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東京新聞連載 98回 「面倒」で片付けない

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中学校時代、世間一般の情報とは違い反抗期らしきものが存在しなかった娘ですが、高校に入るや、課題が多すぎる高校生活のストレスが家庭に向けられるように。

これまでは「片付けな」と言うと「これが終わったらやるから」と言っていたのが、今や「めんどい」のひと言。あたまに「え~」がついて、さらにダルそうな返事になることも。「片付けないと…」と思っているところに、言うと余計にやらないサイクルに入ります。

さてさて、「面倒」はカイゼンのチャンス、これは間違いないと思います。その面倒感覚、ザンネンながらベテランは慣れによって鈍っています。新参者こそ、その面倒に気付いてくれます。「なんでこうするんですか?」「こっちじゃダメなんですか?」という指摘を率直にぶつけられることで、「そういえば、なんで?」「言われてみれば…」ということも起こります。その時に「昔からこうするモノ」「これが常識」という対応では、なにも変わりませんし、もう指摘もしてくれなくなります。

鈍った面倒センサーは、自分の身体が思うように動かなくなってきても、まだ面倒だと感じとれない問題を発生させることも。無駄を排して、楽で楽しく暮らせるために家事を続ける。このためにも、「面倒」を拾い上げって対応する姿勢が、ベテランには問われますね。

 
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