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連合和歌山で講演しました

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連合和歌山の男女平等月間学習会で「家事の時短でワーク・ライフ・バランスの充実」を講演しました。

去年9月に行ったJAM大阪での講演(この講演)に参加された方の紹介で、今回の講演に呼ばれることとなりました。こういう「また聞きたい」からの紹介というのはウレシイです。一度、参加した人なら、僕がどんな人間でどんな話をするのかも分かってもらえているので、「あの時のような感じで」というリクエストに応えるべく準備していきました。

ここ数年は、和歌山県とご縁があり半年に一回ずつ訪問しています。おまけに今日はとてもイイ天気。和歌山駅でラーメンを食べてから、テクテクと1.4kmを歩いて会場入り。このところ、天気や体調が今ひとつでランニングができてなかったので回復運動。

会場に着くと真っ暗。おそらく設営をした後、お昼ご飯でも食べに行ってたんでしょう。電気とエアコンを付けて会場の後ろの方で座っていると、ボツボツと参加者が集まってきて、「今日、どんな話なんやろなぁ」「家事かぁ〜、怒られるんかなぁ?」という声が。ポロリと聞けたホンネ。

学習会は、まず連合の総合男女・雇用平等局、男女平等局局長さんの各種調査をもとにした現状と課題、展望について。本部の局長さんが、自分と同い年!いつの間にやら、僕もそんな年になってたんですね。最新のデータと国内だけでなくILO総会の動向などの情報を仕入れることができて、僕にとってはお得な学習会の時間になりました。

休憩の後、僕の講演。若手組合員の参加が多い講演会は、控え目にスタート。いきなりドンと入ると、一瞬で「ウワッ」と引き潮ムード。ジジイが説教まくし立てにきた!では、全然聞いてくれません。様子見の最初は、反応が薄くてもジワジワ近寄っていくように。後半のペアワークの頃には、イイ感じに距離も縮まり賑やかに。その勢いのまま振り返りのグループワークへ。

雇用という現実的な出来事と常に向き合う労働組合。シビアな話題が多く、笑って話せたり笑って聞ける話の機会は、そうそう無いと思います。講演が様子見スロースタートでも、それは自然な成り行き。あ、笑い飛ばしてイイんだなと思ってもらえるにも、信頼関係が必要。

講演の後は女性委員会の皆さんと懇親会。この講演は1月末に問い合わせがあり、その時から「懇親会込み」ということで話が進んでいました。その後、似たような団体から講演の依頼がある度に、「あれ?懇親会があるのはどこの講演だったっけ?」とその都度確認。今日が近付き、ようやく「連合和歌山の講演だったか!」と思い出せました。

懇親会、楽しかったです。聞き足りない家事話の追加リクエストかと思いきや、それも若干アリの、だけど出産秘話や男女の更年期、夫婦で風呂に入る?といった話やら、話はあっちこっち飛ぶ飛ぶ。アッという間のお開き時間。そういえば、車での参加者が多くて、たいはんの人はシラフだったはずなのに、かなり酔っ払っているような内容の話も。コソッと、「ウチの会社の研修でも…(来てもらえたら)」という話が聞こえたのがウレシかったです。

 

東京新聞連載 119回 古民家活用

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来月6月からの利用にあわせて、部屋の掃除をしているところです。すきま風が入る家なので、掃いても掃いてもホコリが出てきます。

ですが、掃き出し窓は本当に便利。玄関と裏の勝手口も掃き出せるので、縁側だけでなく、そちらからも掃き出せます。2階にも掃き出し窓があって、そちらは後から付けられたベランダと直結。

こうなると、不要なのがちりとり。日本は、もともと屋内用のちりとりは不要な建築様式だったのですね。

89年前の1929年(昭和4年)の記録にこの家屋が登場するらしいので、その数年前に建ったようです。だいぶんあちこち傷んだり歪んだりしている家ですが、昔の暮らし(とくに家事)を体感するには格好の場です。

例えば、記事でも触れましたが、焼き料理は煙換気の都合上、裏庭ですることになります。では雨が降ったらどうなるのか?きっとその場合は焼き物はキャンセルだったことでしょう。家の様式によっては、調理時間帯の天候がメニューを左右していたかもしれません。体験してみて分かることはまだありそうです。

しばらくは、「(昭和の)三種の神器」登場前後の家事を、実際に体験しながら探求するつもりです。
 

東京新聞連載 118回 炒め野菜セット

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このネタは、とっくに使っていると勘違いしていた内容。登場する単身赴任中の知人は、元お隣さんの友人の話。やっと連載記事に使うことができました。

売られている商品の名前には、調理法や利用法を指定しているかのような物がたくさんあります。この「炒め野菜セット」もそうですし「魚焼きグリル」もそうですし。買う側も、「そういうもの」として買うとは思います。が、必ずそうしないといけないもの」でもありません。商品名はあくまでも一般的オススメ法です。

炒め野菜セットを蒸しても、ダメなわけではありません。生のまま食べようと勝手です(お腹こわしそうだけど)。魚を魚焼きグリルじゃなくて、フライパンで焼いても全然問題ありません。むしろ片付けが簡単です(この記事)。商品の名前は、参考程度にする程度でイイと思います。その通りにしないと減点されるわけでもないし、誰かに叱られるわけでもありません。頭を柔軟に、自分に都合のいいようにアレンジすればいいのです。

「素材×調理法×味付け」というメニューの組み立ての話は、連載開始直後の第3回目(この記事)に登場しています。2011年11月ですから、今から6年半前の記事ですね。ずいぶん長く連載しているんだなぁと思いました。

 

5月14日TBS「ビビット」に出演しました

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5月14日TBS「ビビット」に電話インタビューで出演しました。

実は当初、5月7日の放送予定だったのですが、芸能界を揺るがす大きな事件(山口達也の事務所契約解除)があり、その関係で一週間延びたかたちになりました。山口達也の会見で「関係者の皆さまには多大なご迷惑をおかけして…」とあったように思うけど、「自分とはまったく関係ないなぁ」と思っていたら、思わぬかたちで関係し、世の中、いろんなことが繋がっているなぁと実感した次第。

放送の内容は、「名もなき家事」について。「名もなき家事」とはなんぞやからはじまり、どんなことに妻は怒り爆発しているのか?どう対処したらいいのか?などなど、いろんな話について話をしたのですが、結局、画面画像のような定義の部分と、夫に投げかけるNGワードが紹介されました。

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実は、三つ目は「無視・スルー」も候補だったのですが、ワードじゃないので却下されたようです。

「じゃぁ、なんて言えばいいのよ?」については、僕のサイトの「5/14ビビットの補足」に書きました。

「夫のタイプ別、家事へのやる気サポート法」という、夫を6つのタイプにわけて、家事のやる気をサポートする話も提案したのですが、残念ながら採用されませんでした。双方向が前提で、テレビ番組という媒体では、扱いづらいかもしれない…と思っていたところ、やはり不採用になりました。

不採用になった部分は、別の機会に紹介しようと思います。
 

東京新聞連載 117回 家事方法の違い

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いろんなコミュニケーションがあると思います。

なんでも言い合える関係があれば、かなり激しい言葉で言っても、なんら問題はないはず。

つまり、家事の違いを指摘する以前に、どういう関係であるか?で決まってしまいます。
「こう言えばイイ」という評論の多くは、そういった関係を抜きにした一般論です。
この記事も、一般論の一つでしかありません。
 
そんな一般論の中でも、
「そうきましたか」
は、わりと使える返答だと思います。

「ごめん、言ってなかったっけ」
は、イントネーション次第ではイヤミに聞こえます。

そのイヤミ臭を避けるのが、
「あ!」を文頭にひと言つけるワザ。
「あ!ごめん、言ってなかったっけ」
とすると、イヤミなイントネーションをわざと付けても、ソフトに変換できます。

文頭の「あ!」は「ありがとう」もポジティブに変換してくれます。

「あ!ありがとう」

普段、「ありがとう」を言い慣れていない人も、言い出しやすくしてくれるのが、「あ!」です。
 

三ヶ日町農協 女性部総代会で講演しました

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静岡県浜松市北区にある三ヶ日町農協女性部総代会で「楽家事でいこう!家事が楽しいと一生楽しい」を講演しました。

講演の予定が決まり、講演までに必ずするのが、講演地のチェック。土地柄やその土地のニュースなどを探します。それと同時に、自分とのご縁を探します。友達がその地の出身であるとか、地元企業の製品を愛用しているだとか、なにか自分とつながりがないか探します。たいていは見付かるのですが、中にまったく見付からないまま講演地に出向くこともあります。

今回の三ヶ日。三ヶ日と言えば「三ヶ日みかん」というのが一般的だと思いますが、僕にとっては第三の故郷のような土地。今でこそ、浜松市の一部になっていますが、その昔は、引佐郡の一部でした。引佐郡を「いなさぐん」と読めるのは、難読地名好きか地元民。そして26年前の4月21日、僕はこの引佐郡に住んでいました。

正確には、三ヶ日町ではなく、「引佐郡細江町気賀9698-1」に滞在していました。細江町の中でも三ヶ日寄り。そして今回の講演の主催である「JAとぴあ浜松西気賀」の数百メートル東隣。残念ながら、細江町気賀9698-1は、今は更地になっていますが、以前はここにローランド西気賀寮がありました。新卒入社後、ここからローランド細江工場へ研修に通っていたのでした。

その西気賀寮から通った工場研修の前に、全社研修があり、その時は「三ヶ日青年の家」で過ごしました。この浜名湖の近くで過ごしていた頃は、順風満帆に思えたサラリーマン生活だったので、三ヶ日や細江にはいい印象が残っています。

講演は女性部総代会というだけのことはあり、参加者は女性が大半。家事の話をされてもピンとこない…なはずはなく、終始笑い声の聞こえる楽しい講演になりました。

農作業というのは、生産過程の中に家族共同の機会が残されている貴重な産業。昭和初期までは、工場労働やサービス業従事者以外の家で、家族総出で田畑や小売店で生産活動をしていたので、家族の共同作業は山ほどありました。共同作業は時間や経験、情報の共有をうむし、そこから「刈り取りが無事に終わってヨカッタ」「たくさん売れたバンザイ!」「台風でタイヘンやったなぁ」など共感する機会も多かったはず。

現代は家族で共同する機会はなかなかありません。共同作業がないから共有するものも少ない。共感するコトなどもっと少ない。そして家族はバラバラになっていく。そんななかで、家事だけ頑張ってみても、虚しいもの。共有するモノやコトがあるから、つながりも実感できます。「あの頃は」「あそこで」といったような指示語で伝わり合う会話は、そういった共有によってつながる関係の象徴でしょう。それを得やすいのが農業だったはず。敢えて共同を設定しなくても、よかったのが農業。次第にお父ちゃんだけが作業する農家も増えているようですが、そうなると、やはり勤め人世帯と同じように、敢えて共同を設けないと。その時、どの家でもやることで、全員が関われるのが家事。家事共同は「美味しいね」「キレイになったね」「片付いてスッキリ」を共有できます。

天気の良すぎる三ヶ日町文化ホールでの講演。時間の都合で、開会後に到着し、閉会前に会場を後にすることになり、参加者とほとんど交流できないまま終わってしまったのが心残り。これはまた次の機会にでも。
 

東京新聞連載 116回 ごみ収集

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ごみ問題はどこも深刻。とくに空洞化が進んだ町は深刻。記事で触れたような町内会でごみ当番をしている地域は、今、共働き化と高齢化で当番が成立しなくなってきています。町内会というシステム自体が機能不全に陥っている場合も。

この記事をリリースするにあたり、あちこちのごみ収集事情を調べてみたところ、はやり戸別回収地域が増えてきているようです。「真空式ごみ収集方式」というシステムを採用している地域もあるようですが、リサイクルを中心とした循環型社会の形成には向かないことから、廃止になる地域もあるようです。

アメリカで経験したディズポーザーは一つの提案型スタイルではあるでしょう。ただし、環境負荷が大きいのが欠点。記事の最後にも、「外国のように、生ゴミをシンク下に設置した『ディズポーザー』という機会で粉砕し、下水に流すような仕組みを整えるくらいの劇的な政策転換も望まれます。」と触れたところ、「ディスポーザーが環境負荷が少なくないのを知らないのか!」とのお叱りが編集部に来たとか。ディスポーザー万歳というスタンスでないことは、よく読めば理解してもらえるかと思ったのですが、なかなか思ったようには伝わらないものです。都内でもディズポーザーが設置されたマンション物件があります。マンションの地下に処理施設を設け、そこで一次処理をした物を下水に流しているようです。

求められるのは、環境負荷が少なく、かつ住民負担も収集負担も少ないごみ収集方式のアイデア。「環境負荷が大きいのはけしからん」というのはわかりますが、それに変わる抜本的なアイデアが存在しないのも事実。現代において、ごみを出さない人などほぼ存在しません。皆でアイデアを振り絞らないと、早晩、地域の担い手はいなくなるし、ごみ収集の担い手もいなくなる。批判だけでは前に進みません。

台湾の高雄市では、夜の8時から9時頃にごみ収集車が回っていました。夜なら人がいるからでしょうか。これはこれで一つのやり方でしょう。日本で導入するには、その時間に家に帰っていないといけません。働き方改革も必要になります。

ごみ問題は、奥が深い。学生時代、環境経済学のゼミだったのもあり、非常に関心のある領域。また、機会があれば、連載で触れようと思います。


 

東京新聞連載 115回 マンネリメニュー

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講演ではよく話している内容です。講演では「マンネリは○○だ!」の空白部分を当ててもらう流れの場合もあります。○○の中には、いろいろ入るのですが、たいていは良い意味の言葉が入りません。そこで「マンネリは文化だ」という話に。

例えば、郷土料理というのは、その地方でその季節になると、「決まって」食べるから郷土料理になったわけです。「決まって」食べること、つまりマンネリの一つです。正月の雑煮も、毎年毎年「一昨年は京都風、去年は仙台風だったから、今年は福岡風にしよう」という家は、かなり珍しいと思います。記事にもありますが、ほとんどの家の朝ご飯はマンネリメニューです。

マンネリメニューというのは、逆にいうと「決まって」食べても飽きない、しばらく食べてないと無性に食べたくなる、なんとなくよく食べている…など、自分たちの暮らしにマッチしたメニューなはずです。もちろん、考えるのが面倒だから毎日同じメニューというマンネリもあるでしょう。それでも家族から文句や別メニューのリクエストがこないのなら、それはそれで家族の状況にマッチしているということです。

マンネリメニューに逃げたくなる背景の一つとして、「今日の晩ご飯、なに食べたい?」と聞いて「なんでもイイよ」という答えが帰ってくるというパターンが考えられます。「じゃ、いつもと同じでイイや」と。

人類の歴史上、ほんの少し前までは、脱マンネリしたくてもできなかった時代でした。そこにあるモノを食べるしかありませんでしたから。村の誰かの結婚だったり、出産だったり、葬式だったり、祭りだったり、そんな時だけ、ちょっと違う料理が食べられたのです。一般家庭で「マンネリじゃダメ」と言えるようになったのは、ごくごく最近のことです。自分で耕作し、狩猟して、釣りして、飼育して、解体して…それだと、そんなに多くの種類の料理は食べられません。人類の大半は、長い長い歴史の中の大部分を、来る日も来る日も同じようなモノを食べて、命を繋いできています。今もそういう国や地域の人達が大勢います。

ひとことで言うなら、
マンネリ上等!
です。

 

東京新聞連載 114回 欧米のスーパー

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2月下旬、アメリカのカリフォルニア州アナハイムと、イリノイ州ロックフォードに系10日間ほど滞在しました。

アナハイムでは一軒家のレンタルハウスをシェアステイし、ロックフォードではアメリカ人主夫(!)のお宅にホームステイしました。そして、生活に根ざしたさらにアメリカンなスーパーも訪問しました。今回は、その滞在をもとにした記事です。

日本企業がたくさん立地するシカゴ近郊という土地柄、日本人が経営する日本人駐在員向けのスーパー「ミツワ」も訪問しました。興味深いことに、このスーパーは大型スーパーにも関わらず、日本の同規模スーパーと同じくらいの冷凍食品売り場しか面積がなかったのでした。冷凍食品が欲しければ、アメリカのスーパーへ行けばよいということでしょうが、日本人向けには冷凍食品は「置いても売れない」のかもしれません。

加えて、最近、イオンのPBブランド「トップバリュー」が冷凍食品のラインナップをかなり増やしているのを知りました。これも興味深いので、近々、調べに出掛けようと思っています。

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冷凍食品売り場。
 
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野菜売り場のカット済みの「サラダ」食材コーナー。
 
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カット済みの「ゆで野菜」食材コーナー。下にはディップ付きの野菜スティック。
 
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お惣菜コーナー。
缶詰、瓶詰めコーナーも興味深いし、精肉コーナー、牛乳コーナーなど、日本との違いに興味津々となる場所がたくさん。その地の生活が垣間見られるスーパーは、僕にとって手軽なテーマパークのような存在です。
 
 

「岐阜市咲楽」で紹介されました

2018年03月14日15時17分20秒
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「岐阜市City版咲楽NET 2018年04号」で、1月20日の岐阜市主催の「男の家事力UP化」推進キックオフイベント~家事フェス2018~でトークショー「楽家事×家事シェア=ゆとり男の家事力UPで家庭円満」の様子(参考)と2月10日の様子(参考)が記事として紹介されました。

左ページには、「家事じゃなくて『自事』でいい!」という僕の講演のエッセンスも紹介されています。

ネット上にもデータがあります。
岐阜市City版咲楽NET 2018年04号
このページの「市政ニュース」のリンク先でも確認することができます。