2013年08月 の記事一覧

東京新聞連載 24回 ゼロ家事究める好機

2013年08月14日16時36分24秒
(画像をクリックすると大きな画像が表示されます)
お盆休み前の掲載なので、旅先で楽する、旅行から帰ってきたも楽するという、洗濯当番視線での記事です。

楽家事のあり方として、僕は家事ゼロもありだと思っています。シンガポールやマレーシアのように家政婦さんを雇って家事してもらうというのもアリです。日本だと、まだその供給が少ないし、都市部中心だし、なんてったって高価だし、なかなか現実的ではない。そのうえ、家政婦さんに「ここの掃除はこうして欲しい」を伝えるのも、コレはコレで一苦労。

そんな日本の事情の中、旅行先で泊まるホテルや旅館は、ゼロ家事を体験できる貴重な時間。ただし、問題は帰ってからの洗濯物の山。他の家族が「あ〜疲れた」と寝転がってるのを横目に、帰宅後さっそく洗濯機に放り込み、大量の洗濯物を干し、取り込み、たたみ、収納する。自分一人分ならまだしも数日分の家族分を洗うとなると、一日では終わらない家もあるのでは?あの苦労を考えると、旅行も「2,3日にしようよ」と言いたくなるかもしれません。

あれを未然に防ぐことはできないのか?

ということで、夏限定ではありますが、サンダル履きで靴下なし、下着は水着で代用!シャツは着古しを旅先で捨てる覚悟で!というアイデアを載せてみました。

もともとは「水着なら、少々乾きが悪くて湿っていても、着ているうちに乾くし…」という内容が入っていましたが「『子どものお腹が冷える』などクレームが来るかもね」ということでカットしました。それと文中に「タイトな水着は避けた方がいいでしょう」とありますが、これも後付けです。寝る時も体型補正水着で寝れば、かなり締まるかもね?と思ったり、いやいやケンカ売ったらアカンやろと思ったりで、結局、入れました。

どっちにしても、旅行に行く前にみんなで帰ってからの洗濯のことを考えよう!というのが今回の主旨です。
 

大和高田市で講演しました

2013080701.jpg

奈良県大和高田市の雇用対策協議会の男女共同参画研修会で「きっと毎日が楽しくなる!スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案」を講演しました。大和高田市は2012年2月以来の講演。その時に、聴いて下さった方が、今回の講師に是非!と勧めて下さり実現したそうです。講師冥利に尽きるとってもありがたい話です。

前半は、男性の抱えるライフリスクについて、中盤からワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ、生活自立、そしてやっぱり共同参画した方がいい!という構成。

約20名くらいの参加者で男性4:女性1という割合でした。市役所のインターン学生から地元地銀の支店長まで年齢も業種職種もさまざまな皆さん相手に、ジワジワジワ〜っと話を展開していきました。普段、話している家事の話は、なかなかピンときてもらえないのでは?と予測し、なるだけ職場にありそうな話と関連させながらの内容にしてみました。

ワークセッションも普段より多めにとり、全部で4回。最終的には思ったよりも早く終わったので、もう少しワークに時間をユッタリしてもヨカッタと思いましたが、なかなか時間コントロールは難しいです。ワークが活発なグループと、のんびりしているグループとがあって、その調整に普段以上にあっちこっちウロウロ。その甲斐あってか、最後はみなさん前のめりで参加してもらえていたのではないかと思います。

帰りの近鉄特急では燃え尽きておりましたが、車窓に広がるゲリラ豪雨で我に返り、加奈子にメール。「洗濯物、取り込んでるで!」とのこと。子どもの生活自立度アップが、親のワーク・ライフ・バランス度もあげてます。それを仕込むのはメンドウだけど、長い目で見れば絶対に得。人材を育てるというのは職場も家庭も同じですね。

2013080702.jpg
お土産にアンリ・シャルパンティエの「しあわせ塩サブレ」頂きました。帰って、まず一つパクリ。それから買い物に出掛けて晩ご飯作り。一口食べて買い物に行くと、買い過ぎなくてイイんです。
 

口喧嘩しかない定年後で寂しくない?

2013080304.jpg

2013年8月3日毎日新聞
新発見伝:「いい夫婦」保つには 定年後、妻が夫源病にならぬよう

この記事には、僕と違うスタンスの意見(例えば、僕の「家事共同化」とこの教授の「家事の完全分業制」)が紹介されているが、その違いの根幹は、すれ違いを不可避な要件として受け入れるか?それともそれらを対処する(できる)か?予防する(できる)か?の違いによるところだと思います。

縦軸に仲が良い or 仲が悪い、横軸に一緒 or バラバラを位置づけると、「一緒で仲が悪い」を改善する意図で、「バラバラで仲が良い」をススメているのがこの記事。ただ、もしも可能なら「一緒で仲が良い」を目指したいもの。それを、端から無理と諦めるか、模索してみるかの違いがスタンスの違いに表れていると考えます。

「夫源病」という病気ととらえるなら、まずは治療。そこで、この記事では「無理して合わせなくてイイ」「離れる時間を作る」「『夫婦仲良く』イデオロギーから脱却を」という流れになっているのでしょう。

人との接点は、無さ過ぎても、有り過ぎてもしんどくなる。その案配をどうやってつかむか?それは論破型ではなく、歩み寄るためのコミュニケーションしかない。歩み寄りの訓練には共同作業がベスト。それは家事でなくてもいい。仕事でもいいし地域活動でも散歩でもいい。

感情(とくにシンドイ感情)を表に出すのが苦手なのは、男性も女性も同じ。これは訓練するしかない。並んでタオルをたたむ、ジャガイモの皮を剥く、窓を磨く。その間、必ずしも会話する必要もない。その結果付いて来る、「美味しい!」や「キレイ!」「片付いた!」というプラスの感情を共有するところから再出発すれば、きっとシンドイ感情もいつか共有できるようになるはず。かつてデートの時にそうしたように。だから、家事共同はした方がイイと僕はススメています。

この記事の最後に「パートナーとうまく付き合うコツ」として紹介されているように、「共有時間は短くていい」で、その短い共有時間は「口ゲンカでコミュニケーションを図る」としたら…そんな暮らしを、残りの人生の死ぬまで続けるとするなら…はたしてそれでエエのでしょうか?