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連載「シニアの楽家事」5回 昼食活動

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8月10日掲載。

高校入学時には、学食通いしていた娘も、結局、「学食で並ばなくていいし、(うどん一杯だけ、などにならず)チャンと食べられるから」と弁当に逆戻り。そして、夏休み。補修期間の1日目だけ、お昼ご飯を食べに帰ってきたんですが、これがまぁ、本当にタイヘン!というかメンドウ。

学校から徒歩7分の我が家。「今から帰ります」とメッセージが届いても、7分ではなにもできない。「もうすぐかな?」という時間から逆算して準備して、ササッと食べさせて…と考えていると、午前中ズッと落ち着かない。「これは無理」と思ったら、娘も真っ昼間に家と学校の往復をするのがメンドウだったらしく、「弁当作ってもらえるかな?」と。朝はバタバタするけど、弁当の方がまだマシでした。

たった一日で終わった、ラテン昼ご飯。イタリアやスペインでは、お昼ご飯は大人も子どもも家に帰って食べると聞きます。ラテンママ達はタイヘンだろうなぁ。いや、待てよ。退職後の夫を抱える妻達もタイヘンなんじゃ?と思い至ったわけです。

せめてお昼ご飯くらい、自炊でも良いし、スーパーやコンビニで買ってくるのでも良いし、外食でも良いから、自分で食べるモノを調達できる能力を身に付けた方が良いです。いや、付けた方が良いというレベルではなく、自分の身を守るためにも「付けるべき」です。

 

奈良県大和高田市で講演しました

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大和高田市の雇用対策協議会、企業人権教育推進協議会共催による、男女共同参画研修会で「仕事も遊びも家庭生活も スーパー主夫のワーク・ライフ・バランス提案」を講演しました。

奈良県内でも、大和高田市は、今日で県内最多の4回目の講演。
2012年2月19日(この時
2013年8月7日(この時
2014年1月21日(この時
過去3回それぞれ違う会場でしたが、今日も違う4箇所目。市民交流センター(コスモスプラザ)での講演でした。会場は企業からの参加者と主催の大和高田市の担当さんなど15名の参加者。少人数とはいえ、地元の業種も職種も様々な参加者。

内容は、ここ最近の講演内容「ワーク・ライフ・バランスは男の家事で決まる」に、職場でも通じる内容を加えた構成にしました。

研修会の場合、会場がドッと沸くということはあまりなく、僕の講演の中では淡々と進む部類。講演をするようになった当初は、「あれ?通じてないかな?理解してもらってないかな?」と焦って、同じ話を何度も繰り返したりと、モッサリしたことをしていましたが、最近は焦ることなくイーブンペースで進められるようになりました。

定刻数分前に講演が終わり、残った僅かな時間での質疑応答。その中で、ウレシイ感想を頂きました。

僕の講演を聞いたのは3回目という男性。最初は、家事もほとんどしてなかったのが、僕の話を聞いて、家事をするようになり、今では、家事が楽しいと思えるようになったと。この方のオススメで、今回の講師が僕になったと担当さんから伺いました。

家事ゼロから始まり、今では楽しみへ!
楽家事を伝える講師としては最高にウレシイひと言でした。

楽家事の楽は、もちろん「らく」の意味もありますが、「たのしい」「たのしむ」の意味もあります。家事が楽しいと思えるということは、死ぬまで楽しみがあるということです。いつもいつも楽しいことばかりではないかもしれませんが、それでも、小さな楽しみの種を植えて、育てて、花が咲いたのだと思います。「どうしたら家事が楽しく思えるようになるか?」は、その人次第の部分が大きいので、僕が貢献できたのは、ホンの少しだと思います。僕がしたのは、「近くに、種が落ちているかもしれませんよ」と伝えたのに過ぎないと思います。

講演後も、少しその方とお話しする時間があったのですが、次の課題についても言及されていました。きっとまた楽しい花を咲かしてくれることと思います。

いやぁ~本当にうれしかったです。講師やっててヨカッタです。
 
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大和高田市は35℃を越える猛暑日。会場到着時には背中に汗がジンワリ。講演が終わる頃にはグッショリ。帰りの近鉄特急からの風景は、まさに夏空!でした。
 

日経プラス1(2019年7月27日)

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2019年7月27日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は↓
水と油を混ぜてみよう 夏の自由研究は家事をテーマに
で読めます。

この記事は、いつかどこかで出したい!と思っていた内容でした。家事の科学的(とくに化学)な理屈を書きたかったんです。

僕が苦手な切り口に「◎◎には☆☆が効く」というのがあります。

例えば、「窓拭きには濡れ新聞紙が効く」。
こういう記事があること自体は否定しませんが、
なぜキレイになるのか?
まで深掘りすると、
実は今ではあんまり有効ではない方法ということになります。

「新聞のインク成分が…」と書いている記事もありますが、
それは石油系のインクを使っていた時代の効果。
一般的な洗剤も石油由来なので、そりゃキレイになるのはわかります。

が、今は石油系のインクは使われていません。
単なる印刷紙を濡らして擦っているだけです。
濡れたモノで物理的に擦って汚れを落としているのなら、
ウェットティッシュでイイんです。
ホームセンターやスーパーに行くと、
窓拭き用の厚手のウェットティッシュが売られています。

「では、なんで窓拭きに新聞紙を使ったのか?」は、
東京新聞の連載で書かせてもらいました。(この記事
木製の窓枠だと、水でジャブジャブ洗えなかったという
素材的な背景があるからです。

そういった家事知識を
「昔からそういうモノ!」「こうするように教わった」
というだけで、「なぜ?」まで深めず広げるのは、
家事を薄っぺらいモノに貶めている行為だと思います。

「AにはBで」「XにはZで」というように、一つ一つ対処するのではなく、
「酸性の汚れにはアルカリで、アルカリ性の汚れには酸でキレイにする」
と大きくまとめれば、覚えることは少なくてすみます。
あとは、個々に当てはめるだけです。
 
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さてさて、今回の写真です。
 
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「洗剤のpHを調べる」で使った洗剤の正体です。商品名を出せない関係上、商品によっては、同じ台所洗剤でもpH度が違うことがあると思います。あくまでも写っている洗剤のpHをこの記事に使いました。
 
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「トレーサビリティー」でお話しを伺ったのは、京都市山科区にある「うつみ農園(Webサイト)」さんです(Facebookはこちら)。

気軽に取材に応じてもらえ、写真も快諾してもらえたのに、文字はバッサリ。もう少し記事分量の量も増やしたかったのですが…距離的に近いので、近いうちに農園もおじゃましようと思ってます。

新聞の写真では下の方がカットされてわかりにくくなっていましたが、実は、左手をヤケドしていて、その炎症止めのサポーターが写り込んでいます。もとの写真はこんな感じです。

 

三菱重工グループ労働組合神船地区本部で講演しました

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三菱重工グループ労働組合神船地区本部の女性委員連絡会議主催による男女共同参画推進セミナーで「夫婦で共家事~スーパー主夫が教える心地良い家族のカタチ~」を講演しました(長いし漢字だらけで重厚です)。

2日前に梅雨明け。そして、イキナリ灼熱の京都。その京都を抜けだし、少しだけ涼しい神戸へ。兵庫駅に降り立つと確かに涼しい。それだけで気分上々。

三菱重工の中の労組からの依頼とあって、当初は男だらけの研修セットを予定していました。が、担当さんとやり取りしているウチに、女性委員連絡会議が主催で、参加者は女性の方が多いとのこと。セットを入れ替えて、具体的な家事ノウハウ伝授を真ん中に詰め込んだ、新しいセット構成で臨みました。

ワーク・ライフ・バランスのなんたるか…などは、今回は割愛。「家事は楽しい生活のための手段」と主張する僕ですが、その手段すらオモロイんです!が伝わればイイなを重点的に増やしました。「早く家に帰って試してみたいな♪」と思ってもらえれば幸いです。新しいパーツまで、引っかからずに流れるか?と、何度かリハーサルして確認。「よっしゃ、これで引っ掛かる流れもなくなった」と準備しました。

女性の多い会場は、家事ネタの大半は「あるある」「ウチも」という笑ってもらえるネタ。イイ感じ。そのまま後半へ。家事が上手く回らなくなった経験。そこから学んだ頑張って家事するよりも大事なこと。さぁ、ここからはそれを体験してもらうペアゲーム!

と思ったら、そのゲームの進行説明のスライドがゴソッと抜け落ちているではないの。リハーサルは、新しいパーツ前後までだったのを反省。通しのリハをやってませんでした。「タイム!タイム!2分、いや1分で復旧させます」と時間を頂き、その場で修正。「全スライド」ファイルから、必要なスライドを移動。1分かからずに復旧。無事に、ワイワイと賑やかなゲーム体験と、良きコミュニケーションに欠かせない、聞く姿勢の大切さを実感してもらえたと思います。

質疑応答の時間がややタイトになった分は、終わってからの質問をうけることで対応。6種類とその他で用意した、家事のお悩み相談は、時間後の質問も含めると、屋内干しの臭い対策以外、すべて話すことができました。「その他」でのお悩みには、「僕も家事をするようになったのですが、あれやこれやと『やり方が違う』と言われる」という内容でした。まさに共家事しようとすると発生する問題です。これだけで、90分のセッションができますが、今回は四段階展開を紹介。折々に「YOUメッセージからIメッセージへ」など、バトルになりにくい伝え方なども紹介しました。

だいぶん短縮版にしたつもりでしたが、やっぱり盛りだくさんの内容だったように思います。「次にここに来ることができるのはいつ?」と考えると、つい「今話しとかないと!」と盛りだくさんに。僕には「この辺りでセーブして」が効かないようです。仕方ないです。

 

連載「シニアの楽家事」4回 減塩

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たまに両親の暮らす家でご飯を食べると、あまりの薄味に驚きます。僕も料理に塩をたくさん使う方ではなく、むしろ、無塩料理も多いくらい。それでも、外食や中食で知らず知らずのうちに塩分を摂取しているようです。母親なんて、外食すると、どこで食べても「塩辛い、喉が渇く」と言ってます。

記事の中にあるデータは、「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」を参考にしました。
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf
塩分以外にも、いろいろ興味深いデータが載っています。若者の方が、男女とも、タンパク質も炭水化物も摂取量が少ない傾向にあることや、脂質摂取だけは高齢者の方が少ないというのも載っています。低栄養者の比率が年々増加しているのは、ダイエットの行き過ぎも考えられますが、やはり貧困化が一番大きな要因だと思います。こういうところからも、近年の経済政策が上手く機能していない(国民的な成果に繋がっていない)というのが見て取れます。

塩分摂取については、「第2部 基本項目」の中の「第2章 栄養・食生活に関する状況」(20ページ)の冒頭で触れられています。年々食塩摂取量は減ってきています。スーパーを見回しても、味噌や醤油に減塩商品が増えてます。柿ピーの減塩や塩せんべいの減塩も出ています。

男女差でみると、男性の方が摂取量は多い。これは酒のつまみが関係しているのかもしれません。肉体労働者が多いのも要因として考えられます。そして、男女共記事に書いたとおり、60~69歳の摂取量が一番多い!シニア世代の大問題といえます。塩分の摂りすぎは、高血圧や…ここからは医療分野になりますので、敢えて言及しませんが、身体にとって良いコトは少ないです。

「普通の食生活をしていれば塩分を取り過ぎることはない」と書いている人もいますが、日本は「普通に」食べていると、塩分過多になる食文化なんです。シニア層にとって、長年馴染んだ味は、実は塩分多めの料理である可能性があります。周囲を海に囲まれ、それを生活の中にも活かした暮らしをしている以上、塩分と無縁ではありません。ダシも塩分が含まれます。刺身には醤油を使いますし、味噌汁の味噌も塩を使って製造します。梅干しも漬物も。むしろ、普通の生活をしている人は、熱中症予防のための塩分補給は不要なくらいです。上の「取り過ぎることはない」と書いているのは、調べると、健康マニア領域の人でした。

「塩辛いのが大好き」という人に、「減塩しろ」というのは酷かもしれません。が、自身を振り返ってもらった時に、実は塩辛いのが好きなのではなく、美味しいモノが好きなのかもしれません。塩辛さと美味しさは、必ずしも一緒ではありません。減塩することで、味覚が洗練され、素材の味がわかるようになると、もっともっと美味しさは感じられます。もっともっと美味しい暮らしが待ってます。しかも、料理の腕を磨くという難題ではなく、塩を減らすだけというお手軽さで、それが得られます。きっと食べることがもっと楽しくなります。
 

京都ノートルダム女子大学で講義しました

昨年に続き(昨年はこれ)、今年も京都ノートルダム女子大学特別講義「子育てとワークライフバランス」の中での「どうなる?あなたの子育て生活~相棒選びを成功に導く3つのポイント~」を講義しました。

数えてみると、今年で7年目のこの講義。もうそんなになるんですね?始まった当初は小学4年生だった娘が、今では高校3年生。すっかり受講する学生と同じ世代になりました。おかげで、娘のエピソードがそのまま使えるという環境になりました。あと数年は使えるかな?これまでご縁のあった「ヘタレ」な娘のカレシ話も、学生達にはかなりウケてました。

去年、VTRを使って今ひとつになった後半は、今年は元に戻して修正。担当の先生によると、「よりグッと迫る話になっていた」とのことでした。VTRの向こうの人の話よりも、やっぱりそこにいる人の話の方が、学生もグッと聞き込めるようでした。受講した学生もそうですが、僕も今年の方が、やった感がありました。もっとも去年は、直前に、義父が亡くなったりと、心理的にもちょっとシンドイ状態だったのがあると思います。

それにしても…若い女性が多い教室は、たいてい教室のエアコン設定温度が高いです。廊下は快適なのに、教室に入るとムオッとする湿気。エアコン設定温度もやや高め。講義後はシャツもエプロンも汗ビッショリ。以前、教えてに行っていた看護学校は、女子学生が毛布被って受講していたこともありました。全般に、低体温の学生が多いと聞きます。朝ご飯をチャンと食べてないのかな?冷えは、身体にとって、良いコトほとんど無しです。だからといって、エアコンの温度を下げろ!とは言えないですが。
 
講義が終わってから、近くのレストランで担当の先生と夕ご飯。その行き道すがら、結婚相手の条件に「お金持ち」と上げた学生がいた件についてアレコレ話になりました。僕の個人的な話として、結婚当時、年収100万円もなかった僕を和子さんが選べたのは、自分が稼いでいたからでもあったわけで、それが是か非かと言う問題ではなく、人生の選択肢を広げるという意味では、講義の内容に盛り込んでもよかったですねという話になりました。

去年もそうですが、7年目ともなると、あんまり新鮮な気分ではないのか、建物も教室も、撮るのを忘れてしまいました。残っているのは、その先生と食べた晩ご飯と食後のデザートのみ。
 

大阪いずみ市民生協の機関誌「いずみ」で紹介されました

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2019年3月24日に行った大阪いずみ市民生協での講演(この講演)のダイジェストやお悩み相談が、4ページにわたって機関誌「いずみ」で紹介されました。

大阪いずみ市民生協のサイトでも紹介されていて、ユックリ読めます。
機関誌のサイトはコチラです

 

大分県中津市で講演しました

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九州の中では一番講演回数が多いのが大分県。今回が大分県内7回目の講演でした(それでも、まだ行ってない市町村が11箇所)。

ありがたいことに、大分県での講演は(というか九州全般)ハズレがない。全会場でワッと持ち上がる。シラケた空気がない。来たからには楽しんでやる!という気持ちが伝わってきます。今日もそんな講演会になりました。

中津市といえば、会場の小幡記念図書館からも近い中津城。築城は大河ドラマでも取り上げられた黒田官兵衛。その黒田官兵衛屋敷は、伏見城を挟んで我が家と反対側。普段のランニングコースから100メートルほど離れたところに存在したのではないか?という碑が立っていることから話に入りました。僕の前の、市長さんの挨拶の中で、同じく中津ゆかりの有名人である福沢諭吉が登場したので、カブらなくてよかったです。

会場はほぼ満席。男性率も一般市民向け講演の中ではなかなかの高さ。ステージから近いところは昭和前中期世代。遠いところは昭和後期から平成世代。そして僕の真っ正面最前列に、市長さん、副市長さん、教育長さん、参与さんというお偉方。この4人がまたノリノリで聞いて下さり、話している僕にも力を下さいました。

そのノリノリに乗せられて、用意してなかったシミ抜きの話をすると、やっぱり時間が窮屈に。さらに、思った以上にペアワークのセッションが盛り上がり、皆さん話が止まらない状態に。そのワイワイが落ち着くまでに時間がかかったのもあったのかも。今日ははじめから「質疑応答なし」しかも「急遽の変更も不可」という進行だったので、90分をフルに使う講演になりました。やっぱり時間に余裕をもたせて、質疑応答の時間を楽しみたいというのが本音ではありますが、こればっかりは致し方ございません。主催者には主催者の事情があるのでしょう。

会場を後にする参加者を見送りながら、「アッという間の90分だった」「男女共同参画でこんなに楽しい話が聞けるとは」など声をかけてもらえアリガタヤアリガタヤでした。

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講演の画像を中津市が送って下さったので、こちらにも一部転載しました。

 

日経プラス1(2019年6月8日)

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2019年6月8日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は、↓
「素足が気持ちいい」 梅雨どきも快適な床掃除のコツ
で読めます。

前回はゴミの処理。とくにプラゴミの処理がメイン。今回は掃除で、それも床掃除に限った記事。ここ数回、ピンポイントな家事記事が目立っています。

床拭きロボットは、この記事がでる直前に写真のブラーバ380jの次のモデルブラーバ390jが発売になりました。といっても、基本性能は同じで、付属のクロスの枚数が増えたのと、床用洗剤への対応ができるようになっただけ。

記事にも書いたとおり、床用洗剤は使った後の拭き取りが重要。洗剤が汚れを落とす一番の要素は界面活性剤。固体・液体・気体の境目である界面での作用を活発化させる洗剤。汚れ落としの界面活性剤は離れる作用を活性化させ、リンスなど付着する界面活性剤はくっ付く作用を活性化させる。離れる作用を使って汚れを落とすその成分は、汚れと界面活性剤を拭き切れてこその効果。せっかく汚れを床から離しても、それを完全に拭き取れないと、汚れはそこに残ったまま。

加えて、界面活性剤自体が残っていると、その性質上ベタベタ感はむしろ増します。洗濯洗剤が手に付くとベタベタするのを思い出すと分かりやすいと思います。ベタベタはホコリやゴミを逆にくっ付けてしまいます。足裏のベタベタ感は倍増します。

床用洗剤を使う時は濃すぎない程度で、汚れが離れるギリギリの薄さを追求して使ってもらえれば…と思います。

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床掃除。昭和初期はこのようにアルミサッシなど存在せず、ホウキで縁側からサッサと掃き出せたのです。ゴミは食べカスや紙や綿の糸くず。天然素材がほとんどで、食品添加物や化学繊維や化学物質が珍しい時代。掃き出したゴミは鳥や虫のエサになったり、いわゆる自然に返ったはずです。

令和の今、各家庭がマンションの高層階から、文字通り「掃き出し」たりなどしたらタイヘンなコトになりそうです。文明は、生活や人生の苦痛から人を解放するモノのはずですが、掃除文明は解放に向かっているのでしょうか?前回のプラゴミ処理と合わせて、フトそんなことを考えました。
 

 

連載「シニアの楽家事」3回 冷蔵庫の買い替え

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2018年11月10日に掲載された、東京新聞の連載「スーパー主夫 楽家事 130回」で「冷蔵庫が不調。そろそろ買い換えか?」と触れた冷蔵庫がとうとう機能停止寸前になり、買い替えました。

決して安い買い物ではなく「エイヤ!」という勢いで買った冷蔵庫でしたが、14年前の冷蔵庫とはずいぶん機能が改善されていました…というお話し。省エネもそうなんでしょうけど、それ以上に驚いたのが、野菜の新鮮さのもち具合。格段に長持ちするんです。キャベツ一玉買ってきても、なかなか食べきれない家庭にはピッタリだと思います。半玉や1/4玉のキャベツを買うのも一つですが、長持ちするのなら、特売日に一玉買っても使い切れるかも。

ところで、この記事の2段目後半にある「(買った冷蔵庫は)型落ちの特売品でした。」という部分。メーカーは「売り切るので『型落ち』は存在しない」との弁明だったそうです。この辺りの認識のズレはオモシロいと思います。型落ちが存在しないのであれば、僕が買った、現行カタログに載っていない冷蔵庫はいったいなんだったのか?中古品?全機種が売り切れないと次の機種は登場しないのか?製造業界と流通業界で働いていた僕からみても、なかなか興味深い、メーカーの言い分でした。