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東京新聞連載 122回 ムダを予防

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前回の「脱衣の仕方」の続きのような、今回の「ムダを予防」。

講演でもよく取り上げている内容です。「へたに家事すると、逆に怒られるし」「家事した方がイイのはわかるけど、何からしていいのやら…」という人や、「子どものお手伝い、何から?」という人も、まずはこういった家事予防の生活習慣から始めると、取り掛かりやすいと思います。

余裕のある時なら、はじめての家事にも十分サポートできますが、たいてい「なんか手伝おうか?」と言われるのは、こちらの体調が悪かったり、忙しかったり、あわてていたり…と余裕のない時。そういう状況を見て、「なにかしないと」という気持ちはありがたいのですが、得てして思ったような結果にならないもの。かえって足手まといになったり、かえって家事が増えてしまったり。

ショボい内容ではあるけれど、キチンと脱ぐであったり、すぐに対処することは、それをやらなかった時と比べると、確実に家事を減らしてくれます。ただし、テレビなどでは、こういった地味な内容で紹介映像を作るのはとてもタイヘン。それゆえ、わかっていても紹介できない内容なのです。だから、一発大技!や裏ワザ!などの紹介に偏るのです。

本当は、こういったショボい家事の積み重ねが、楽家事への大きな進歩になります。そして、このショボい家事は、各家庭に当てはめると、その家独自の「アレやコレや」がいろいろ出てくるはずです。

とくに家事トラブルや家事問題が起こったときがチャンス。その場で、カッと怒るのではなく(気持ちはわかりますが)、「なんでこんなコトが起こったのか?」「どういうパターンの時に起こった?」と家事の過程をさかのぼって原因を探り、それが二度と起こらないように対策を考え、日々、それを実行する。

その対策も、「家族の家事意識を高める」などという大きなモノではなく、「食べ終わったら、すぐにシンクに運ぶ」「鏡に歯磨き粉が付いたら、ここにあるタオルですぐに拭く」というように、具体的な内容を決めることが大事。

この話の大前提になることとして、「これが汚れた状態」という、汚れラインの共有という重要な要素がありますが、それはまた別の機会に。

 
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