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東京新聞連載 128回 ていねいと楽

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「ていねいと楽」「価値観の尊重が大事」というタイトル。今回は、この数文字だけでも通じる内容です。タイトルは、毎回、編集担当さんが付けてくれます。

家事に限らず、「そろってないと気が済まない」「順番に並んでないと落ち着かない」などなど、そういうコトが多ければ多いほど、背負い込むモノは大きくなります。気が済まなかったり、落ち着かないことを無理にガマンせよ!とは言えませんが、アレもコレも気が済まないようでは、周囲の理解も得られません。他人には、なかなかその落ち着かない気持ちは伝わりません。

家事で、そういう自分だけのコダワリを貫き通したかったら、それはもう一人暮らししかありません。それはそれでイイのです。やりたい放題できるのが、一人暮らしのいいところ。それでいながら「寂しい」「私ばっかり家事」は都合が良すぎです。好き勝手は孤独と表裏一体。

…とはいえ、分かっちゃいるけど、ついコダワッてしまうのです。「これじゃ、誰の手助けも得られなくて当然」と、自分でも矛盾を理解しながらも、ついコダワッてしまうのです。家事の現場は、そんなマヌケな自分との対峙でもあります。家事シェアへの道は、そう単純ではないのです。ただ、「マヌケだと自分でもわかってるんだけどね」とひと言伝えるだけで、ちょっとは道が開けるのも、家事シェア。

意固地にならず、「ていねいは自分の趣味!」くらいに考えるとイイと思います。


ちなみに一段目の、妻の「ちょっとくらいズレててもイイじゃないの」の後ろには、たまに「あけみちゃん」がくっ付き、僕の答えは「ダメよ~ダメダメ」ですが、あまりにも懐かしいネタなのと、コテコテなのでカットしました。

 

日経プラス1(2018年10月13日)

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2018年10月13日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。

今回は、文章だけでなく、写真でも登場。高圧洗浄機で、排水マスを掃除しているところ。「へっぴり腰やなぁ」と妻からのツッコミ。この写真。三脚を立てて一眼レフをセット。ファインダーではなく、液晶画面でチェックしながら撮るモードにすると、リモコンでシャッターを切っても、ピント合わせでタイムラグが数秒生じるという、ちょっと前のモデルならではの特性を活かした撮影。右手の中にはシャッターのリモコンが隠れているのです。

S字管の写真は、友人の手が出演。期せずして手タレデビューさせてしまいました。S字管の中から歯ブラシが出てきた写真なのに、それが今ひとつ伝わらない写真になったのを後悔。お風呂場の写真もその人のお宅のお風呂。ウチの風呂はグレー系なので、写真に撮るとなんだかよくわからない物体に写るんです。

煙突ブラシは、別の友人に協力してもらって、汚れがゴボッと出てくるところまで撮影したのに、あまりのリアルさに不採用に?

今回は、友人宅2軒に協力してもらいました。「掃除のイイ機会になったわぁ」と言ってもらえてホッとしてます。

 

連合和歌山でセミナーしました

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連合和歌山青年委員会で時短家事セミナーの講師をしました。連合和歌山で呼ばれたのは、今年6月2日(この時)以来。

前回はワーク・ライフ・バランスの概論みたいな内容だったのに対して、今回は具体的な家事実践セミナー。二部構成になっていて、前半は講義形式、後半は調理実習。

時短家事というテーマに対して、かなり悩んだ今回のセミナー。家事ゼロ生活は、どこまで可能か?家事を減らす際に、躊躇したり歯止めになったりするモノはなにか?一人暮らしなら最小限の家事でいけるのに、共同生活になると少しずつ増えていくのはなぜか?子どもができた時の爆発的な家事増加をどうとらえるか?いろいろ考えたり、調べたりしたうえで、「聞きたいことに答えるのがベスト」ということで、今回もJAM大阪でやった(この時)のと同じく、リクエスト番組方式を採用。

興味深かったのは、若者の家事負担は洗濯関連に集まっていたこと。食事は外食や中食ですむし、気が向けば自分で料理をするという感じで、自分のペースでできる。掃除はとりあえずやらなくても暮らせる。洗濯だけは、溜めると着る物がなくなるからやるという迫られる家事。確かに、僕も一人暮らしをしている時は、そんな感じだったと思い出しました。

洗濯しているとだんだん黄ばんでくる、色あせてくるのはどうしたら防げますか?アイロンが面倒だ。タオルを洗うとゴワゴワになるのはなぜ?部屋干しの臭い対策など、いろいろ具体的な内容が出てきました。いろいろ解説していると、アッという間に時間が過ぎる。一部の初っ端に、まず米を洗って炊飯器をセットするところから入った今回のセミナー。ちょうど一部が終わる頃に炊き上がりの合図。それをもって一部が終了。「複数の料理を作る時の効率up方法が知りたい」というリクエストには、実践をもって対応できました。

二部は料理実習。メニューは親子丼、小松菜のおひたし、わかめと揚げの味噌汁の三種類。時短セミナーなので、鶏肉はそぎ切り、調味料の配合はダシつゆを使ったり、だし入り味噌を使ったり。

青年部のセミナーなので、若い人達が中心だけど、家事は慣れている人がいる反面、ほぼ初めてのような人も。そして、お手本のような味噌汁が登場!それが一番上のわかめだらけ味噌汁。乾燥わかめが水分を吸ってどのくらいどのくらい膨張するか?は、経験のなせるわざ。「食べる味噌汁」と命名。そして、この班の料理が講師の僕の食べる料理になっていたのを、命名時に知ったのでした。

ほぼ初対面の人達で構成された実習班は、最初の炊飯器セットの時は、本当にぎこちなかったですが、料理を食べ終わる頃には、和気あいあいな空気に。一緒に作って一緒に食べるというのは、なかなか無い経験かもしれません。そういえば、参加者の中には、別の集まりでカレーを作る会があり、そこで一緒に作った男性と結婚したという人もいました。

参加者には、事前に保存容器を持ってくるようにと指示があったようで、皆さん、食べきれなかった分は持ち帰っていました。だいたい、こういう教室の料理は多すぎるんです。足りないよりは多すぎるくらいの方が良いという、昭和的発想です。今回の参加者はほぼ平成生まれだったので、こういう設定も考え直すべきですね…と昭和人として反省。

セミナーの後は、主催幹事の皆さんと喫茶店へ。女性は1名でのこり6名は男性ばかりだったけど、後から後から家事についての話がでてきて、セミナー自体の「やらされ感」よりも、自分たちが「聞きたかった感」が伝わってきました。

和歌山への出張は、最近、晴れすぎるくらい晴れです。今回もイイ天気でした。

 

東京新聞連載 127回 炊き出し

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今年は、本当に地震、台風や大雨による災害のニュースをよく聞きます。できれば、災害による炊き出しなど、一生経験しない方がイイのですが、災害時の限らず、例えばBBQパーティーなど、数人が集まって料理する可能性も、無いことは無い。

ぶっちゃけて言えば、切り方なんて、どうでもイイんです。ただし、自分だけで食べるならという条件付き。

同じ材料は、同じくらいの大きさにした方が、火の通りがそろって料理しやすいし、そろっている方が食べやすい。例えば、ジャガイモは火が通り過ぎてグタグタなのに、ニンジンはまだカッチカチという状況を避けるためだ。ジャガイモとニンジンを似る場合、火の通り方はイモとニンジンそれぞれ違うし、それぞれの品種によっても違う。だいたい同じくらいの火の通り具合になるだろうと予測したうえでのサイズ決めにした方がいい。

このさじ加減は、勘による部分もある。皮を剥いたり、一口大に切っている最中に、「このイモは、スカスカしてる」と感じたり、「ネットリした感じ」と気付いたり。それに合わせて、大きさを変えたり。「男爵イモだからこの大きさ」「キタアカリだから2センチ角で」と公式化しにくい部分。それが料理の難しさでもあり、楽しさでもある。

難しいコトばかり言ってても、炊き出しは始まらない。多少のことはおおめに見ようではないか。僕もとぼけた家事をやってる可能性はある。仮に、肉じゃがのニンジンがささがきでも、食べられないことはない。そして、お父ちゃんがささがきにしてしまうのには、その家ならではの、ノッピキならない事情があるのかもしれない!というのを記事にしました。

そういえば、マズそうな煮物ということで思い出したのが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の「二つの塔(スペシャル・エクステンデッド・エディションSEE版)」に出てくるエオウィンのスープ。

ギムリに「どうぞ」と言うと、食いしん坊のはずのドワーフなのに、「いや、けっこう」と断る。アラゴルンは断れずに一口飲む。「・・・・うっ・・・・う、ま、い」と言うのが精一杯。腹ペコの旅の一行のはずなのに、そのスープを捨てようとまでする。それほどまでに不味かったのか!エオウィンのスープは「ジャイアンシチュー」だったのか?!

ふと、炊き出しのスープで思い出したシーンでした。

 

長崎県佐世保市で講演しました

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長崎県佐世保市の「平成30年度男女共同参画都市させぼ宣言17周年記念講演会」で「心地いい家族のカタチ~きっと毎日が楽しくなる~」を講演しました。

佐世保市は2016年2月に新上五島町で講演した時(この時)の行き帰り、フェリーとJRの待ち合わせで降り立って以来の訪問。あの時も、天候が非常に悪く、予約していた高速艇が欠航になり、フェリーで島に渡ることになったのでした。

今回も、台風24号が接近してくるなか、台風に向かって出発することに。さいわい行きのJALも帰りのANAも定刻出発&定刻到着で、まったく問題なし。帰りは少し揺れはしたモノの、たいした揺れではなく行って帰ってくることができました。

長崎空港の到着ロビーでお迎えに来て下さった田中さんも、僕の顔を見付けてホッと安堵の顔。そこから車で佐世保市へ移動。移動中もいろいろ講演への期待を伺いました。急激な気圧低下のせいか、空港までのバスでも機内でも珍しくウトウトしていた僕ですが、車内でパッチリ目が覚めたのでした。

台風接近前とは言え、雨も小降りだったせいか、イイ入り具合の会場。開演前に会場の講師席に座ると、すぐ後ろの熟女の三人組が「ポスターよりも若いわね」など話し掛けてくれ、待ち時間もリラックスムード。

終始和やかな雰囲気の中、講演は無事終了。僕の登場までの市長さん(副市長さんが代読)挨拶や宣言文朗読が、予定よりも早く終わったのを忘れていて、講演時間キッチリ終わってしまったと思ったら、少し早めに終了。急遽、質疑応答(Q&A)の時間に。

いろいろ質問を頂いた中、「妻の子育てストレスが理解できない夫に、それをどう伝えたら?」という質問がありました。とっさに「助けて!きわめびと」に出演した時のエピソードを一例としてお話ししたのですが、答えとしては「もうチョイ」だったと思います。一番大切なのは、夫のタイプを見極めること。「きわめびと」の時は、夫とも面接して話を聞いて、家事や子育てに目が向いていないわけではなく、ただ体力的時間的にシンドイのと、夫婦すれ違いがお互い不本意ながら多くなってしまったという話を受けてのことでした。

実際には、家事や子育てに対して、当事者意識が欠如した人も大勢います。そんな人に、どう対処していいのか?はもう少し根本からの対策が必要。別の質問で、「洗濯物に白い粉が付着するんですけど…」という家事悩み相談に、あれこれ尋ねながらも解決決定打がなかったので、「ん~これは実際に現物を見てみないと!」と応えたのですが、この子育ての悩ましい問題も、「実際のカップルと接してみないと、対応策は見出せない」と応える方がよかったと思います。

質疑応答は、その場のアドリブ力が要求されるので、時として思いがけずにズバッとハマル答えが出る時もあれば、思ったような答えが返せない時もあります。一番大事なのは、よく聞くということだというのは、なんに間しても同じだと思います。

講演後もバタバタと空港まで。とにかく翌日(30日)の飛行機は欠航が決定。乗り遅れると、帰れない。帰れないイコール台風で身動き取れないということです。帰りの車内でも、田中さんから今日の講演の感想などを伺いながら、アッという間の空港到着。慌ただしくも、なんとか台風の影響を受けずに行って講演して帰ることができました。


 

東京新聞連載 126回 絹のハタキ

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「連載124回草ぼうき」が掲載されたのが、8月11日。それから5日後の16日。東京新聞編集部を経由して、千葉県の読者から絹の反物が届きました。着物を解いた時の裏地だそうです。絹の生地は、少し重みもあり、シットリした肌触りが独特。

まずは、残った糸を抜く作業から。とくに「重ねつぎ」をしていたところが残っていました。なにしろ、送り主の方は90代のご高齢とのこと。細かい作業に目もお疲れではなかったかと思います。無理に引っ張った跡もなく、丁寧に解かれた様子が垣間見えました。
 
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で、ハタキのはたく部分は送って頂いた絹の生地でなんとかなるのですが、問題は柄の材料。別宅の古民家の母屋の納屋へ行けばなんとかなるかと思ったら、先月のゴミの日に枯れ枝などをまとめて片付けたんでした。

そこで記事のとおり、たまたま寄った100均ショップで見付けた、ミニ熊手と虫取り網。その柄を使いました。
 
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実は、記事には触れていませんが、滑り止めにネジ釘を一本打っています。ちょっと太いくぎを使ったので、柄が割れてしまいました。滑り止めに使う程度なので、たぶん大丈夫だと思いますが、なんとも初歩的なミスでお恥ずかしい。という事情もあって、ここはカットしました。
 
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長短2本のハタキ。別宅で活躍中です。なんせ古い古民家です。天井の隅にも長年のホコリがあります。蜘蛛の巣も張ります。ハタキでパタパタ。その後、ほうきでサッサ。

「上から下」は掃除の基本。
 

JAM大阪で講演しました

去年の9月5日に続いて(この時)、JAM大阪の青年女性協議会主催の「ワーク・ライフ・バランス推進セミナー ~楽家事で毎日を楽しく~パート2 実践編」で「今日からはじめる楽家事&家事シェア 楽だからシェアできる!シェアするから楽になる!」と講演しました。

昨年はワーク・ライフ・バランスについての講演でしたが、今回は家事に絞った内容。前半は会場到着時に配布して、開会までに書いてもらった参加者アンケートをもとに、講演内容を決める、リクエスト番組方式。出たと勝負なので、どうなるかと思っていましたが、意外とスムーズに進行しました。とはいえ、せっかく書いてもらったアンケートなのに、書いた本人とのやり取りをスッ飛ばしてしまったのが残念。深掘りするチャンスだったのですが、今振り返ると、出たとこ勝負の対応でイッパイイッパイになっていた感アリです。

後半は、家事シェアをめぐるクループワークセッション。タイトルの「楽だからシェアできる」は逆にすると「○○だからシェアできない」「※※じゃないからシェアできない」になります。そこに出てくる、家事シェアへの不満を確認し、それをどう解消していくか?というセッションに。初対面の人も多いなか、各テーブルの進行役(主催関係者)が頑張ってくれたおかげで、かなり和気藹々なワークセッションに。どうしても組合系のグループワークは、決まった人が長く話しがちのようですが、全員が喋れる設定にしたのが、功を奏した模様。

質疑応答の時間は、ほぼ公開家事相談会。アレってどうなん?どっちがエエの?アレなんとかならんの?と、男女関係なく時間いっぱい手が上がっていました。

今回、リクエストの都合もあったのと、前回(昨年)少し触れたのもあって、収納についてほとんど触れられませんでした。質疑応答の時間にもその点を指摘されたのですが、終わりの挨拶で、「来年はパート3として、収納についてやりますか?」という話も飛び出しました。どうなるかは、企画会議次第ということですが、話だけでもありがたいです。

講演の後の食事会では、組合の現状や今後のこと。労働環境の現状など、大学院時代に出入りしていた研究学会でよくしていた領域の議論の時間に。印象に残ったのは、「同一労働同一賃金」と「同一価値労働同一賃金」の違いについての話。現行の「働き方改革」の中身についての議論も併せて興味深かったです。ちょっと研究生活時代を思い出しました。

 

東京新聞連載 125回 洗濯ネット

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洗濯ネットに関する記事。実は洗濯機との兼ね合いがいろいろ。ドラム式の洗濯機を使っている場合、洗濯ネットを使わなくても衣類が絡みにくく傷みにくいという話もあります(僕が実験したわけではないので、あくまでも「原理的には」「理屈のうえでは」という話)。

ただ、ドラム式の洗濯機の普及率が、未だにそれほど高くなく、データによるバラツキをみても10~15%程度。大半は縦型洗濯機を使っているようです。

というわけで、今回の記事は、あえて洗濯機の種類による、衣類保護という面での洗濯ネットの有効性には触れず、「まとめて干せる」という視点に限って洗濯ネットの効用について触れました。

この記事をきっかけに日本の洗濯機の普及具合について調べました。まだまだ二槽式が熱烈に支持されていたりと、「家事は保守傾向」というのを認識しました。

 

日経プラス1(2018年8月25日)

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今日(2018年8月25日)の日経新聞土曜版「NIKKEIプラス1」の16面(裏一面)に僕が書いた記事が掲載されています。簡単にかつ安くかつ栄養バランスもボチボチな晩ご飯を作るというお題で原稿を書きました。

前回は和子はんの手、今回は僕の手が登場。色鮮やかな写真は新聞社のプロカメラマンが撮影。やっぱり全然違いますね。

先月(7月28日)に続き2回目の掲載です。9月はお休みになりそうで、次は10月中頃の13日になる予定です。

東京新聞連載 124回 草ぼうき

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今回は、古民家ネタ。ズッとズッと以前に、掃除ロボットのことを(それもルンバのようなチャンとしたロボットではなく、オモチャのような掃除機だったけど)記事で紹介したことがあったのです。

安かったので雑誌やテレビ媒体で紹介しやすかったのもあって、あっちこっちで使っていたら、この記事のとおり、チョット年配の人かな?という方から葉書が届き、「興味深く拝見…ところで、家具や壁を傷めませんか?」と書かれていました。

ペラッペラのフレームだし、確かに家具や壁に当たった時に、傷ゼロってことはないと思うけど、それほど気にすることかな?と思いながら、「傷ゼロってことはないと思いますが、目立つ傷は付かないと思います」と返事しました。

いったい傷とはどういうことなんかな?と思って、あれから8年くらい。あぁ、こういうコトだったのね?「草のほうきを使っていれば、そりゃ傷も気になるな」と実感しました。

物心ついた時には掃除機がある世代だったので、壁にコツン、家具にコツンが当たり前。ところが、その前はハタキとホウキの時代。襖や障子の時代。障子にコツンでは、破れてしまいますね。

この記事が掲載された一週間後、東京新聞から荷物が届きました。記事を読んだ方から、絹の端布が送られたのが転送されてきたのです。記事の最後に、絹のハタキがよいのだけど、めったに売ってない「いっそ自作するか?」と書いたところ、材料を送って下さったのでした。さいわい古民家の庭には、ハタキの柄にできそうな枯れ枝もあります。切ってまとめたらハタキができそうです。