でもあり、僕は興味があります。

ネタは毎日毎日あります。生きている限り尽きることはありません。その尽きることのない家事を、実践しながら分析するオモシロさ。かなりヘンな家事をしていると思います。



年末に東大阪市での講演に向けて、ネタを仕込んでいる時に「ふと…」考えました。主催関係者の一人に「講演講師になるにはどうしたら?という話が聞きたい」という話を振られて、「準備しておきます」と答えたモノの、「なかなか難しいお題やぞ」と考えた次第。

過去の実績や経験を、後から理屈を付けて話すのは、どうにでも料理できます。これはちょっと気が付く人なら、誰にでもできると思います。でも、現在進行形の実践に理屈を付けて、「これや!」と出すのは、ものすごく考察や検証が必要ですし「断定してもエエやろか?」という勇気も必要です。検証すればするほど、断定は難しくなっていきます。ここを「永遠の素人」で「検証は専門家の皆さんで」と役割を振って乗り切る道もアリだとは思います(ただ、軽薄さが伴い、永遠に説得力が得られませんけどね)。最初は、新聞連載の担当さんが付けた「スーパー主夫」に気楽に乗っかってましたが、改めて「スーパー主夫」の「スーパー」さを考える時、それは「僕の方向性」を気付かされる機会にもなりました。

河内長野市で男の料理教室(その2)しました

前回の料理教室に引き続き、ほぼ同じメンバーでの料理教室(その2)を河内長野市でしました。

今回は10名の参加でした。

会場の河内長野市立市民交流センター(通称「キックス」)の調理室は、キレイで広々としているのですが、それでも僕一人で目の行き届く範囲は10人でイッパイイッパイです。

どこも定員を増やそうと、キツキツに詰め込みがちですが、人数が増えるとその分サポートスタッフも増えますし、さらにギュウギュウになってしまいます。人数が多いと、調理のプロセスも部分参加になります。「なんにもしなかったけど料理はできてた」という人が出てしまいます。それだけ満足度の低い講座になり、「やっぱり料理なんてオモロナイ」「オレには無理やった」という人も出てしまい、本来の主旨の逆を行く場合も出てきます。

思い切った少数定員は、「なんでもっと増やさないのか?」「みんなが参加できるようにすべき」という批判は受けますが、参加した人の満足度と自信は確実にアップします。河内長野市の男の料理教室は、当初から量よりも質を重視するスタンスになっていて、とても僕もやりやすいですし、同時にやり甲斐も感じています。代々の担当さんも「量より質」に向けた取り組みをしてくれていて、僕にとってもうれしい限りです。今日もユッタリめの進行で「かゆい所に手が届く指導や補助に満足でしたし、自信になりました」というアンケートを頂けました。

「先生!」と呼ばれてすぐに対応できる規模。これはどんなに慣れた人でも限界があると思います。鍋パーティーのように、集まることに意味のある主旨の料理教室なら良いのですが、男性の家事参加や家事理解を深めるための講座の主旨であるのなら、「講座をした」「たくさん集めた」という「実施」や「人数」だけではなく、質を求める方に向かって欲しいと願ってます。その方が、地道ではあっても確実な男女共同参画に繋がるはずですし、それこそが成果だと思います。

今朝は、加奈子をいつもの神社に送ってからの出張でしたので、片道2時間半の移動になりました。ウチから2時間半といえば(最短で)東京駅まで行けてしまいます。それでも、手応えがあるのがわかっている講座に向かうというのは気分も盛り上がるってモンです。

そういえば、担当さんの妹さんと僕は同じ「あおぞら幼稚園」に通っていたことが、今日判明しました。僕は年中組の1年しか在籍してませんでしたし、彼女も半年しか在籍してなかったらしいのですが、ものすごい奇遇です。人のご縁というかつながりというのは不思議なモンです。

とてつもない介護の時代が来る

僕は企業や組合関係の講演では、「男性の育休取得ごときができないようでは、この先の介護時代はとうてい乗り切れない」と言ってきました。

--★以下、講演内容のダイジェスト★--

男性の育休取得はまったくと言っていいほど進んでいません。僕の子育て実感から言わせてもらうと、育休取得は大いに結構なのですが、例えば「育休終わったから、あとはヨロシクね」ではアカンと思うんです。育休取得も大事ですが、できれば育児時短や週休3日制、子ども休暇(子どもの病気や検診、個人面談など用休暇)くらいから始めるべきだったんじゃ?という戦略ミス感をもってます。

とはいえ、育休をとる男性も少しずつ出てきています。その人達や周囲の人達はホンマに頑張ってると思います。ところが、「15年後には、育児のために仕事を休む女性の数よりも、介護のために仕事を休まないといけなくなる男性の数が逆転する」といわれるように、介護休暇の方はもっともっと過酷です。

休まれる組織や同僚からすると、育休は1.誰が、2.いつ頃から、3.どのくらいの期間休むかが、だいたい予測できます。それを見越した準備ができます。ところが、介護の方は、少しずつ衰えていき介護が必要という場合はともかく、脳梗塞や心筋梗塞など突発的な症状の後遺症として始まる場合(こちらの方は最初から重度介護)、育休で予測可能だった3点はありません。

「嫁に任せておけばいい」という男性もいますが、赤ちゃんのように体重は軽くありませんし、おむつ交換も赤ちゃんの何倍も出る分だけ心身共の重労働です。お風呂介助などはプロでも腰痛との戦いです。おまけに「アレして欲しい」「これが食べたい」などリクエストは生きてきた人生の分あります。赤ちゃんのように「オムツ!腹減った!眠たい!」だけではありません。任せていた「嫁」が倒れた時(つまりもっと介護がタイヘンになった時)にどうする?ということです。「ワシは男だから大丈夫」というくらい丈夫ならエエのですが、「嫁」も倒れたとなると「家事と二人分の介護の同時スタート」です。

つまり、「育休取得は来るべき介護時代の前哨戦」でして、介護時代の予行演習であり猶予期間だと位置づけ、今のウチに「属人業務」を減らし、「見える化」「情報公開と共有化」をした方が賢明でしょう。

--★ここまで★--

…というようなことを講演で話しています。(長い前置き、すみません)

で、ここからが、最近「とてつもない介護の時代」を感じるコトです。

電車に乗っていて気が付くのですが、最近、男性も女性も老いも若きも(むしろ若い方がヤバイ)座る姿勢の腰が落ちてしまってます。腰骨が背もたれに付いてないんです。腹部の奥を圧迫し背骨は丸くなってます。おまけに前にビョーンと出た足は、膝が広く開いています。「楽だから」という話を聞きますが、あの姿勢でズーッといるのは決して「楽」ではないはずです。「楽」ではなく、あの姿勢しかとれないくらい腹筋も背筋も内股筋も筋力低下が起こっているのだと思います(僕も愕然とするくらい落ちてます)。歩く、立つという姿勢が基本でなく、座るが基本になっているからかもしれません。

つまり、なにが言いたいかというと、介護が必要になり始める年齢の低年齢化が進行するであろうということです。そうでなくても高齢者が増え、どんなに元気に齢を重ねてもらうにしても、介護が必要になる人の絶対数は増えます。それに加えて、せいぜい80歳や90歳から介護が必要になっていたのが、筋力の衰えから、60歳くらいから、下手したら50歳代くらいから介護が必要な人達が増えてくるような予感がします。

たまに電車の座席で、バケットタイプの座席(尻がすっぽり入り、膝部分が盛り上がっているシート)があります。あれに座ると、自然に背筋が伸びます。せめて、今のウチから腹筋と背筋のバランスをシッカリとれるような筋力を付けておかないと、この先エライことになりそうです。

中国地方電力総連でWLB講演しました

IMGP0287s.jpg広島市での中国地方電力関連産業労働組合総連合(中国地方電力総連)の第5回男女平等参画フォーラムで講演してきました。

昨年もお問い合わせを頂いていたのに、日程が他の講演と重なりお請けできず、実に2年越しの講演となりました。講師派遣会社の担当さんからの話では「電力系ですし、男性が大半だと思いますので、そのつもりの内容を…」と聞いていたのですが…

会場に到着すると、男女半々?というよりも、むしろ女性の方がちょっと多いよね?という構成でした。しかも未婚の人も大勢。内容はいかようにも変更できるように、今やスライドの文字は最小限。例え話などを初期設定よりも屋や若い人向けの内容に変更してみました。

とっさの変更で上手く挿入できたエッセンスがあった分、言い忘れたエッセンスもありました。
分の身の回りのを自分で全うするという意味の「自事」について、一人暮らしでのライフスタイルがその基本である点について触れ忘れました。

「共同機会の減少」のところで、「共同することがなくなり、共有する経験や情報が減り、会話も成立しにくくなる。そして、家族の会話は、いつの間にか業務連絡ばっかりになってしまう」という内容を触れ忘れました。これは講演の後の意見交換会で、一部の方には補足説明することができました。これは「育児ノイローゼ」の話をカットしたのに伴って起こったコトでもあります。女性が多いのであれば、「育児ブルー」の話は入れてもよかったなぁと思います。

言い忘れはいくつかありましたが、伝えたい主旨は、会場からの質問などで十分伝わっているように感じました。

「お小遣いというか、自分の自由なお金についてはどうされてますか?」という質問がありました。ホームページの「意外に難しい家計分担」でその話について書いています。外食については、こんな取り決めもあります。自分が友達と食べに行った分は自分の出費。でも、夫婦や家族で食べに行ったり飲みに行った分の代金は家計出費になります。つまり、自分の友達と夫婦を巻き込んで食べに行くと、自分の出費は無いし夫婦共通の友達も増えるというメリットがあるわけです。一緒に連れて行っても大丈夫なパートナーになるということが必須ですけどね。

その他、自分の趣味の時間の確保の仕方についても質問がありました。これはワーク・ライフ・バランスにおいては重要なことですね。実は、今回、抜いたスライドが一枚ありました。それは「(ワーク・ライフ・バランスが取れていると)趣味をあきらめずにすむ」という内容でした。ワーク・ライフ・バランスというと、仕事と家事・育児のバランスと解釈される場合もありますが、大事なのは「自分の時間」です。「ライフ」を敢えて「私生活」と言う人もいるくらいです(パク・ジョアンスックチャさんね)。僕が「家事の手抜き」を推奨するのは、この「自分の時間」を少しでも多く確保して欲しいからです

各テーブルに別れての意見交換では、僕も各テーブルを回って講演の補足をしたり、個別に質問を受けたりしました。

「古い写真などを片付けようと思っても、つい見入ってしまいなかなか片付かないんですけど、どうしたら…」という質問がありました。写真の片付けは、古い方からすると、懐かしさのあまり見入ってしまいます。逆に、最近の写真から整理していくと、勢いが付いてはかどりますよと提案も。

「もう部屋中ゴチャゴチャでどこから手を付けて良いのか…」という男性がいました。例えば8畳の部屋なら4区分にして、「今日はこの区画を片付けるぞ」と細分化してみては?と提案してみました。その2畳分にあったモノを6畳分にブルドーザー的に移すだけの瞬間移動片付けでもOKとします。なにしろ、床が見えれば希望も展望も見えて来ますから。

家計分担は好評で「今日から我が家でも導入しようかな」という話をあちこちで聞きました。同じテーブルの女性が、「ウチは家計は全部私が握ってるから話したくない」と言ってました。なかなか既得権益というのは手放せないモノなのでしょうなぁ。

毎回書いているように、僕は講演に参加された方とのやり取りがたくさんできたら満足で、足りないとチョット寂しいと感じます。その点でいうと、今日は大満足でした。残念だったのは、もうちょっと帰りの新幹線を遅くして、もっともっと皆さんとお話ししたかったということです。でも、名残惜しいくらいがちょうどなのかもしれませんね。

ものすごく残念なのは、大好きな広島のお好み焼きを食べられなかったことです。関西のお好み焼きとは全然別物の広島のお好み焼き。僕の人生選択にも大きな影響を与えている食べ物です。これはこれでお好み焼きツアーを企てるべきかもしれません。仕事のついでに食べるものではないかぁ…あ〜でも、サワリだけでも、食べたかったのが正直なところです。

河内長野市で男の料理教室しました

先月、親子料理教室をした河内長野市で、今日は男性向けの料理教室をしました。

12人という少数の参加者に絞った、ノンビリユックリの料理教室です。12人のうちの大半が「普段料理をしない」という方達で、本当にユックリ進行しました。

米の炊き方から、ダシのとり方もやりました。ダシなんて、僕も普段は簡単にしかとらないので、久しぶりでしたけど…それでもチャンと昆布と鰹節からとったダシは、チャンと素材の味を引き立ててくれ、絶品の味噌汁ができました。

6つのテーブルに二人ずつ。この規模だとイイ感じでだいたいのテーブルを見て回れます。皆さん作っている時は不安そ〜でしたが、食後の満足顔はホンマモンでした。今日くらいユックリできる料理教室はなかなかありません。

今日も応募は定員の倍あったらしく、「定員を増やそうか…」と担当さんは考えたそうですが、無理せず定員のままで開催してくれました。これ以上参加者が多いと、目が行き届かなくなり、その分、参加満足度が落ちていく気がします。

ゆっくり進行した割には、皆さんの手際が良かったのか、講座は予定よりも1時間早く終わりました。次回は、献立も多いし、手間もかかる料理なので予定通りになると思います。

講座の後、トイレでビル管理のオバチャンに「エエ臭いしてたけど…何作ってたん?」と話しかけられ、その後「なめこの味噌汁?美味しいんよねぇ?ワカメ入れた?え?入れんかったん?入れたら美味しいんよ〜」と話が延々と。なかなかトイレの手洗い場から立ち去れませんでした。でも、楽しかったです。河内長野市の市民交流センター「キックス」は立派でキレイな建物で、メンテナンスも行き届いてるしキッチンもキレイ。食器も機材もキチンと管理されてます。大事に使ってる市民の民力を感じます。気のいいあのオバチャン達のお陰もあるんだと思います。気持ちよく仕事させてもらってます。

次回は再来週。同じ人達にまた会えるというのは、うれしいモンですね。