FC2ブログ

大阪いずみ市民生協で講演しました

2019032401.jpg
大阪いずみ市民生活協同組合の2018年度第2回広報モニター交流会講演で「スーパー主夫にきく!家事がラクになる魔法のお話し」を講演しました。僕も京都生協の組合員で、グループ配達も店舗購入もしているので、地域は違えどもとても馴染みのある組織での講演でした。

いつもの90分セットではなく、60分の講演時間。それに質疑応答が15分。少し短くなるだけ…と思っていたら、意外とこれが難しい。片付けは、いつもの散らかる3つの原因(モノが多い、収納スペースがない、片付ける習慣がついていない)の説明が抜けてしまいました。その代わり、片付き&散らかり状態曲線という新たな説明はできました。

片付けた直後の状態は、美しいし気持ちも晴れやか。それを維持しようとする場合、一番手っ取り早いのは、片付けた後そこで暮らさないこと。つまり100%の片付け状態では日常生活できない非日常状態。これを基準にしたり目標にするから、ものすごく頑張らないといけなくなる。現実的な目標値として、60~80%くらいの片付けを基準にし、そこから大崩れしないことを目標に設定するのがポイント。

時短料理の紹介では、僕が以前、YouTubeでも紹介した、冷凍バラ挽肉を使った5分でできる!包丁を使わない炒飯を紹介しました。なにしろ、この冷凍挽肉は生協で購入している商品。それに「北海道のミックスベジタブル玉ねぎ入り」を混ぜて作るのですが、ともにコープ商品。意外と使われていないこの冷凍バラ挽肉。冷凍バラ豚細切れと共に、時短料理において、とても使い勝手のいい商品だと思います。受講者の中に、僕とまったく同じ材料を使って、ケチャップライスを作っているという方がいました。行くところに行けば、同じような人が居るんですね。



事前に家事の悩みを主催者に聞いてデータを送ってもらい、それをもとに悩みに答える形式を中心にしました。その前に、家事は楽しい生活のための手段であるとか、家電化は必ずしも家事をラクにしてこなかったという話、メディアで流れる家事(ハレの家事)と実際の日常家事(ケの家事)があって目標を間違えるとシンドイという話をしました。

悩みに答える前に、もう一つ前提があり、それを話さないといけなかったのですが、それをスッ飛ばしてしまいました。実は、本当に家事の悩みに答えるのなら、それは各家庭個別にカウンセリングと実地調査をしないと解決できないということ。講演で紹介する提案は、具体的な解決策であればあるほど、「その問題」にしか対応できません。その事例をもとに、「うちの問題」ではどうか?とアレンジすることが求められます。「その問題」がそのまま「うちの問題」に使える場合はきわめて少ないからです。そのような理由から、講演では普段からあまり具体的すぎる解決策の提案はせず、そのかわりに問題の背景や構造、原因などを説明することで、「うちの問題」をどうするか?に向き合う方向性を提案するようにしています。方向性が分かれば、あとは、各家庭にあわせて、金で解決するもよし、人海戦術もよし、見える化・可視化で乗り切るもよし、決まり事を作っていくもよしです。

家事は楽しい生活のための手段。少々散らかった家でも、家族仲良く過ごせる方がいいと思いますし、手抜きな料理が並んでいても笑顔のある食卓がいいと思います。100点を目指して気張りすぎ、「今日もダメだった」とガックリせず、「不可」ギリギリの60点あればイイんです。その方が、たまに90点が取れた時に喜べますし。直接、こういう話にはなりませんでしたが、こんなイメージが伝わったのでは?と、帰宅後に送られて来た講演アンケートを読みながら感じました。

 
関連記事

管理者にだけ表示を許可する