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2018年11月 の記事一覧

佐賀市で講演しました

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佐賀県佐賀市の平成30年度 女・男(ひと・ひと)フォーラム「楽家事で楽しもう!!やってみよう家事シェア」で第一部の基調講演「家事シェアで家族が変わる!今、家事シェアが必要な本当の理由」(80分)と第2部ワークショップ「ここからはじめる楽家事&家事シェア 楽だからシェアできる、シェアするから楽になる」(75分)をしました。

全国あちこちで講演してきました。これまでに、43都道府県を訪れました。44都道府県目が、この佐賀県。その県庁所在地佐賀市での講演。九州では残った最後の県でした。

今回は、今年3月にした大分市での講演(この講演)の様子を知った担当さんが、声をかけて下さり実現しました。9月には佐世保市での講演(この講演)も聞きに来てくれていました。

担当さんの様子もわかっていると、準備は楽。今回はダブルヘッダー的講演で、とくに第2部は、「出たとこ勝負」の僕なので、担当さんは準備に相当やきもちされたのでは?と思います。
 
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会場は、佐賀市保健福祉会館(ほほえみ館)。会場に着くと、子ども達の元気な声がいっぱい。どうやら、双子ちゃん三つ子ちゃんの親子イベントだったようです。賑やかなのはエエことです。町の活力源です。ズッとズッと山に入ったり、海沿いへ行くと、人が歩いているのを見ることが少なくなります。ましてや子どもの走り回る声や赤ちゃんの泣き声など皆無。贅沢な音になっている地域が、日本には本当にたくさんあるし、どんどん拡大しています。繰り返します。賑やかなのはエエことです。

そんなバックグラウンド音に包まれながらの講演でした。良い具合のサイズの会場に、ピッチリ満席!人が固まると発生する熱量が前で喋っている僕に流れ込んでくる感じでした。

やや押し気味の進行だったけど、わりと余裕もって講演は収まりました。主催者挨拶にも触れられていたのですが、佐賀市は6月に瀬地山角さんの講演があったようで(この記事)、おそらく育児で行き詰まった「あの」話もしていると確信があったので、引用させてもらいました。

問題の第2部。導入にシャツのたたみ方、タオルのたたみ方ワークでアイスブレイク。いろんなたたみ方を各班でお互いに紹介し合ってもらいました。いろんなたたみ方ができる=収納場所の変化に対応可能という流れから、第2部メインのリクエストカードへの返答。あれこれ紹介しているうちに、アッという間に30分。残り25分で家事シェアワークショップ。「○○だから家事シェアできない」「××じゃないから家事シェアできない」から家事シェアについて考えてもらうワーク。時間コントロールしながら、こっちは第一部と違ってギリギリセーフ。出たとこ勝負らしい結末でした。ワークショップの様子を見ていると、発言が特定の人に偏った様子もなく、皆がワイワイと話していたようでヨカッタです。

自分ち以外の家事の様子を知るというのが、僕のワークショップの大きな柱になっています。家事はインサイドワーク。知っているようで知らないよその家事(メディアで紹介される家事は、どうしても部分的なことが多いし、極端な例も多くなりがち)。それぞれの家庭を構成する要素によって、一概に比較はできないけど、それを差し引いても、自分の家事の相対化ができます。相対化できれば、シンドイ時にはもう少し楽できることを知ることができます。家事に緩急が付けられれば、かなり楽になります。楽だから続けられる。行き着きたいのは、この循環です。

ところで、リクエストカードには、かなり深い内容の問い合わせも多くありました。一つ一つ丁寧に答えようとすると、3日くらいのセミナーになりそうです。進行しながら「どれが答えられるかな?」というところから取りかかるので、どうしても本質的な問題の話は、避けがちです。ですが、本質的な問題も大事です。追々、Webサイトで答えていこうと考えています。

家事シェアワークショッップは、なかなかオモシロイ指摘が出てきました。家事のやり方で齟齬が起きる→もうイイ!と諦めるというシェア頓挫(?)の話もでました。結婚とはそもそも異文化交流。家事も育った環境の違う2人が取り組めば、当然衝突が起きます。でも、異文化交流だと分かれば、衝突解消プログラムの「抵抗」→「同化」→「分離」→「統合」という流れに当てはまることに気付きます。僕ら夫婦は、今、「同化」段階?などがわかれば、この先の展開も予測できます。これも相対化です。今回は、この話をワークの最後に出せたのがヨカッタです。

一日中、イイ天気でした。帰りにチョットだけ九州気分を味わうべく、佐賀駅前で豚骨ラーメンを食べました。出し切った身体に、豚骨スープがジワジワ染み込みました。

 

東京新聞連載 129回 洗濯って

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(画像をクリックすると拡大表示されます)

もしかすると、洗濯が家事の中で一番、機械化や外部化できていない領域かもしれません。記事に出てきた若者も、家事の当面の課題は洗濯になっていました。

機械化されているのは、せいぜい洗う部分と乾かす部分。そこから取り出して、どこかに置き、できればたたんで収納して…という部分は、まだまだ機械化できていません。洗うと乾かすの一連自動化も、まだ普及率はそれほど高くありません。

クリーニング・サービスも店舗という制約があり、帰宅時間に開店してなくて受け取れないということは多々。仕事が休みの日は、クリーニング店も休みということもあるとか。

にも関わらず、外から見える家事なのが洗濯。なかなか楽させてもらえません。

今回の記事は、話題だけ振って、何の解決策も提案していません。ここで、少し書かせてもらいます。

つまり、僕が言いたいのは、みんな困ってるんだから、チョットくらい汚れが落ちてなかったり、シワが入っていてもアレコレ詮索せず、広い心で接して欲しいということです。「形状記憶シャツなのに、やっぱりピンとしないので、毎日アイロンしている」というのは、もうやめにしませんか?むしろ、シャツはピンとしてるのに、中身が使い物にならない人の方が、働き手不足の時代に突入しているのにも関わらず、深刻な問題だと思います。

 

栃木県下野市で講演しました

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栃木県下野市の「平成30年度 女性活躍推進セミナーで「楽家事でワーク・ライフ・バランス!~ワーク家事をライフ家事にする方法~」を講演しました。

下野市といえば、東京駅や新宿駅、池袋駅、横浜駅で見掛ける、あの「小金井行き」の小金井駅があるのが下野市です。いや小金井市は中央線沿線だろ?!ですが、あっちは武蔵小金井駅。ずっと池袋からどうやって中央線に入るんだろ?と思ってました。
 
で、今回、その小金井駅の一つ向こうの自治医大駅が会場(下野市役所)の最寄りだったので、「あの小金井駅を通る!」と思っていたところ、あえなく新幹線の小山駅での送迎に。主催担当者としては、できるだけ早く講師を確保したいもの。なかには超方向音痴の講師もいて、すぐそこまで来ていたのに、そこから逆方向に乗ってしまう人もいるくらいなので、気持ちはわかります。というわけで、あんまりワガママも言えず、小金井駅は帰りにちょっと寄ってもらう程度にしました。

会場は下野市役所の3階。これがまためちゃキレイな市役所庁舎。会場はやや縦長の会場。でも、そこには前と中程にスクリーンが。エレコムのディスプレイ分配機で二箇所に映像が出力されていました。後ろスクリーンのプロジェクターがこれまた超単焦点プロジェクターで、なんだか力の入り具合が伝わってきました。会場の形状も機材や工夫でなんとかなるものですね。

セッティングを終え、講師控え室で楽屋弁当を食べて待っていると、壁一枚向こうから子どもの泣き声。どうやら、講演に参加する人の子どもを預かる託児室になっているらしい。結局、本番前に気になって託児室を覗きにいきました。預けているお母さんも、なんかちょっと「今、会場へ行っていいのかな?」と不安そう。保育園なんかで預け慣れていたら、不安も少ないと思うけど、もしも初めてなら気になるでしょうね。僕にもあんな時期があったなぁと思い出しました。

参加者は、託児を利用した人など、一般の人が3分の1、市役所関係の人が3分の1、事業所関係の人が3分の1だったそうです。平日午後の講演会なので、主婦(主夫)層が多いかな?と思っていたら、男性もかなりいたので、こりゃ研修も兼ねているなと思い、内容も少し変更。スライドを使う講演だけど、文字はかなり少ないので、喋る内容を柔軟に変更できるところが便利。

講演の後、いつものように出口でお見送りをしていると、やっぱりありました個別質問。今回は講演後の質疑応答の時間がなかったので、個別でも質問に答えられてよかったです。トイレ掃除に関する質問、家計に関する質問、子どもの頃から家事していたのか?という質問を受けました。

隣の小山市からも職員さんがたくさん参加していて、相互に研修を行き来しているようです。なんだか、ものすごく楽しんでもらえたようで、職員の皆さんと記念撮影。その後、一番前の席で聞いてくれていたママ2人と立ち話。夫の家事・子育てについてや、「これからどうなるの?」など、「託児へ迎えに行かなくてエエの?」と言わないと延々と続きそうなくらい、話に花が咲きました。

朝は寒かったけど、関ヶ原当たりからズッと天気もよくて、スッキリ晴れた下野市での講演でした。たくさんの人に、楽しみながら聞いてもらえたようで、ホッと一安心。


NHK宇都宮放送局小山支社の取材がありました。数日間限定だと思いますが、ネット上にニュース映像もアップされています(記事はこちら)。