2016年07月 の記事一覧

京都市立御所南小学校で講演しました

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京都市立御所南小学校PTA教養文化部主催の第1回家庭教育講座で「楽家事でいこう!」を講演しました。

「御所南小学校で」とタイトルにしたものの、実は、参加者募集の段階で希望者が予想外に多く、御所南小学校の会場では入りきらないのでは?となり、小中一貫校でもある御池中学校の部屋での講座になりました。御池中学校は、しょっちゅう学校の前を通りながらも、中がどうなっているのかまったくわからず、今回はじめての建物潜入(?)になりました。昨日、娘の通う中学校へ三者面談で行きましたが、御池中校舎のキレイさは「これが同じ京都市立中学校?」というくらい。

楽家事講座の構成はいつも3部構成。1部は楽家事の極意(総論)、2部は楽家事ノウハウいろいろ、3部は共家事で楽家事。「家事は科学」「家事は楽しい生活のための手段」「(家事の)楽しみの種を見付けて拾って育てる」「(食事の)マンネリは文化だ!」などなど、いつものフレーズを散りばめました。

御所南小PTAの皆さんのリクエストは、「散らかる!どこから手を付ければ?」「毎日の食事メニューどうする?発想の転換!マンネリ上等!」「家事デビュー・お手伝いなにから?」でした。今回は、「散らかる〜」の合間に、子どもが持ち帰る作品の処理法や、「家事デビュー〜」の流れで「万能シミ抜き剤」の話もしました。講演後に、補講として「最強の洗剤はコレだ!」も。

参加者皆さんの打てば響く反応を、最初から最後までもらいながら、楽しくいつも以上に盛りだくさんで講演することができました。

小学校PTAでの講演は、去年の桃山小学校以来。桃小は自分がPTA役員をしていたのもあって、ホーム講演会をさせてもらいました。今回は「アウェーかななぁ」と不安半分での導入だったのですが、さすがは子育てしながら家事するという大きな共通項をもつ共有者の皆さん。すぐに共感の輪を広げることができ、ホーム感覚に近い感覚で講演できました。

講座後も「洗濯してもしても、シャツが白くならないんです」などのお悩み相談も。ちなみに、蛍光発色剤の入っていない洗剤だと、洗っても白くはならないですね。真っ白に見えるシャツにはたいてい発色剤が入っていて、洗う度にそれが落ちていくからくすんだように見えます。でも、実はそれが本来の素材の色。洗剤は白さの補填をしているのであって、汚れが落ちているのかどうかは白さとは別問題…などいろいろ個別に受け答え。

ここ数日雨続きだったのですが、明け方にパラッと降った程度で、それ以降雨はなし。講演のあとはチョット遠回りして、コンチキチンの音色が流れる山や鉾が並ぶ町並みを通って帰りました。今夜は祇園祭の宵宵山。

 

京都ノートルダム女子大学で講義しました

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今年で4年目になる京都ノートルダム女子大学での講義。「女性の子育てとライフキャリア」の中の一コマで「どうなるあなたの子育て生活〜相棒選びを成功に導く3つのポイント〜」の講師をしました。

去年までは「〜偽イクメンに気を付けろ」でしたが、「イクメン」という言葉がどうもシックリこないのと、子育てするお父さんの中にもイクメンと言われるのに違和感をもつ人がいるということもあり、さらにそのイクメンの「偽」となると、もうウソ臭さの二乗三乗という状況なので、今回は、「成功に導く3つのポイント」という、安物の自己啓発セミナーのようなタイトルにしました。

女子大での講義なのに「夫選び」ではなく「相棒選び」としてのは、昨今、話題のLGBTへの目配りです。やっぱり何人かに一人は該当する人がいるので、「夫選び」ではなく「相棒選び」にしました。「パートナー選び」でもよかったのですが、タイトルが長くなりすぎるので「相棒」にしました。この話題も冒頭でチョット触れたのですが、「あ〜なるほど」な学生と「なんのこと?」の学生が半々だった気がします。

タイトルを変えたのを受けて、内容も組み替えました。いくつかも話題を組み合わせて一つの講座を構成するのですが、今回は、二つ目と三つ目の繋ぎがやや無理矢理だったかな?と反省。といっても、最初から最後までよく参加してくれる講座でした。

講義の後、「先生、わたしも香川県出身です」という西高卒業の2回生の学生と話しました。僕が卒業した北高とは、高松港を挟んで西と東。講義アンケートに「丸亀出身です」と書いていた学生もいました。これまでにも香川県出身の学生がいたのかもしれないけど、それを言ってくれる学生は今年がはじめてでした。

さてさて、講義とは直接関係ないのですが、京都ノートルダム女子大学の控え教室で、ワタクシすごい物を見付けました。

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日本白墨工業の天神チョークです!!僕が小学校の頃、ベテラン教師の中にチョークのことを「白墨」という人達がいましたが、まさにその白墨工業!

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そして、その天神チョークと双璧をなす日本の偉大なチョーク製造元であったのが羽衣文具の羽衣チョーク。「製造元であった」と過去形なのは、業績は問題ないのに後継者が育たずに廃業し、韓国企業に事業を譲渡したという、なんとも残念なことがあったからです。

教師生活をしていた僕も、黒板にはこの羽衣チョークを愛用していました。折れにくいんです。とくに筆圧の低い僕は折りにくいのですが、この羽衣チョークを折った経験はゼロです。教師や研究者の間で、廃業を聞いてすぐに「爆買い」をした人も大勢いました。しかも、ここのチョークは未開封でした!「ここにまだ一箱ありますよ〜!!」と声を大にして言いたいくらいでした。

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そして、日本理化学工業のダストレスチョーク。あの『働く幸せ』の著者大山泰弘氏が前社長(現会長)の会社。

--(リンク先から引用)--
障害者の方と一緒に働くなかで、どうしてもわからないことがありました。施設で楽に過ごすこともできるのに、なぜ、一生懸命に働こうとするのか理解できなかったのです。
ある日、禅寺のご住職にその疑問をぶつけてみたんですね。すると、住職さんは、こうおっしゃいました。
「人間の究極の幸せは、(1)人に愛されること、(2)人にほめられること、(3)人の役にたつこと、(4)人から必要とされること。働くことによって愛以外の3つの幸せは得られます。障害者の方たちが、企業で働きたいと願うのは、社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証なのです」
 私は、胸のつかえがとれる思いでした。障害者も健常者もない、人間の根源にかかわる大切なことを教えていただいたのです。そして、1人でも多くの障害者の方々に「働く幸せ」を感じてもらえるようにしたいと考えるようになったのです。

--(引用ここまで)--

学生のキャリアに関わる講義の前に、偉大なる3つのチョークに出会え感激でした。
 

東京新聞連載 76回 男の料理

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今回のテーマは「男の料理」。長年、男性向け料理教室の講師もしてましたが、2010年辺りから講師の問い合わせがきてもヤンワリお断りしています。僕以外にも、講師を務められる人がたくさん出てきたというのもありますが、料理教室で伝えられることと、家庭での料理に必要なことは別なのでは?と思うようになったからです。

そんなズレが原因で、夫が料理をするようになったことで、かえって夫婦の間がややこしくなったという話も聞くように。

日々の料理で大切なのは、いかに継続性を維持するか?という点だと思います。週1回の料理なら頑張れても、毎日の料理となると、そうそう気張っていられません。冷蔵庫を開けて「ある物でチャチャッと」が料理教室でできれば理想的なのですが、食中毒等の対策から実現はほぼ不可能。

料理教室的な「どう作ったら?」は経験がほぼ解決してくれます。続けていくうえでの大問題は「どう作ったら?」から次第に「なに作ろうかなぁ?」に変わります。

「なに食べたい?」
「なんでもエエよ」

これほど役に立たない返事はないといってイイでしょう。
「なんでもエエよ」と言う人に限って、「ん〜豚カツかぁ、もうちょっとサッパリした方がよかったなぁ」とヌカしたりするのだ。しかも、「もうちょっと揚げ温度を下げて時間を長くすると…」と講釈を垂れ始めると、あたりは次第に冷たい空気に…

今回は、最後に「女性の皆さま、どうか温かく見守って下さい」とシメましたが、本当のところ温かく見守るだけの余裕があれば、苦労しないんですよね。それを書くと身も蓋もないので止めましたが。