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2012年09月 の記事一覧

福島県で講演しました

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福島県の男女共生センターで「"プロ主夫"直伝!楽ちん男の家事」を講演しました。

なにしろ福島県は何度も通過しながら、降り立ったのは今回が初めて。予定は早くから入っていたんだけど、まさかこれほどまでに台風が重なるとは…というわけで、昨日のうちに福島県入りしていました。今から思えば、福島市まで行かずに郡山市に泊まるのでもヨカッタなと。なにしろ、実際に行くまで、どうも感覚がつかめず「浜通り」「中通り」「会津」という区分もローカルニュースの天気予報を見て、ようやく「あ、こういう区分なのね」とガッテンできたしだいです。正直言って、今ひとつ馴染みの薄かった福島県が、一気にわかってきたこの二日間でした。

「男の家事」がタイトルに入っているだけに、男性の参加者の方が多い!という、自治体主催の僕の講演では珍しいことになっていました。男性が家事をする場合、そのキッカケや背景や熟練度などは、女性が家事をする以上に多様です。それゆえに、あらゆる想定に対応しようとすると、どうしても内容が多岐にわたります。限られた時間の中で、どこまで詰め込むか?は毎回とても難しい選択です。とくに初めての土地ではなおさら。

今回も、だいたいの人をカバーすることができたとは思います。でも質疑応答の時に「もう少し前の段階についての話が聞きたかった」つまり、「家事への第一歩をどうしたらいいのか?あるいはコミュニケーション自体のキッカケ」が知りたかったという意見を頂きました。

話の中でもチョット触れたのですが、伝わりにくかったかもしれません。
基本は「観察」です。
「この人はなにに興味があるのか?」「どんな家事なら取り組めそうか?」「いつ時間が空く人なんだろうか?」などいろんな視点で観察することが第一歩です。「見ることは好きになること」でもあるといいます(参照元:NBO新書レビュー)。もしも誰かに家事をさせようとするなら、まず観察です。そして、好きになると(まではいかなくても、せめて愛着をもつようになると)、会話もできるようになるでしょうし、理解も進むでしょうし、歩み寄りもできるようになると思います。

子育ても、「パパァ〜ちょっと聞いてよぉ」という時に、顔を向けずに生返事ばかりしているのでは、いつか子どもは話しかけてくれなくなります。一瞬でいいから、手を止めて「ん?なに?」と顔を向け目を見ると、「あ!聞いてくれてる」と思うはずです。そう思うから話すし、伝えようとするわけです。

今日は、共同<共有<共感の話を抜いていました。男の家事がテーマの場合、最初の一歩を踏み出した参加者が多いので、この部分はカットすることが多いのです。でも、男の家事講演でも、今回のようにこの部分が必要としている人が聞きに来てくれる時もあるんですね。どこかを削ってでも入れた方がよさそうです。さっそくカイゼン。

二人目に感想を話してくれた方は、方言がとってもきつくて、話の内容全部の意味を正確には聞き取れませんでした。でも、「家事が大切だということを、ここ数日で身をもって実感した!もっと多くの人に聞いて欲しい話だった」というメッセージは理解できました。とってもウレシイお言葉でした。

とっさのメニュー変更やマンネリ打破に使えるアイデア「メニュースロット」も好評でした。「素材」「調理法」「テイスト(和風・洋風・中華風など)」をスロットマシーンのようにランダムに組み合わせるという発想法です。「素材」の「ジャガイモ」を固定させ、「ジャガイモ」×「煮る」×「和風」=「肉じゃが」、「ジャガイモ」×「煮る」×「洋風」=「カレー煮込み」、「ジャガイモ」×「炒める」×「中華風」=「ジャガイモの千切り炒め」などバリエーションを増やすのも便利です。「東京新聞連載の第3回メニューのやりくり」で触れた内容です(現在、大きな記事画像のリンク先が無くなっています)。

講演前は曇っていたのに、講演中から晴れはじめ、最期は台風の合間の秋晴れでした。はじめての福島県での講演は、無事に終わりました。そして、今回も一番楽しんでいたのは、僕自身だったような気がします。

控え室では、地震の影響の話、宮城県や岩手県との復興の違い、原発の影響など、ニュースで部分的に伝わってくる情報を一気に包括してレクチャーしてもらえました。「あ!そういうコトだったのか!」の連続でした。

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その控え室は、こんなにオシャレで素敵な部屋でした。あまりにイイ環境すぎて落ち着かず、館内を意味もなくウロウロしたりしてました。結果的には、この控え室のおかげもあって、とってもイイ感じに講演時間を過ごすことができました。また、福島県を訪れる機会のあることを願っています。

 

兵庫県豊岡市で講演しました

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兵庫県豊岡市で「主夫からみた子育て支援〜井戸端会議ってエエもんや〜」を講演しました。

豊岡市と言えば「こうのとり」で有名です。その豊岡市まで「特急こうのとり」で!と思ったのですが、時間が合わず。その代わりに乗ったのが、地元の高校生だらけの、それはそれはマナーのよくできたお上品に乗車する坊ちゃんお嬢ちゃんだらけ…の逆の騒々しい普通電車で行きました。同じ、山陰線でも京都とは違った方言でチョット新鮮でした。

講演したのは、昨日(9月26日)の夜20時からでした。朝型の僕は、朝5時前の出発でも大丈夫ですが、夜の遅い時間の仕事は、ちょっと…でした。夜20時からの講演は、僕の経験上、一番遅い時間からのスタートでした。ところが、意外と身体も軽くて集中力も途切れることなく最後まで乗り切れました。ランニングの成果?

今回は、地元の社会福祉協議会主催の研修会で地域の民生委員、児童委員、福祉委員さん達向けでした。民生委員も以前は遠い存在でしたが、三田市の審議会で同席している民生委員さんから、いろいろ内情を聞くにつれ「20年前とは全然違うことしてるんやなぁ」とシミジミ。

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今回は、地域でできる子育て支援について話ししました。その前に、一人一人がシッカリ自事したうえで、両手で人とつながり合うという「M」字型人間関係の話をし、そのあと、明日からでもできる子育て支援について、例として「歩こう!」をあげたり、快適共有から始める共有・共感のできる関係について、子育て体験を交えながら70分話しました。「よく見てよく聞く」コミュニケーションワークでは、「中には気難しい人もいるやろなぁ」と心配していたのですが、たくさんの人がわいわいと参加してくれてホッとしました。

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「歩こう!」については、とくに地方では声を大にして伝えたいコトです。近年、都会よりも地方の人の方が肥満傾向にあるそうです。ちょっと近所に買い物に行くのにも自動車に乗ってしまうからだそうです。歩いているとお互いに見える顔も、自動車に乗ってしまうとなかなか見えません。歩いているとチョットすれ違うときに挨拶もできますが、自動車に乗っていると知り合いの顔が見えても「おーい」と止めるわけにもいきません。目的地までの間にあった人間関係は、自動車に乗るようになるとスッポリと抜けてしまいます。これが過疎を余計に寂しいモノに変えているような気がします。

人と会って、挨拶をする。「だいぶん涼しくなりましたね」「そうですねぇ」という季節の挨拶は、暑さや寒さ、天気の良し悪しを共感し合う最小限のモデルです。井戸端会議というのは、そういう顔と顔を合わせコミュニケーションをとりながら、そこを通る人達のこともチョロッと見ている、住民セコムみたいなモノです。そんな井戸端会議が、非効率や不経済だけでなくなってしまうのは、子育て世代にとっても大いにザンネンです。

今回は、時間の関係で「楽家事」については、たくさん触れることができませんでしたが、家事の前の人間関係については話すことができたのでヨシでした。どんなに家事ができてもコミュニケーションが上手くとれないと、その生活は味気ないものです。逆に家が少々散らかっていようと、少々料理が下手であっても、笑顔イッパイで仲良く暮らしているなら、その方がズッと価値があると思います。家事はあくまでも、楽しい生活のための手段ですから。

 

東京新聞連載 13回 移動のイライラ手作り地図で解消

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9月5日の新聞掲載記事。とっくにアップしたと思ってたら、まだでした。実は、次回10月3日掲載予定の記事を、昨日、新聞社に送ったところです。

この記事の原型は、2007年の京都新聞での連載記事「これから地図」です。
あれから5年経ち、加奈子も大きくなりましたが、未だに「どの辺を走っている」「あとどのくらいかかる」が読めないらしいです。

感覚的なモノは、デジタルのカーナビよりも、アナログの地図の方がつかみやすいのかもしれません。「700メートル進んで左折してください」「間もなく左折です」ばかりに頼っていては、方向感覚や時間感覚は磨かれないような気がします。

今回は、「見える化」というキーワードも盛り込みながら、家事共同や協働の場面でも応用できる内容にしました。

 

もはやイリュージョン!

楽家事への道は、大きく分けて二つあります。
一つは、自分で省力化する方法です。
もう一つは、誰かと共同化することです。

省力化は自分で考えて自分で行動するので、意図と結果はそんなに乖離しません。だいたいは予想通りにことが進むはずです。

問題は共同化の方です。多くの場合「なんでぇ?もぉ〜自分でやった方が速いやん!」「『やっといて』ってゆ〜たやろ!」になります。他人に任せるというのは、自分の思惑と大きく離れることが多々起こります。それが良い方に離れればいいのですが、たいていは悪い方に離れるものです。そうなると、任せるのもストレスです。

ところが、他人に任せることで、自分では絶対にできないようなイリュージョンにも遭遇できます。

先日も、我が家でイリュージョンが立て続けに起こりました。
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いったい、どうやったらこんな難しい積み方ができるのか教えて欲しいです。

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脱いだストッキングを洗濯ネットに入れて洗っているのに、洗濯機で回している間に結び目が!縄抜け脱出イリュージョンの逆で、手を加えずに結び目イリュージョン!みたいな?

うどんも茹でている間に絡まって、たまに結び目ができることがありますが、それは大きな鍋に入ったたっぷりのお湯の中でのこと。洗濯ネットの中のような狭い場所で絡むとは、あんまり考えられません。脱いだ時に結び目ができたとしたら…いったいどうやって脱いでるのやら、これまた謎です。

こういう「?!?!」をいちいち写真に撮って残してしまうのを「イヤミ?」と解釈する人もいると思いますが、こうやって記録を残して溜めていくと、後々かなり笑えるものです。初心者には、慣れてきた人が及びもしない「もってるモノ」があります。それを放っておくのはモッタイナイです。みんなの家事はみんなでネタにすればいいのです。赤ちゃんの意味不明な行動や幼児の言い間違いなどを、撮り残すのと同じかもしれませんけどね。

 

我が家の味を作ろう!

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ウチには、とても他人様に紹介できるようなメニューではないけど、下手したら週に5日くらい登場するメニューがあります。

それが画像左の…鶏ののり巻き唐揚げ!
…ではなくて、右のキャベツとちくわの煮物です。

作り方は超簡単。
1.お湯(だいたい200cc)を沸騰させ、
2.そこにだしの素を一袋(分量の多い少ないは無視)いれます。
3.斜め切りしたちくわ(2本)とざく切りキャベツ(1/4玉)を加えて
4.火を弱めて鍋のふたをして、ちくわが適当に膨らんだところで出来上がり!
5.好みで、しょうゆや七味、おろしショウガを少し加えます。

最初のお湯が多いとスープみたいになります。
少ないと蒸し料理風になります。
生煮えでもそれなりにシャキシャキ食べられます。

小5の娘でも作れる簡単料理。
でも、これがハズレなくご飯のおかずになるんです。

キャベツは芯に近い部分もザクザク刻んで入れると、イイだしがでます。
ネギやタマネギを加えてもイイし、画像のようにニンジンを入れてもイイです。
ちくわの代わりにかまぼこでもイイし、厚揚げや薄揚げや練り物でもイイです。

超手抜きだけど、毎日食べても飽きないおかず。
決して外で食べられないし、家で食べるからこそ美味しく感じるメニュー。
なにか足りない時に、素早く作れる我が家のヘビーローテーション!
バリエーションの幅が作れる基本メニュー!

こんなメニューが一つあると、作る方はとっても助かるし、食べる方もホッと安心です。続けると家のソウルフードになります。我が家の味とは、きっとこんな感じで醸造されていくのだと思います。簡単なメニューでないと、続けられませんから。

是非、皆さんも、簡単で安くて毎日作れて毎日食べても飽きない「我が家のソウルフード」を作り上げてみて下さい。家族を繋ぐ我が家の味が見付かるとイイですね。