東京新聞連載 119回 古民家活用

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来月6月からの利用にあわせて、部屋の掃除をしているところです。すきま風が入る家なので、掃いても掃いてもホコリが出てきます。

ですが、掃き出し窓は本当に便利。玄関と裏の勝手口も掃き出せるので、縁側だけでなく、そちらからも掃き出せます。2階にも掃き出し窓があって、そちらは後から付けられたベランダと直結。

こうなると、不要なのがちりとり。日本は、もともと屋内用のちりとりは不要な建築様式だったのですね。

89年前の1929年(昭和4年)の記録にこの家屋が登場するらしいので、その数年前に建ったようです。だいぶんあちこち傷んだり歪んだりしている家ですが、昔の暮らし(とくに家事)を体感するには格好の場です。

例えば、記事でも触れましたが、焼き料理は煙換気の都合上、裏庭ですることになります。では雨が降ったらどうなるのか?きっとその場合は焼き物はキャンセルだったことでしょう。家の様式によっては、調理時間帯の天候がメニューを左右していたかもしれません。体験してみて分かることはまだありそうです。

しばらくは、「(昭和の)三種の神器」登場前後の家事を、実際に体験しながら探求するつもりです。
 
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