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2011年01月 の記事一覧

1月16日沖縄市での講演の様子が地元紙に

1月16日に沖縄市での講演の様子が、地元の新聞で掲載されていたようです。
沖縄市の担当さんが送ってくれました。
2011年1月19日(水)沖縄タイムス
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2011年1月27日(木)琉球新報
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開催日が16日なのに、19日と27日の掲載というのが、なんとも沖縄らしくて…(* ̄m ̄) ププッ。
それにしても、日本の南の端の「沖縄二大紙」両方の新聞に僕が載ってるなんて、なんともスゴいことです。

アンケート結果も送られてきました。
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・とてもよい講演会でした。ユーモアを交えてわかりやすい男女共同のカタチを示していて、よく理解できました。ありがとうございました。(30・女性)
・思いやりと感謝がとても大切だと感じました。(30代・男性)
・とてもとても楽しい講演でした。(30代・女性)
・とてもためになるユニークに話して下さって楽しい時間ありがとうございました。これからも体に気をつけて下さい。今後の活動をきたいしています。(30代・女性)
・良かったです。(40代・女性)
・男性の家庭参画の推進のための講演、講座を引き続きお願いします。(40代・女性)
・大変良かったです。M字の考え方が特にいい良いです。(40代・女性)
・とても良かったです。分担には孤立ということがあるんだと気づきました。(40代・女性)
・お話の面白い方であきずにきけます。(40代・女性)
・現在は“育メン”ということばも生まれるくらい若い夫婦の中では、しっかり夫が家事や子育てに参加しているのもうかがえます。たずねていってびっくりすることもよくあります。ぜひとも共同の立場で夫婦が頑張れるよう講演の数を増やして下さい。夫婦がうまく長く連れ添っていくには会話を多くすることだと思いました。(50代・女性)
・お話を聴けて、家族のあり方も考えさせられました。持ち帰って家族で家事のことを見直す話し合いを持ちたいと思います。(50代・女性)
・色々な情報を得ようと思って(50代・女性)
・楽しい講演会でした。ありがとうございました。(50代・女性)
・講演会はとても良かった。来て良かった。期待以上の話がきけました。又、聞きたいですね。計画してほしい。山田さんの話良かった。(60代以上・女性)
・おもしろかった。(60代以上・女性)
・共感と言う言葉に共感致しました。思いやり、ありがとうございます。実践にいきたいと思います。気づかされた講演でした。(60代以上・女性)
・我家でもできることは家族で分担している。殆どは主婦がやっている家事の手抜きを教えてもらってありがとうございました。(60代以上・女性)
・とてもいいお話を聞かせてもらい良かったです。今日みたいな講演は男性が多く参加できる(又はやる)場で開催して欲しいですね。1人でも多くの“イクメン?を社会に出すために!(60代以上・女性)
・大変すばらしかった。主人へも快く参加出来るテーマの講演を希望する。(60代以上・女性)
・大変勉強になりました。今日の講演会の話は、これから子育てをする若い方々にもぜひ聞かせてほしいです。(60代以上・女性)
・よかった。男性に聞いてもらいたい。(60代以上・女性)
・出来る人が、出来ることをする。ほめて育てる。共感することが多かったです。(60代以上・女性)
・山田先生ありがとうございました。また、沖縄に来て下さいね。(60代以上・女性)
・大変良かったと思います。家事には、休日も定休日もない。これはいいですね。男性の家事自立は必要です。(60代以上・女性)
・良かったです。自立と自律は男性だけでなく女性にも更に必要なこと。(60代以上・女性)
・M字の話共生のことが良かった。(60代以上・女性)
・男性の家事自立、とても良かったと思います。ほめること。気づかせること。その気にさせること。大事ですね。本日はとても参考になりました。感謝します。(女性)
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うれしいメッセージをたくさん頂いて、「行って良かったなぁ」「上手く伝わったみたいでよかったなぁ」と思います。是非とも、講演の中で提案した「今日からできること」を実践して、チョットでも笑顔の時間が増えることを願ってます。
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主催関係者みなさんとの記念写真も送られてきました。
沖縄市で講演して、まだ半月しか経ってないのに、もう随分前のような気がしますが、こうして共に時間を過ごした皆さんのお顔を拝見すると、また明日にでも会えるような気がします。そんなホスピタリティー溢れる沖縄市での講演でした。

是非もう一度、沖縄市へ行こう!

岡山県教職員組合で講演しました

岡山県教職員組合の女性部・男女平等推進委員会主催による講演をしました。

京都駅の新幹線ホームに到着すると…人が少ない。「あれ?」と思って掲示を見ると「15分遅れ」の表示。「関ヶ原の雪で徐行運転か?」と思いきや、浜松と豊橋の間で線路に不審者が侵入した影響とか。遅れ始めたのは、僕が乗る予定の「のぞみ」の2本前から。もともと時間には余裕をもって出発してます。前もってお迎えのスタッフさんには連絡を入れていたのですが、結局ジャスト15分遅れで岡山駅に到着。進行上、若干の余裕を含めたドンピシャのタイミングでした。

「ワークとライフのWinWin関係〜きっと毎日が楽しくなる!スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案〜」という長くてんこ盛りのタイトルで、短時間で多岐にわたる内容での講演になりました。あれだけブッ飛ばしながら最後まで緊張感保って聞いて下さったのは、さすが先生集団!でした。

普段より10分短い講演時間の設定だったので、当初は家族の紹介VTRや育児トラブル経験などを抜こうかと考えてました。ところが、それを抜くとやっぱり具体的じゃなくなるというか、男性が家事する育児するという実像が、口ばっかりで見えてこない気がして、結局、時間ギチギチだけど入れることにしました。

その代わり、ワーク・ライフ・バランスが実現すると、自己研鑽・自己啓発ができるや、情報機器や家電を使いこなす時間ができるなどの実例を抜くことにしました。「裏サイト」などの例があるので、情報機器を使いこなす時間については、触れたかったのですが泣く泣くカット。結果的には、その選択でよかったと思います。

少し短くなった質疑応答の時間でしたが、「ワークとライフの概念規定」についてや、「逆転夫婦」についての娘の反応という、「くるだろうナァ〜」と予想してた質問もありましたが、「先生の夢はなんですか?」というこれまでになかった質問もありました。「夢?あんまり考えたことないです」という話から、これまでの僕の紆余曲折、つまり「夫婦もいろいろ、家族もいろいろ」の講演内容(出会って3ヶ月で結婚!など)も少し話しました。

時間的な制約もあり、「昭和時代の強制的家族共同作業」で家族総出の農作業を挙げたところで、「ドラえもん」に登場するジャイアンのような、子どもが親の店の仕事を手伝うというのを飛ばしました。「家事共同」で必要とされる「家事コミュニケーション」において、それぞれが対等であることや、それぞれに歩み寄る姿勢があればこそ「三人寄れば文殊の知恵」が実現できるという話も触れられませんでした。


今回、準備をしながら、また新しいアイデアというか発想を思いつきました。

産業革命の時代に、労働者の命と肉体的健康を守るためにできたのが「工場法」だとすると、サービス業の比率が増えている現代の労働者をストレスから守るためにあるのが「ワーク・ライフ・バランス」という考え方ではないか?つまり、ワーク・ライフ・バランスは現代社会における工場法という位置づけです。

ワークとライフの境目については、これはよく議論される点です。例えば、「家事はワークか?それともライフか?」というと、ものすごく難しい問題になります。家事をする人の裁量がどこまであるのか?どこまで自分の都合で融通できるか?という点も関係します。家事という括りの中でも、楽しめる家事と義務的な家事もあると思います。そういう意味では、ワークとライフの区切りは突き詰めるだけ不毛かもしれません。僕は、ワーク・ライフ・バランスのバランスは、バランスという言葉のもつ「天秤」的なイメージではなく、東洋のバランスである「太極図」が適当だと捉えています。ラークも転じてライフになるし、そのライフも転じればワークになる(まさに「プロ主夫」的存在!)となります。太極図が半月二つではなく曲玉になっているのも、両者の境目がスパッと切れるものではなく相互に関係し合っていることの表れだと解釈しています。


講演中に、ちょっと声がかれる瞬間がありました。それだけ熱が入って話していたということでしょう。その熱が入ったまま会場をタクシーで後にすると、僕のiPhoneが鳴り、「講演料をお渡しするのを忘れてました」と。僕もすっかり忘れてました。後日、振り込まれることになりました。

高槻市で講演しました

先週に引き続いて、大阪府高槻市講座の講師をしました。
今日は、男性向けの地域デビュー講座です。
「プライベート名刺」などの、コミュニケーションに関する実践も盛り込み、楽しい講座になりました。

…という内容を書きたかったのですが、なんだか今日はとっても眠たいです。
一昨日のサッカーの日韓戦を最後まで見て寝不足。
それが2日も尾を引いて…(-_-)zzz

「先生の他の講演も是非聴いてみたいです」
と仰って下さった方もいらっしゃり、ありがたい限りでした。
また、どこかでお目にかかれることを願っています。
当分、関西での一般公開の講演がないのが残念。

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昨晩は、ホンマに「なぜこんなに眠たいのか?」というくらいの睡魔がやってきてました。最近、家ではビール等のアルコール類も飲まないので、酔って眠たいというのもないので、正味の眠たさかと。不眠よりは絶対エエと思って、過ごしてます。

昨日の、高槻市での「応援します!男の地域デビュー 〜家庭で、地域で、お付き合いのツボ〜」。先週の「家事のポイント」に引き続いての参加者ばかりで、顔も姿も一度見た人ばかり。こういう講座の場合、とくに男性は、先週とまったく同じ席に座らはりますので、顔の一致度も高いのです。

参加者の皆さんは、交流ワークにも積極的で、これまで同様(もしくはそれ以上の)盛り上がりがありました。1分間トークでは、「お題」が出された時には「1分かぁ〜」という顔をされていた方も、実際トークが始まると「全然足りん」という感じでした。「はじめの一歩」は重たくても、歩き始めれば「その次の一歩」はグッと楽に出てきます。2歩目3歩目をイメージできれば、一歩目はもっと楽かもしれません。

今回は、講座が終わった後で、参加者それぞれが連絡先などのやり取りを自主的にされていたので、2歩目3歩目も無事に踏み出せてもらえたような気がします。僕の講座の内容は、すぐに忘れてしまうものかもしれません。でも、新しくできた友人とは、長く続いて欲しいと願います。

買った物を使いこなす

ワーク・ライフ・バランスのエエところを話す時に、「自己研鑽する時間がある」は一つの売りだと思います。

経営者にとっても、研修を自前でしなくても、自分からすすんで研鑽する社員がいるというのは、都合のエエことやと思います。働き手にとっても、見聞が広まるし、仕事が広がる可能性もあるし、「もしも」の時に自分の身を助けるものになるかもしれません。語学や資格といった、必ずしも「いかにも自己研鑽」的なものでなくても、社会人大学院に通うとか、趣味に没頭するというのもエエと思います。

そんな自己研鑽の中の一つに、「所有している物を使いこなす」というのも入れるとイイと思います。せっかく買った多機能携帯電話なのに、結局、使ってるのはメールとカメラと電話だけという人、周囲でもいます。それだけしか使わないのなら、安い単純な携帯電話でエエと思うんです(基本機能だけの携帯電話は少ないですが)。

オーブンレンジもホンマに超多機能化してきています。掃除機も空気清浄機付きのものまで登場してますし、洗濯機の「○○モード」を全部使ったことがある人は、ごく少数だと思います。HDDレコーダーや薄型テレビも、備わっている機能を一通り全部使いこなしている人というのは、なかなかいないと思います。ひとたび、買って使い始めてしまうと、「え?そんな機能あったん?」というのを知る機会もあまりありません。

このような、せっかく買った家電や情報機器の使いこなし時間の確保については、背後にある課題を浮き彫りにする気がします。「買ったのに使いこなせない」というのは、裏を返せば「使いこなせないような物を買ってしまう」購買行動も問題です。ですが「単純な機能の物でイイのに、(携帯電話のように)単純な商品が少ない」という背景もあります。無駄な機能になるとわかっていながら、その無駄付きを買わざるを得ないというのは、作る方にも買う方にも無駄なような気がします。

購入するために働いてお金を稼ぐのがワークとするなら、使いこなすのはライフ。両方ないと不完全です。買うだけでは、なんのために買ったのか?になるし、ライフだけではそもそも買えないですし。

そういう意味での、ワーク・ライフ・バランスを必要とする物として、僕は「整理本」「片付け本」の「積ん読」を挙げたいと思います。買っただけで片付いた気になる気持ちはものすごく理解できますが、「積ん読」ではかえってガラクタ化してしまってる(片付いた状態からどんどん離れていく)のが現実です。「片付け本」こそ、買う→読む→実行という時間がないと無意味です。そしてまた、仕入れた情報をもとに行動する力を要するという点において、きわめて自己啓発的要素の高い物品であると思います。

高槻市で講演しました

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高槻市で連続講座 男の生活術「スーパー主夫の暮らし術入門〜家庭で、地域で、ズッと現役〜」の1週目「家庭円満のカギは男の家事参加〜ココで差が付く家事のポイント〜」(長ッ)を講演しました。

昨年も同じ時期に同じ場所で講演した「男の生活術」。昨年の反省もあり、まず家事の熟練度を尋ねてみると、思った通り「まったく初めて」という人はほとんどおらず、「ステップアップ」組がたいはん。途中の家事自立診断テストも、10点以上が半分位。予想が当たり、「ちょっと家事に慣れた人向きかな?」という内容も、しっかり付いて来てくれました。

「モノが増えてシャーナイ」は、本当に全国どこの家庭でも悩みのようです。「断捨離」ブームの背景を垣間見た気がしましたし、皆さんの興味にも沿えたようでした。

今回は、講演中のデータに関する質問がたくさんありました。男性向け講座の場合、データでしっかり数字を出すと、「ほぉ!」と興味を引き付けられるようです。そんなに厳密に捉えなくても…と思うようなことも、キッチリメモして確認している辺りに、男性ならではのおもしろさを感じました。

手段と目的」の話も触れました。参加者の顔を見ていると、多趣味そうな人は大きく反応してました。「鉄道マニア」「プラモデル」も手段の目的化的な趣味ですが、「盆栽」もその傾向がありますね。飾るだけなら完成品を買ってくればイイのですが、自分で育てるところなどは「萌え」要素があるように感じました。話ながら「あ、盆栽もやな」と付け加えました。自分の父親くらいの方達に「萌え」と言っても「通じたかな?」と、ちょっと不安ではありましたが。

来週は、交流ワークも含めて、参加者同士が顔見知りになったりして、今後の地域生活に繋げられるような内容を狙ってみます。

守山市立物部幼稚園で講演しました

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滋賀県守山市立物部幼稚園で講演しました。保育園での講演会はこれまでにもたくさんやりましたが、幼稚園での講演会は、よくよく考えるとこれが初めてでした。

去年2月11日の守山市での人権講演会に、物部幼稚園の保護者会の方が聞きに来て下さっていて、その方からの紹介で、今回、僕が幼稚園でお話しすることになりました。守山市は、子育て講演会や市域内企業のワーク・ライフ・バランス講演会など、なんだか一通りの演目をやらせてもらっている気がします。

沖縄から帰ってきて、初めての講演でした。沖縄の皆さんが、「地元のスタッフと思ってたさぁ」というように、終始琉球弁で話しかけてくれたお陰で、一部イントネーションが沖縄訛りになっているような状態でした。言葉には真似しやすい言葉と真似しにくい言葉がありますが、うちな〜ぐちは僕にはとっても真似しやすく、1ヶ月もいたらスッカリ染まってしまいそうです。

職員室で出番を待っていたら目の前に、画像のような教育目標が掲げられていました。見ると、「自分のことは自分でする子ども」「思いやりのある子ども」など、僕の講演テーマともドンピシャ☆でした。幼稚園の教育要綱が改訂され、「人間関係」の領域に「協同する体験の積み重ね」を重視する記述が追加されたようです。「協同」と僕が講演で触れる「共同」は、厳密に言うと違いはありますが、それでも目指すモノを共有し、成果や感想を共感し合うことの基盤になるには違いありません。僕は物部幼稚園の教育目標を事前に調べたわけでもなく、幼稚園教育要綱の改訂についても、恥ずかしながら園長先生のお話を伺い、講演の後で調べて初めて知りました。でも、狙ったような内容だったので、自分でも驚きました。結局、人を育てるという点において、どんな道を通ったとしても、一度はそこを通るのでしょうね。

参加者のほぼ全員が女性でした。男性も二人いたかな?ノリのいいママ達で、楽しく講演させてもらいました。家事技紹介も反応よかったですが、育児に行き詰まった話もジックリ聞いてもらえてような気がします。講演の途中で触れましたが、是非、紫キャベツを焼きそばの具に使ってみて下さい。すごい色の焼きそば麺になりますよ。その後のソースも忘れずに試してみて下さい。

守山駅までは片道43分。幼稚園までも50分かかってません。サッと行って講演してサッと帰って来た感じです。普段お昼ご飯を食べてる時間に、家でお昼を食べました。

手段と目的

「家事は楽しい生活のための手段」

講演ではこう伝えてます。
とくに「男の料理」が陥りがちなのが、この手段と目的の転倒です。

本来、食事とは、食物から栄養分を摂取することに目的があるはずです。それに加えて、美味しいであるとか、キレイであるとか、安全であるとか、楽しがが付属的に加わります。

ところが、いわゆる「マニア」は、この手段を目的化した行動特性で、この特性はこれまで男性に多く見られる傾向であるような気がします。

例えば、「鉄ちゃん」。本来、目的地に移動するための手段に過ぎないはずの鉄道ですが、それを撮ったり、乗ったり、比べたりして愛でることを目的にした嗜好です。目的地まで到達するための参考書である「時刻表」ですら、その愛でる対象として目的化されています。「駅弁」も同様です。

プラモデルなどは、まさに手段が目的化した商品といえるでしょう。プラモデルに似たモノとして、「手芸」という、これまで女性が多く好むとされる、プロセス重視嗜好がありますが、これもよくよく見ていると、「ボケ防止の目的でやってる」「リフレッシュのために」という人や「カレシにプレゼントするため」「自分が着るため」「飾るため」という感じで、どこか合目的的であるようにも見受けられます。このように、趣味領域に関しては、鉄道マニアやプラモデルと比べるように、はるかに女性の方がビジネス適合的だと思います。一方で、会話は、女性の方が会話自体を楽しむプロセス重視で、男性の方が結論重視だと言われていますが、これはまた別の機会に。

最近は「鉄子さん」や「手芸男子」も登場するようになり、だいぶん男女のボーダーレス化が進んでいると思います。男女の区別に囚われず、興味のあるコトに素直に向かえるというのは、とってもいいことだと思います。

話を戻して、「男の料理」にみる「手段の目的化」についてです。典型的なのが、「包丁研ぎ」です。包丁は、あくまでも材料を料理に合わせて切るための手段的道具です(道具というのは、たいてい手段ですが…)。ところが、「男の家事教室」には「包丁研ぎ」という科目が、しっかりと確立している場合があります。女性向けの料理教室で、包丁研ぎという科目をあまり見かけないことを考えると、とっても特徴的で、ある意味微笑ましいことのように感じます。

善し悪し議論ではないのです。包丁研ぎは包丁研ぎでエエのです。ただ、包丁研ぎに時間と労力を使いすぎて、肝心の料理に時間がなくなり…では、本末転倒と言わざるをえません。確かに、良く切れる包丁は、美味しい料理には欠かせません。切れない包丁よりも安全です。ただ、良く切れる包丁は、必ずしも砥石でシュコシュコ研ぐ必要もないのです。シャープナーでシャシャッと往復させれば、数秒で十分に切れる包丁が手に入ります。

僕が言いたいのは、「手段の目的化」が悪いということではありません。なんにでも楽しみを見付けられる人というのは、この「手段の目的化」がとっても上手な人です。散らかった部屋の片付けさえ、「どう収納しようか?」「この落書き…上手になったなぁ」などの楽しみに変換できてしまえる人だと思います。

大切なのはバランスです。手段もボチボチ楽しめ、そして目的もボチボチ達成できる。手段に力を入れすぎて、料理はお粗末、キッチンは散らかしっ放しでは、続けることが難しくなります。かといって、「腹さえ膨れれば何でもエエねん」というのも、寂しいというか、貧困なような気がします。

なんにでも言えるコトですが、やり出すときりがありません。求めると果てしないです。それぞれにどこで折り合いを付けるか?このバランス感覚が、家事には特に大切なんだと思います。

沖縄市で講演しました

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沖縄市男女共同参画センターオープニングイベントで講演しました。「○○周年講演会」というのは区切り毎にありますが、「オープニング」は一回きりしかありません。そんな特別なイベントに講演することができてウレシい限りです。新品の建物に、新品の機材。リハーサルでプロジェクターのセッティングをじっくり試せてヨカッタです。本番は、かなりキレイな映像が出せました。

沖縄市に行く前から、熱烈歓迎!の熱意が伝わってきて、「こりゃ、冬休み明け最初の講演だけど初っぱなから全力投球やん!」と準備にも熱が入りました。沖縄のホスピタリティーのもつ力ですね。沖縄で2011年初春シーズンをスタートさせるなんて、野球のキャンプみたいです。そういえば、沖縄市は広島東洋カープのキャンプ地らしく、看板をいくつか見かけました。

会場の準備をしていたら、「先生はどちら?」「ここですよ」「あら!ずっと隣にいたのね!地元のスタッフの人かと思ったさぁ」と間違えられるくらい、顔が馴染んでいたそうです。自分でも沖縄系の顔だと思いますが、地元の人にも認めてもらえたので、晴れて「はるか遠い故郷」と使えそうです。本当に、不思議なんですが、沖縄に来たのは2回目なのに、ズッとここに住んでたような気になるのは、なんでだろう?DNAのどこかで、はるか昔に海を渡ったご先祖様の記憶が呼び戻されてるんかなぁ?

講演の後、参加された方と少しお話できたのですが、「ウチの次男も主夫してるんです」「弟が主夫」という方が他の地域よりも多くいたような気がします。沖縄の風土なのかもしれません。そういう意味では、とっても興味もって聞いて下さった方が多かったように思います。もちろん、会場の反応も上々でした。大阪のオバチャンと、沖縄のねえねえ(←おばぁまではいってないと思うので…ねえねえとおばあの中間はどう言うんやろ?)とはいい勝負だと思います。

質疑応答は、司会の伊良皆善子さんとの掛け合いもあって、いつも以上に楽しく交流させてもらいました。

講演の中で、大事なことを言い忘れました。
「家事は、できる人が、できる時に、できる事をすればいい」です。
これが前提としてあれば(そのための「自事」ですが)、家族の誰かに負担が偏らず、無理せず、みんなが楽しく暮らすための家事が続けられるんじゃないか?という内容です。女性団体連絡協議会(女団協)の会長さんが、質疑応答の時に誘導してくれはったのにコレを出せず、引き続き行われた女団協20周年記念式典でフォローして下さり、「しまった!言い忘れてた」と気付きました。

女団協20周年記念式典の初代会長さんのスピーチで「77歳になりました!」と聞き、「1934年生まれというコトは、11歳の時に沖縄戦」と頭の中で計算しました。沖縄戦とアメリカ統治下の沖縄と沖縄返還と今。決して幸福な時間だけではなかったと思うし、苦労もいっぱいされてきたと思うけど…そんな事を考えながら、スピーチにジーンときました。沖縄に来るとやっぱり平和のことを考えずにはいられませんでした。

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式典では、画像のような出し物がズーッと続いて、芸能の町沖縄市(というかコザ?)を垣間見ました。一人が何種類も踊れるというのが当たり前なんだそうです。静かな格式の高そうな踊りもあれば、陽気で賑やかな踊りもあって、バラエティー豊かです。

もっともっと喋りたかったし、もっと居続けたかった沖縄市でした。後ろ髪を引かれる思いで、那覇空港を経由して降りたった大阪国際空港(伊丹空港)は粉雪の舞う氷点下でした。