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2016年08月 の記事一覧

東京新聞連載 79回 帰省で比較

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久しぶりのカラーイラスト記事!やっぱりカラーだと記事が華やいで見えますね。


この記事は、僕が両親宅に帰省した際に気付いた、家事を引き継いだ部分とそうでない部分との比較によって、自分の家事を見つめ直すという内容です。

自分は家事でものすごくメンドウくさいことをしてるかも?
自分は恵まれた家事環境にいるのに、不満タラタラしてるかも?

こういう家事差は、他の家との比較でしか見つめ直すことができません。テレビや雑誌の記事、はたまたネット記事を見たり読んだりしても、なかなか伝わるモノではありません。仮に「ええ?!?!」と思っても、それまでの習慣を変えるなどというのは、本当にまれなことです。

やはり、実際に家事しているのを見るのが、一番インパクトを与えます。しかも、自分がよく知った家庭との比較になる親子家庭比較は、良くも悪くも大きなインパクトになります。

「家事を楽にしたい」それは多くの人が望んでいることですが、ジーッとしていても楽にはなりません。いろいろ創意工夫するのも大切ですが、まずは外に出て自分の家事を知るという作業が不可欠です。そこから、楽家事の一歩を踏み出すことをオススメします。


今回の記事では、わかりやすい違いとして、両家の洗濯機を例に挙げたのですが、ここでありえないミスをしてしまいました。両親宅の「二槽式洗濯機」の記述を、入稿段階で「二層式」と誤字記入していて、校閲担当者のチェックを受けるという、物書きとしてかなり恥ずかしい経験をしました。

とはいえ、この先、「二層式」洗濯機が出現しないとも限りません。左右に洗濯槽が分かれた洗濯機が二槽式なら、洗濯槽が上下に分かれたものを二層式というかもしれません。縦型ドラムの洗濯機なら、下層に激流、上層は柔らかい流れというように、一般洗いと丁寧洗いが同時にできる二層式。ドラム式なら、周辺部は激しい流れ、中心部では水に浮かび形が崩れないという二層式。

…と、妄想家電にあたまを巡らせたりしましたが、なんのことはない、誤字のいいわけです。

とはいえ、この世の発明や発見のいくつかは、失敗から偶然見付かったモノもあります。二槽式ではなく二層式洗濯機が革新的な洗濯機として世に出る日が来るかもしれません。

 

東京新聞連載 78回 手作りソース(下)

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前回「手作りソース」からの続きです。前回の記事に、作り方を入れようとしたら、激しく文字数オーバーしてしまったため、「それでは」と作り方メインで「下」を掲載することに。

「各材料の分量が載ってると、さらによかった」というお声も頂いておりますが…正直申し上げて、分量という程、いつも同じ量で作っておりません。

常にテキトー!
だいたいこんなモン!的感覚

なのです。

味噌汁の味噌もテキトー!
肉じゃがの醤油もテキトー!
酢の物の酢もテキトー!

それでも、素材に間違いがなければ、大きくハズレを作ってしまうことはないと思います。

とはいえ、前回と今回はソースづくりです。「少しずつ混ぜる」の「少しずつ」は確かに気になるポイントです。間違えれば酢と油と卵黄は混ざり合わず、いつまでたってもチャプチャプの液体です。ところが、これはその日の気温や油と酢の種類や状態によって、変化する要素なので、仮に「15mlずつ」と書いても、いつでもどこでも上手くいくという普遍的なレシピにはなりません。

「様子を見ながら」というのが一番いい表現かもしれませんが、その「様子」は、結局のところ経験によるのかもしれません。

失敗したくない!というのはとてもよくわかります。でも、こればっかりは、ある程度失敗することで身に付くものだと思います。失敗してもしょせんは家庭料理です。味付けを間違えても、大ケガしたり火事になったりはしません。自分の腹で責任もてばいいだけです。こんなに気楽に失敗できることって、他にはなかなかありません。

経済学者シュンペーターは言います。「イノベーションとは新結合である」と。間違えて組み合わさったものが、新しい味を生み出す可能性だってあります。「間違えて」や、「偶然」「やけくそで」がこの世の発明や発見に大きく関わっていることを考えると、失敗上等!でイイと思います。

…と書きながら、自分の失敗を棚に上げる、体の良いいいわけをしてる気がしてなりません。


 

東京新聞連載 77回 手作りソース(上)

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1ヶ月も更新してなかったということで、ブログには広告が表示されるように…

1ヶ月間、なんにもしてなかったわけではなく、掲載記事が届かなかったのです。新聞社もいろんな取材をして記事にしているわけで、それはそれはたくさんの関係者に掲載記事を送っていると思います。今回は、夏休みということやお盆もあり、掲載記事が僕の手元に届くのが遅くなり、同時にブログに載るのも遅くなったということです。

「遅い!」とクレームすることもできますが、だからといって良いことが起こるわけでもありません。「まぁ、いろいろ事情があるんだろうなぁ」と思いを巡らせつつ「届けばいいや」程度に構えるのがよろしいと思います。逆のコトもまた起こりうるわけですし。「原稿が届くのが遅い!」「内容がツマラン!」などなど、お互いに文句は言い出すとキリがありません。

家事もまた然り。「ウチの嫁はメシが下手」「夫が散らかしまくる」などなど、言い出すとキリがありません。大切なのは、この先どうしたいか?だと思います。

記事にある、冷蔵庫の中と同じく、風通しのいい環境が、イイのでは?と思います。