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2012年11月 の記事一覧

ゴールはいろいろあってイイ

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先日、冷凍ご飯で一人昼ご飯の炒飯を作っていました。ところが、ご飯の冷凍&解凍具合がイマイチだったせいか、炒飯がパラッとならず、このままでは確実にベチャッと仕上がりそうな流れに。

自分だけが食べる昼ご飯を作っているだけなので、仕上がりを少々失敗していても全然問題ないのです。でも、どうせほとんど変わらない手間で作るのなら、やっぱり少しでも美味しく食べたいという食い意地も捨て切れず、頑張ってみました。

1.ベチャッと状態の炒飯に、キムチを漬けダシ多めで加えます。
2.ザックリひととおり混ぜたら、中火でそのまま放置し、そこを焦がします。
(完全に焦げ付かないように、フライパンを揺すりながら加熱するのがポイント)
3.焦げたら、フライパンを返して炒飯をお好み焼きのようにひっくり返し、逆面を焦がします。
4.皿に盛りつける時に、焦げがまんべんなく散るようにします。

お焦げがカリッとして、なんちゃって石焼きビビンバみたいな感じです。
パラッとした炒飯に失敗した時は、カリッとした炒飯で逃げる。これが僕の炒飯のもう一つのゴール。

大人が手本をみせる

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高校の同窓会があったので、建物の中もあっちこっち撮ってみました。ごく日常だった風景も、今となってはなにもかも懐かしいモノばかり。

母校には、学校長自らトイレ掃除をするという、他校ではあんまり見かけない習わしがありました。実際に、どのくらいのペースで掃除していたか、本当のところは知らないのですが、初期の校内新聞かなにかで、校長の掃除中の写真が公開されました。それを受けてかどうか、ベテラン教師達が「これがトイレ掃除っちゅーもんや」と率先してトイレ掃除してました。そこまでやられると、生徒も「やらんとイカン」という雰囲気になっていたと思います。

ああやって教師という大人(それも大半が男性)が手本になるというのは、イイことだと思います。他人(生徒)に「やれ」「汚れてる!キレイにしろ」と言うだけでなく、トイレの前では皆平等ですし、自分も使うんだから自分の手で後始末をするという、今でいう「自事」への意識に訴えるものがあったと思います。そして、これは学校でも家庭でも同じことです。

もちろん、そういう光景をみても、自分には関係ないという認識の人もいるでしょう。あの風習によって、卒業生の全員に自事意識が芽生えたとはとうてい思えません。でも、例え数名でも、教師がすすんでトイレ掃除をしていたことが、自事意識への窓口になったのであるなら、それは決して間違いではありません。窓口の一つを通った僕は、あの風習が今も続いていて欲しいなと思います。

 

東京新聞連載 15回 「失敗」画像残して再発防止

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16回の原稿を送ってから、15回の掲載記事をアップしてなかったことに気付きました。

この「楽家事でいこう!」での掲載内容をまとめた記事になっています。
失敗を撮る!キレイも撮る!
ミスってしまった
↑参考記事です。

僕は、いいコトも悪いコトもよく撮ってます。撮ることで俯瞰して事態をみている自分を作ります。たいていはiPhoneで気軽に撮っています。iPhotoにデータを移す時に再度確認し、今日の失敗や昨日の成功を振り返ります。

スポーツも芸事も、仕事も家事も、なにごとも振り返りナシでは上達しません。自分の講演なんかは、VTRを送って頂いて再生しても、まずは目を背けたくなります。そして勇気をもってジックリ見ると、今度は「なんでココで、これ言うかなぁ?(T^T)クゥー」「ここはコレじゃなくてアッチやろ!」などダメ出しだらけになります。そして、こんなんでよく人前で喋れるなぁと自己嫌悪。「よかった」というアンケートを取り出して読み、ちょっと自信回復…これを繰り返してます。

さすがに家事でここまでガックリすることはありません。やっぱり目の前で「美味しい!」「うわぁーキレイ!」という反応があるのと、「楽しい生活のための手段」という割り切りがあるからかもしれません。

 

クリーニングは必ずしも万能ではない

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先日、妻の白衣を地元京都で急速に店舗数を増やしているクリーニングチェーン「★arnival」出したのが帰ってきました。

見ての通りのアイロンプレス技術。
とっても雑。
雑を通り越して、情けない。
襟にシワを作るというのは、素人レベルです。

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襟だけでなく、袖口にもプレスシワ。こちらは、シワになったまま一度プレスしてしまい、それを伸ばしてもう一度プレスしたような、これぞホンマの素人芸とでも言うべき失敗例です。

せっかくなので、この襟のシワが入らないようにするコツを紹介します。
実は、簡単なことです。

はじめに裏からアイロンをあてる
その後、表からアイロンをあてて仕上げる。

たったこれだけです。
袖口や肩裏地のある部分なども、
この方法でアイロンするとシワになりにくいです。

もっとも、画像のようなシワは、裏も表も関係なく、また熱による生地の伸びなども配慮なく、ただ洗った衣類をプレス機にのせて、前後あるいは上下からプレス機を挟み込みイッチョあがりな作業の結果です。キチンと成形してからプレスするならまだしも、いい加減な成形をしたうえでプレスするので、このようなシワが入るのです。もはやアイロン云々のレベルではないと思われます。

クリーニングは必ずしも万能ではありません。プロに任せたから安心と言い切れないのが、現状のクリーニング業界のようです(まともな業者もありますけどね)。
 

栃木県真岡市で講演しました

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栃木県真岡市で「平成24年度真岡市男女共同参画社会づくり講演会」をしました。今回は、会場の画像ではなく、真岡駅の駅舎の画像です。SLの形をしたものすごい駅舎ですが、市のホームページを見ても「いちご日本一のまち」の次に「SLが走るまち」をあげているくらいです。

参加者層が予測できなかったので、子育て世代が多い用と中高年世代が多い用の2種類を用意しました。会場の様子をみて中高年世代用を使いました。ただ中高年世代用とはいえ、久しぶりに「レディー・ガガで窓拭き体操」を入れてみました。おまけにピンマイク使用だったので、とっても体操がスムーズ。

講演後、可能な限り出口で参加者へお礼の挨拶をしに行くのですが、今回は会場が大きくて出口まで行けそうにありませんでした。イベントが終わり、パソコンの片付けに舞台に戻ると、客席にはまだいくらか参加者が残っていたので、そこで挨拶することができました。舞台と客席やマイクを持っている向けられるという関係でなく、同じ場所にいる人間同士の関係だと、垣根も低くていろいろお話ができました。

講演が予定よりも早く終わったので(僕の前の市長さんのお話が非常に簡潔だった)、講演後、当初予定していた久下田駅ではなく真岡駅から「SLもおか号」に乗れるよう、市役所の方が送ってくれました。講演の日程が決まり調べていると、SLもおか号の運行時刻と講演終了がドンピシャでした。もともとは東北本線の石橋駅まで送って下さる予定だったのですが、「せっかくなので是非SLに乗車を!」となりました。「SLが走るまち」を掲げていることへの本気度が伝わってきました。

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駅まで送って下さった市役所の職員さんが、写真も撮って下さいました。このあと、はじめて営業区間を走るSLを堪能でき(梅小路SL機関区の体験乗車的なのはありますが)感激でした。欲を言えばもう少し天気が良ければなぁ〜というところでした。とはいっても予報では雨になっていたにもかかわらず、曇り状態でなんとか食い止められていたのはラッキーでした。

 

高槻市で男性セミナーの講師をしました

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大阪府高槻市で男性セミナーの講師しました。このセミナーは市民による「男性セミナー企画運営委員会」の参加による男性の男性のための男性セミナーでした。画像は、会場の視聴覚室の調整室(控え室)からの光景。

高槻市は、2010年に2回、2011年に2回、そして今年と毎年講演しています。そして高槻市は母の郷里で、今も祖母が暮らしています。会場はその母の生まれ育った町のすぐ近く。僕も小さな頃、母に連れられて帰省しに来たものでした。そんな馴染みの高槻市での講演でした。もしかしたら、母と同級生とか同期という方がいるかと、いろいろ仕込んでみましたが、さすがにドンピシャはありませんでした。

3回シリーズの男性セミナーの2回目を担当したのですが、3回目がコミュニケーション実践と聞いていたので、僕の回ではコミュニケーションワークはせずに、普段の暮らしの振り返りという面で、生活自立度チェックや自分や家族の好きなモノを掘り下げるという作業をしてもらいました。

講演中はわりとジーッと聞いてくれてはりましたが、コミュニケーションタイムに入ると続々と質問や感想が飛び出しました。まぁ〜ホントにいろいろありました。参加者の皆さんとやりとりをするこの時間が一番楽しいです。いちおう講演が一段落した後も皆さんとワイワイ。いやはや楽しい高槻市での講演でした。

たくさんコミュニケーションしたなかで、印象に残った一つは「上から目線的なモノは家ではありませんか?」という質問です。どっちが偉い?どっちがシンドイ?という比較競争の視点になると、どうしても上下関係が生じがちです。でも、上下関係なく、誰にでもスランプはあるし、体調の悪い日もあるし、泥酔してトイレに駆け込むというみっともない時もあります。そんな弱っている時に優しくしてほしいのなら、オレの方が偉い!言うことを聞け!という態度はとれないと思います。シンドイ時、上手くいかない時、そんな自分も自分の一部として大事にする。これが僕のアンチマッチョイズムです。ズボンのチャックが全開の時に「あんた、開いてんで!」と気軽に声を掛けてもらえるような人間になりたいです。

人生の伴侶として選んだ人が鬱症状に陥り、どうしようか?どう接して良いのか?という方もいらっしゃいました。あの時、とっさに出てきませんでしたが、佐々木常夫さんの『完全版 ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~』を紹介できればヨカッタと後悔。きっと参考になると思います。

そういえば、母と同級生や同期でドンピシャの方はいませんでしたが、和子さんの前の職場で入れ違いで務めたという方がいらっしゃいました。どこかで繋がってるものですね。

 

鉄道車輌にみる掃除の極意

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お気づきですか?最近製造された、新しい鉄道車輌には「片もち式座席」という画像のような座席が多く使われています。これまでの座席は、床に暖房機材などが入った四角い囲いが接していて、その上に座席が乗っていました。ところが最近は、壁から座席がせり出し宙に浮かんだような座席が増えています。

なんのために、片もち式座席になったのか?

それは掃除効率をあげるためです。座席の下の四角い物体が床と接しているということは、掃除の際にその物体の凸凹を考慮しないといけなくなります。ところが宙に浮かんだ座席だと、床面には凸凹はなく車輌の端から端までまっすぐなので、直線的に掃除ができます。掃除の手間も時間も短縮できるし、コーナーが無いので掃除のムラも起こりにくいのです。

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これは家庭の掃除にも応用できます。床に接する物体が少なければ少ないほど、部屋の床面が四角に近ければ近いほど、掃除が簡単になります。

ダイニングセットを考えると、テーブルと椅子4脚の足数は合計20本。20本分の床接地があるということは、それだけ掃除の手間と効率が落ちているわけです。これが和風のちゃぶ台なら4本とあとは座布団です。オマケにちゃぶ台はたたんだり立て掛けたりできますし座布団は持ち運びが簡単ですから、掃除時の足数ゼロが可能です。

ベッドにも4本の足があったり、あるいは四角い面で床と接していますから、その分だけ掃除が難しくなります。ところが和風に布団の上げ下ろしをする寝床だと、やっぱり足数ゼロです。

タンスからクローゼットにシフトするのにも、こういう理由があるからかもしれません。住宅のショールームにはたいていタンスや棚が置かれていません。あるとしても作り付けです。家具を置くと部屋が広く見えないし、なにより掃除がタイヘンだからです。

現実的には、床に接する物が何もない部屋での生活は難しいでしょう。ですが、可能な限り床接地物を減らすというなら可能だと思います。例えば和風生活にするなど、ちょっと趣向を変えるだけで、少し掃除を楽にすることは可能でしょう。
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棚なども、スチールラックに載せると接地面積が減ります。我が家では、これを「高床式家具」と呼んでいます。足の分は接地「点」が生じますが、棚の四角い「面」で接するよりは掃除がしやすいはずです。

とにかく床には物を置くな!」も同じ発想です。
 

山形法人会主催の講演をしました

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山形県長井市で社団法人山形法人会の講演をしました。山形県委託の「やまがたイクメン魅力アップ事業」の一環として行われた講演会でした。

「きっと毎日が楽しくなる!心地良い家族のカタチ」という男女共同参画一般向けのタイトルの希望があったので、地方都市での男女共同参画講演会でお馴染みのやや年齢層高めの市民向けの内容を用意して山形に向かいました。いろいろ予感もあり、日帰りの予定を前乗りにして(米沢泊)、かなりはやめに長井市の会場入りして、山形法人会の専務理事さんと打ち合わせした結果、イクメンやダンカジ(男の家事)推進がリクエストだと判明。しかも一般市民向けではなく法人会の会員向けだとも判明。

それならば!と待ち時間に講演内容を組み直し、骨子はそのままにしながら、中高年の旅行相手や窓拭きエクササイズを抜き、その替わりに子育ての苦労話などを盛り込むことに。いつも数セットの講演スライドを用意しているので、急な変更にも対応できるようになっているとはいえ、半分は冷や汗ものでした。依頼書の行間にある意図を読み取るための、事前の十分なリサーチが必要だと痛感。

急な変更で可能な限り対応したつもりでしたが、帰りの新幹線の中で「あ〜あれも触れればヨカッタ」「これも伝えておくべきだった」という内容も出てきて、若干の心残りがありました。

さて、毎度お馴染みのコミュニケーションタイムの補足です。
「どんな父親として記憶されたいですか?」という逆質問を頂きました。とっさに「オモロイお父さんとして」と答えました。つい数日前に娘の友達に「加奈子のお父さんてメチャおもしろいなぁ」と言われたのが印象に残っていたので、ポンとその答えが出ました。でも、ホンマはセミナー「オンナの稼ぎ力・オトコの家事力」で飛び出した「親がゴキゲンなら子どももゴキゲン!」から「いつもゴキゲンな父親として」と答えた方がヨカッタなぁと、あとになって思い出しました。子育て支援に対しても、大人がゴキゲンで過ごすというのが、子育てにとっても大切な要素だと思います。

「奥さんが5歳年上でヨカッタことは?」という珍しい質問を頂きました(実は質問された女性のカップルも5歳年上妻だそうです)。いろいろあり過ぎて…なのか、とっさに返事にどう答えようかとあれこれ考えると、なかなか出てこないもんですね。最初から対等でいられたというのが一番だと思います。和子さんとの関係から「M」字型な関係をイメージできたんだと思います。

実は、今回、山形県初上陸でした。9月に福島県も初上陸を果たし、東北地方はいよいよ青森県を残すのみ。ところが、山形県は大きく四つの地方に分かれていて「それぞれがまったく別文化」らしいのです。今回は、山形県の置賜地方と呼ばれるエリアでしたが、残りの3区域(村山、庄内、最上)にも行かねば、山形県に行ったことにはならないのでは?と思います。まだまだ奥が深そうな山形県、また行く機会があればっ!と思います。

僕の話でどこまで貢献できるか考えると、本当に微々たるモノだとは思いますが、置賜地区で男性の家事や育児への理解がすすみ、「結婚もイイな」「子ども生み育てるのもイイな」という流れに、少しでもなればと思います。

 

【動画】簡単!ピーラーでごぼうの笹がき

以前「包丁が苦手でもエエじゃないか」という記事を載せました。そこで、「ごぼうの笹がきはピーラーで簡単にできる」と書きました。

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先日、秋田のお土産に頂いた「きりたんぽ鍋セット」を料理した時に、ごぼうの笹がき場面があったので、娘に頼んでiPhone動画で撮ってもらいました。


なんだか、調子に乗って「ぴょんぴょん」言ってます。ついそういう言葉を発してしまいたくなるくらい、簡単にしかもサイズもキレイにそろって、スピーディーに笹がきができるんです。

包丁で笹がきをした時にできる、不揃いなごぼうも、それはそれで「おふくろの味」的なオモムキがあります。でも、分厚すぎて火がチャンと通ってないごぼうが混ざっていると、これはオモムキを通り越してマズいです。度を過ぎない程度のバラツキにしたいところです。さいわいなことに、ピーラーで笹がきしても多少のバラツキはできます。この程度のバラツキでイイと思います。


ところで、動画の最後に「サンキュー」と言ってるのは僕ですが、あとから小さく「さんきゅー」と言ってるのは娘です。声が似すぎてて驚きました。こんな父親のマイペースっぷりに付き合ってくれるのも、あと数年でしょうねぇ。
 

大阪府堺市で講演しました

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大阪府堺市の男女共同参画市民啓発講座で講演しました。堺自由の泉大学の主催でしたが、2003年からボチボチと講師をしている講座です。最初の講座から、はや9年も経っていました。

毎回、多くの人が参加していますが、今回は400人の受講者だったそうです。「以前にも僕の講演を聞いたことがある」という人も大勢いました。切り口は少しずつ変えていますが、要点は同じなので、2回目3回目の人は「またか」だと思いますが、それでも要所要所はたくさん笑ってもらえノリノリで講演させてもらいました。

前の方の席の方は、早くから場所取りをされていたようでした。会場からの帰りに信号で待っていたら、後ろから子どもを自転車に乗せたお母さんが「講演聴きましたよ!いつもちょっと眠たくなるんですけど、今日のお話は楽しかったし、ためになりました!」と声かけてくれました。子育て世代の人達もいたんですね!子育ての苦労話も入れててヨカッタ!

会場が広いわりに有線マイクしかなかったので、前の方の人達の反応しか拾えず、ザンネンながら恒例のコミュニケーションタイムはあんまり盛況ではありませんでした。あとで一人一人が僕に質問や意見を伝えてくれたのでヨカッタですが、「あの人数では、質問する勇気がありませんでした」という方も。僕でも、あの場で挙手して質問!というのは勇気がありません。わかります。

「お話の家庭像と、私の家庭の差がありすぎて…ウチはもう諦めるしかありません」というご意見がありました。確かに、理想を言い出すとキリがありません。これは遠すぎると思う話と、線を引くのも大切なコトだと思います。でも、もし今に不満があり、しかも「何とかしたい!」と思うのなら、小さなコトでもいいから変えていくことが必要です。そこで大切なのは、自分は変えず相手だけを変えようとしないことです。他人を変えたければ、まず自分を変えることです。相手から「ありがとう」を言ってもらうには、まず自分から言えばいいのです。僕の恩師の宮本憲一先生がよく引用するニーチェの言葉に「足下を掘れ、そこに泉あり」があります。なにげなく過ごしているその場こそ、実は泉が湧くステキな場所になるのです。逆にいうと、どんなに他人から見てイイ場所でも、掘らないと泉は湧きません(ニーチェはそういう意味では使っていませんが)。自分から動く、動いてみる。これが大切だと思います。希望は動けば見えてくるはずです。

会場片付けのあとで、子どもの自立に関するご相談をうけました。「『家を出たい!自由にさせて!』という20歳の娘だけど、親の私としてはまだ早過ぎる気がするのですが…どう答えたらいいでしょうか?」という内容でした。聞けば、洗濯も食事も母親任せだそうです。それではお母さんがダメというのも納得です。「本気で出たいと思うなら、自分の事(自事)ができるようになってから!と約束しては?」とお答えしました。完全じゃなくても、本気を態度で示すのは、大人になるための儀式でもあると思うんです。いつまでも「パラサイト」する子どもが多い中、「出たい!」というのは、それはそれで魅力がありますが、ただ現実を知らなすぎる場合もあると思います。せめて儀式だけでも乗り越えて(その間に現実も少しは見えてくると思います)、大きく巣立っていって欲しいと願います。

何度も訪れている堺市ですが、今回、はじめて帰りに阪堺電車(チンチン電車)を利用しました。

三重県四日市市で講演しました

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三重県四日市市の川島小学校で行われた「川島人権フォーラム」で「きっと毎日が楽しくなる!心地いい家族のカタチ」を講演しました。

京都を出る時から「今日はチョット…」と思っていたのですが、四日市市内に入ると京都以上に寒い。秋用ジャケットとマフラーで出かけたのですが、会場の体育館はだいぶん冷えていました。もっとも講演が始まると、僕も会場も徐々に暖まってきました。寒い時は、いきなり「窓ふき体操」を入れてみるのもイイなぁと思いました。来週は山形県での講演だし、暑い時期には控えていた窓ふき体操を最初にやってみようかな?

会場は、人権標語の表彰式からの講演だったので、前の方に中学生らしき少年達もいました。彼らに、大人の男女の話がどのくらい伝わったのか興味津々です。中学校向けには、さらに身近な内容で男女共同参画を講演していますが、イマドキの子ども達なら今回の内容でも、かなり理解できたのでは?と思います。

画像は、会場直後を撮ったモノですが、開演前にはほぼ座席は埋まっていました。家族の紹介VTRも「遠慮なく笑い飛ばして下さい」というと、ホントに遠慮なく笑ってもらえて和みました。アッという間に講演時間もおわり、質疑応答などコミュニケーションタイムへ。

「趣味の時間ってありますか?僕も趣味人なので」という質問を頂きました。おそらく結婚したり子どもが生まれると趣味の時間がなくなりそうだから(あるいはなくなってザンネン)の質問だと思います。スライドの中に趣味のギターの画像が入っていたのですが、正直、なかなか趣味の時間というのはありません。でも、日々暮らしている中で、料理だったり洗濯の科学的根拠を調べたり、家電量販店で家電をブラブラ家電見物するのも、趣味化しています。趣味も生き方も、「オレには☆☆しかない!」と固めてしまわなければ、いつでもなにをしていても楽しめるのでは?と思います。もちろん「☆☆」というモノがあることも素晴らしいことです。

「得意料理は?」という質問もありました。煮物料理が得意です。蒸し料理も好きです。得意よりも好きの方が買ってしまう傾向にあります。好きな物なら作るのも得意になりやすいです。「ここ最近での改作は?」と追加質問があったのですが、「昨晩のイカと里芋の煮っころがし」です。ちょっとした手違いがあったのですが、それがケガの功名で里芋はホックホクでかつイカの味が染みたイイ味になりました。ちなみに加奈子は最近「ぶりカマ」にハマっています。

「お金と家庭内権力について」の質問もありました。最近、中高年の方から、この質問をよく頂きます。みなさん深刻なのでしょうか?「夫にお金を持たすと、渡したら渡した分だけ使ってしまう」という「男!シッカリしようやん!」というご意見も聞きました。我が家は、財布が三つあります。僕と和子さんのそれぞれの財布と家計の財布があります。家計の財布については、毎月の拠出金が年度始めに決められます。日々の買い物以外の大物は二人で相談します。毎月の家計拠出を引いた残りは、それぞれが自由に使えるお金です。服を買ったり楽器を買ったり貯金したり。稼ぎが多ければ多いほど自由に使える金は増えます。当然、和子さんの方が消費量も多いです。お互いの財布がどうなっているのかは、お互いに知りません。我が家にはヘソクリはありません。隠す必要もないからです。

いろんな話が飛び出しながら、コミュニケーションタイムはアッという間に過ぎてしまいました。

司会の女性が、「先生、ロックギターを弾くって言ってましたけど…」とウレシそうに近づいてきて「どんな音楽を?」と。同じくらいの世代で同じような音楽を聴いてきたようで、好きな音楽はダブりまくりでした。「どことなく似たような臭いするなぁと思ったら…」と。最後は、調子に乗ってメロイックサインで写真に写ってしまいました。

失敗を撮る!キレイも撮る!

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自宅ロケは無事に終わりました。自宅ロケと言っても僕の紹介映像で、おそらく全部で15〜20秒くらい。そこで使う映像を撮るだけなので、約15分で終了。これでも、昔はガッチガチに緊張して、終わるとドッと疲れたものです。

撮影のためにと、キレイに片付けて、キレイに磨いたリビング。せっかくなので記念に撮影。楽家事の講演では「失敗は、写真に撮って、あとで笑い飛ばそう」「記録すれば繰り返す失敗もわかる。それはカイゼンで対応」とお話ししています。

ちょっと加えるなら、失敗だけじゃなくて、キレイ!美味しい!新しい!も写真に撮っておきましょう。

僕も頑張ればココまでキレイにできるんや!が残っていれば、きっと「これから掃除するぞ!」の時の励みにもなりますし、「このキレイな状態をキープしようやんか!」の「この」が示せて説得力が増します。

美味しい!の顔と料理を残しておけば、大きくなって子どもの頃の好みを思い出したり、作った時のことも思い出せると楽しいはず。

新しく買った家具や家電製品や家事道具。その後、ものすごく重宝するものもあれば、全然使わないものもあります。「買った頃はこんなにキレイだったのか」や「こんなの買ったなぁ」などなど。

楽しいことは、撮る動機付けに繋がりやすいので、敢えて伝える必要はないかと思い、講演では伝えていませんでした。でも、やっぱり失敗写真ばっかりでは見るのがツラくなります。楽しかったことや成功例なども、もちろん撮り溜めてふり返ってみて下さい。楽しい経験がシッカリあればこそ、失敗をふり返る気持ちにもなれると思います。