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長崎県新上五島町で講演しました

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長崎県新上五島町での平成27年度新上五島町人権フェスティバルで「心地いい家族のカタチ〜共に働き支え合う社会をめざして〜」を講演しました。人権フェスティバル実行委員会が主催で、共催が男女共同参画上五島地域活動促進会議というフェスティバルでした。

長崎県は、中学校の修学旅行で訪れた後、学生時代に青春18切符の旅で来て以来、27年ぶり。そして、講演で訪れるのはもちろんはじめて。経由地の佐世保もはじめてなら、五島列島の新上五島町ももちろんはじめて。JR西端の駅佐世保からフェリーに乗って約2時間半。道中、強風のために高速船が欠航となり、かろうじて運航していたフェリーで移動。7時17分に最寄り駅を出て、新上五島町の有川港に着いたのは16時17分。9時間の移動時間でした。おそらく、これは僕の講演のための移動時間としては最長ではないかと思います。

講演前日の夕方に到着し、会場でセッティングを確認した後、事前打ち合わせのような宴の席があり、美味しい魚と美味しい焼酎を頂きました。そして、翌朝。♪ピンポンポンポ〜ン♪という島内放送で流れるフェスティバルの案内。「家事ジャーナリストの山田亮さんの講演、バザーなどがあり…」と町内に僕の名前が流れていました。

講演時間は60分。普段の90分の講演内容から3分の1を削ったつもりが、それでもやっぱり削り足りなかったのか、数分時間オーバーしてしまいました。原因は家事ネタを盛り込みすぎたせいです。家事については話している僕がノッてしまい、つい「◎◎といえば☆☆も…」となり「その☆☆なんですけど、実は…」と話しが膨らんでしまいがちです。

主催担当さんの話によると、島の人達は普段は控えめで、講演中に反応があることはめったにないそうですが、講演中は笑い声が聞こえたり大きく頷いたり、いつもと違った感じだったそうです。男女の、それも家庭内の、それも家事という、誰しも身近にあることから話に入るので、とかく堅い話になりがちな人権や男女共同参画の講演であっても、聞きやすく、かといってそれだけで終わらない奥がある話なのがよかったとも仰ってもらえました。

遠くまで時間かけて行ってヨカッタです。

これまで、講演に赴くに際して「たどり着けないかもしれない」と思ったことは一度もなかったですが、今回ばかりは悪天候を前にして「もしかすると島に渡れないかも…」と頭をよぎりました。でも、これが暮らしの中に入ってくると、なかなかタイヘンなことだと思います。届くはずの郵便物が届かなかったり、行けるはずだった面接に行けなくなったり。島の暮らしが、こういう人間の力ではどうしようもないことと向き合っていることを(漁業はまさにこれ!)、少しばかり知ることができました。日本といえども、決して均質ではなく、多様な暮らしがあるというのを知ることができました。

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行きも帰りもシケで予約していた高速船が欠航し、フェリーで会場のある中通島との往復をしました。この季節は海が荒れやすく、船の運航も安定しない時があるそうです。一泊二日の講演旅行の予定が、帰りは京都まで帰れず、博多で一泊し二泊三日の行程になりました。でも、2001年に講演活動を始めて、今回はじめて船で講演会場へ行くという経験ができました。島での講演という貴重な経験をさせてもらえ、また僕を島に呼んでくれる人達がいるというのは、本当にありがたくウレシイことです。記念すべき初めての島講演になりました。

さっそく新上五島町のWebサイトにもレポートが!
 
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