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連載「シニアの楽家事」14回 娘の自炊デビュー

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2020年5月2日掲載。

この春から大学生になった娘は、予定では、とっくに一人暮らしを始めてるはずだったのですが、昨今のコロナウイルスの影響で、期せずしてまだ一緒に暮らしてます。「じゃ、夜はわたしが作るわ!」と言ってくれる暮らしが来るとは思ってませんでした。
 
オンライン授業は、少なくとも夏まで続くようなので、移り住むのはその後になると思います。もうしばらく生活自立に向けた準備期間が確保できそうです。逆に考えると、よくこれまでの生活能力のままで一人暮らしを始めさせようと思ったな…と感じた次第。「案ずるよりも産むが易し」とはいうものの、どうなっていたことか。

オンライン授業が始まってしばらく経ちました。今は、当面の料理よりも、パソコンに慣れることが課題になってきているようです。なにしろ、これまで「パソコンを使ったら?」と言っても、「簡単」という理由でスマホばっかり触っていたのですが、やっぱり大学の授業となると、パソコンを使わずして一歩も進めない感じになってきました。

思いがけず、料理やパソコンの習得機会になった、外出自粛期間。娘にとっても、長いスパンでみた時、この遅延はきっとラッキーになると思います。

日経プラス1(2020年4月18日)

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2020年2月8日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は↓
弁当を見栄えよく 詰める位置固定、一品料理もお薦め
で読めます。

コロナウイルスの影響で、学校や職場が休みになり、弁当を持っていく機会は減っているかもしれません。ですが、家庭での昼ご飯を朝、弁当箱に詰めておけば、お昼は家族に自由に食べてもらえることができ、その分、自分のペースで過ごすことができます。

学校や職場が再開した時の、弁当作りの勘も落ちずにすみます。

連載「シニアの楽家事」13回 洗濯トラブル


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2020年4月4日掲載。

この話が掲載された、翌日に、友達が「洗濯しようと思って、洗濯機の蓋を開けたら、すでに脱水が終わった洗濯物が入っていた」とSNSに投稿してました。思わず「あるある」と返信。その後、「ウチも!」「ウチなんて★★が××になってたり」などなど。

皆さん、失敗はたくさんしてます。もちろん「その時」はガックリですけど、みんなで「あるある」体験を共有できれば、「コレもネタ!」と割り切れるモンです。そういう時、SNSはとてもイイ媒体だと思います。

なぜなら、読んだ後、ぜったいに返信しないといけないモノではないから。失敗談に対して、とくに家事の失敗に関しては、「ウチもあるある」が一番楽しく盛り上がります。だけど、対面だと、とっさに「あるある」が出てこなかったり、「ウチ、乾燥まで全自動だから」だと、そこで会話が終わってしまいます。でも、SNSなら、返事しないのもアリだし、「あるある」を思い出した時に返信すればイイし。

シニアで、「家事を始めたばかり」だったり、「これから」の人もいると思います。どこかで「あるある」友達が見付かれば、あとは失敗も楽しいネタになります。初心者は失敗ネタの宝庫!ベテラン達が忘れ去った失敗を、フレッシュに体験できる選ばれし者かも。失敗を公開してみると、それで繋がれる人が見付かるかもしれません。「こんな失敗やってしもた!」で繋がれる人は、きっと飾らず付き合える人達でしょう。
 

連載「シニアの楽家事」12回 「お宝」の終活

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2020年3月7日掲載。

記事の中で登場した、アメリカバージニア州で作られたオーディオアンプは、コンラッドジョンソン社のPV2です。
中古品を扱うサイトには、定価24万円と(このサイト)。
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スピーカーとゴルフクラブと一緒にポンと道路に。
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個人的には、オーディオ製品には並々ならぬ思い入れ(怨念とも怨恨ともいう)があり、この目の前で廃棄される瞬間に立ち会ったのは、とても哀しく感じる出来事でした。

ちなみに、友人の見付けたソファーは「カリモク」のソファーだったそうです。修理というか、わりと簡単に修繕できるモノでも、わりと廃棄にする人が多いようです。

これは、オーディオ製品や家具だけでなく、各種様々な物品に対してこういう思いの人がいると思います。骨董品も、わからない人にとっては、ガラクタでしょう。テレビ番組の「お宝鑑定団」に出してみてもらえるのは、ごくわずか。中には、「家に眠るお宝を鑑定します」と家にやって来て、貴重なモノでも二束三文で買いたたき、転売で儲ける業者もいると聞きます。
 
コレクションがダメとは言いませんが、その処分まで考えて集めて欲しいですね。

実は、記事にはしませんでしたが、特に、「オタク」系「エロ」系の物品とそしてデータ類の処分。これがタイヘンなのです。同人誌の処分で、パッと「ま◎◎◎◎」とか「駿※屋」と思い付く人はいいのですが、たいていは「うわっ!なにコレ?!」となり、そのまま古紙回収などに出されてしまいそうです。

オタクの逝き方』という本があり、以前、「そういえば…」と買い、今も僕の書棚に並んでいます。
 

日経プラス1(2020年2月8日)

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2020年2月8日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は↓
もう悩まない今日の献立 日付で固定、好物リスト作成
で読めます。

今知ったのですが、Yahoo!ニュースにも転載されていたんですね。
もう悩まない今日の献立 日付で固定、好物リスト作成

この内容は、講演でもたいてい話しています。手元に配ったメニューに、「はじめての家事には何がオススメ?」「最強の洗剤はアレ!」など7~10項目用意して、「3番」「5番が聞きたい」「9番お願いします」などのリクエストをもらって話しています。用意したのを全部しゃべれる時もあるし、リクエストをもらった方とやり取りをしているウチに時間が無くなって3項目くらいしか話せないこともあります。

このメニューのマンネリ化対策は、「なんで散らかるの?」と同じくらいリクエストの多い内容です。

講演では「マンネリ上等!」「マンネリは文化だ!」と言ってますが、さすがに日経の紙面に載ることはありませんでした。とはいえ、マンネリがダメだというのは思い込み。むしろ歴史上、ほぼどの時代もどの地域もマンネリ料理です。それほど多様な植生があり、動物や魚が豊富に捕れるという環境は珍しかったはずです。栄養が偏ると…という議論もありますが、偏るもなにも、植生が偏っている以上、保存や輸送が難しい時代はマンネリ料理だったのです。

Yahoo!ニュースのコメントに出ていましたが、毎日料理をしている人の多くが直面する問題。それは「自分の食べたい物が見当たらない」ということです。普段、家族に「なに食べたい?」と聞いてばかりいると、自分から「アレ食べたい」「アレ作ってみたい」が出てきにくくなります。自分の好みを踏まえたうえで、家族にも「なに食べたい?」と聞いてみて、「なんでもイイ」と言うのなら、「じゃぁ、自分の好きなアレを!」とすると、とりあえず料理に対しても前向きになれると思います。
 

石川県で講演しました

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石川県庁主催の「農山漁村男女共同参画推進大会」で「楽家事でワーク・ライフ・バランス!~ワーク家事をライフ家事にする方法~」を講演しました。

金沢での講演に向かうため、京都から乗車したサンダーバードの車内で、僕のスマートフォンに着信がありました。不吉な予感。

一度切って、デッキからかけ直すと、翌日の講演担当さん。名古屋市内での講演の予定は、コロナウイルスの影響で中止になったという連絡でした。前日にも他の講演の中止連絡がありました。結果的に、金沢へ向かう途中で、今回の講演が今年度最後の講演になりました。
 
これが最後!!となると頑張るしかないです(いや、毎回、頑張るしかないのですが…)。
そして、今年度一番の盛り上がりで、無事に終えることができました。

担当窓口の方から、「わたしはこの大会を担当するようになって3年目になりますが、今日が一番の盛り上がりでした」と声を掛けてもらいました。会場にはJAの本部の方もいて、「何度か先生の話は聞いてますが、今日はいつも以上に楽しかった」とも頂きました。

会場には、思った以上に男性も多かったのですが、女性に負けじと笑って、喋って、盛り上がってもらえた気がします。たくさん笑ってもらえたので、コロナウイルスへの抵抗力も少し上がったかもしれません。

期せずして、シーズン最後の講演になってしまいましたが、満足いく講演で締めることができて幸運でした。

石川県は、2007年2008年の間に、立て続けに5回も講演していましたが、その後、パタッと訪れていませんでした。12年ぶりの石川県での講演。また続けて訪れることができればイイのですが…はやくコロナウイルスの感染が終息して欲しいと願っています。
 

連載「シニアの楽家事」11回 自分で作り自分で食べる


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2020年2月1日掲載。
 
サブタイトルが「個食でストレス減」。個食や孤食という言葉は、あまり良いこととして世間では使われていないと思います。とはいえ、なぜ個食や孤食という言葉が一般的になったのか?を一度、中立な位置から見つめてはどうかと思います。
 
個食が拡がった背景として、まず第一に、一人でもご飯を作って食べるのが、それほど大ごとではなくなったというコトがあるでしょう。家電の普及、スーパーなどでのお惣菜販売や加工食材が手に入れやすくなったこと。そしてコンビニの存在も欠かせません。誰かが家族全員分の料理を「せーの」で作るのは、食事の準備がタイヘンだったから、一度に全員分(あるいは何食分)を作ることで負担を軽くする狙いがあったと考えられます。大量生産の発想です。
 
また、家族が揃って食べるとはいえ、例えば、お父さんは糖質制限、お母さんはダイエット中、子どもは食物アレルギーというように、全員が同じ物を食べるのが難しい家族もいます。こういった事情ではなく、単に家族それぞれの好みや苦手も反映できる食卓が、それほど大きな負荷をかけずとも可能になりました。
 
記事にも書きましたが、空腹になるタイミングが家族一緒!などというのは奇跡です。空腹でないのに、決まった時間が来たから食べるという「規則正しい生活」が、本当に身体にとってイイのかどうかも実は疑問です。学校や仕事に食事時間を合わせていただけなのでは?と思います。
 
そして、最後が大きいのです。食事というのは食物摂取。人前で見せることができる貴重な生理行為です。国や地域によっては、人前で食事をすることを避ける習慣もあると聞きます。今の日本では、それほど生々しい場面として、食事が認識されていないとは思います。ですが、例えば、食事の時に、噛む音が気になる人は少なからずいます。ひとたび気になり始めると、とても気になるのが、こういった食事どきのくせや習慣。もともとは生理的な行為ですから、気になるのは当たり前です。口に入れる時の視線がヘン、食べこぼしが多い、必ずズズズと音を立てて飲む、などなど。特に嫌いと思っているわけではないけど、一緒に食事するのはちょっと…という人もいて当然。歯が悪くなって、咀嚼をする時にどうしても音が出てしまう、飲み込みが上手にできなくなってきて誰かと食事をするのが恥ずかしい。そういう人もいると思います。

せっかくの食事時間です。自分が心地よく食べられる環境を、自分だけで作ってもイイと思います。同じ物でも快適に食べられると、美味しく感じられるはずです。

家族それぞれが作って、それぞれで食べる。個食だけど、必ずしも悪いことではないと思います。
 
 

朝日新聞にコメントが掲載されました

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2020年2月6日の朝日新聞朝刊に僕のコメントが掲載されました。

家事時間の男女差が偏っていること。それが女性の「働きづらさ」につながると同時に、男性の生活自立も阻害している。それは男性の定年後生活にも大きく影響する。そのうえで、どうしたら?という内容の記事。最後に、僕のコメントが紹介されました。

記事の内容も、おおむね僕が講演で話している内容と重複していたし、目指すところは同じだと思います。福井県の取り組みが、この先、男性の意識をどう変えるか?興味あります。

男性の長時間労働体質は変化するでしょうか?僕達世代より上の世代が特に変わらないと、この先の未来はないと思います。

 

茨城県東海村で講演しました

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 「ハーモニー東海&東海村男女共同参画推進事業所交流会」で「楽家事で労働力の底上げを~ワーク・ライフ・バランスは男の家事で決まる~」を講演しました。

今月は、長野県高山村に続いて、2回目の「村」での講演。村といっても、日本で2番目に人口の多い東海村(一番は沖縄県読谷村)。静岡県熱海市と同じくらいの人口ですし、いわゆる「のどかな日本の原風景」的な村ではありませんでした。

前日に東海村入りして、会場の下見と機材チェックをして、当日へ。直前まで、構成に変更リクエストがでるという、なかなか落ち着かない展開。前日夜に担当さんとのミーティングして、ようやく流れが決まっての本番。

今回は、というか最近はどこでも話を聞くだけでなく、参加する講演を!というリクエストを多く受けます。今回も、いろいろ参加する形を用意しました。アイスブレイクをしたり、振り返りのチェックリスト、コミュニケーションワーク、グループで共有して全体に発表など。村長さん、副村長さんもワークショップに参加して、ずいぶんと賑やかでアクティブな発表になりました。盛り上がった空気のまま、まとめに入れて、とってもイイ流れで講演を締めることができました。

が、
ワークショップの所要時間が見通せず、トータルで10分ほど講演時間をオーバー。質疑応答の時間がなくなってしまい、残念。その後の懇親会で、いろいろ意見や感想を聞けたり、質問を受けることができたのでよかったですが、講演だけで帰った人には、質問の機会をもってもらえず残念。

スライドのページ送りリモコンがどうも不調で、2,3ページ進んだかと思ったら、今度は進まなくなったり。「黒曜石」の3号機は少々不安定なようです。また2号機に戻そうかと思ったり。要チェックです

最後にお土産に持って帰ってもらう「掃除棒」を作るワークショップは、ウッカリ忘れてしまうところでしたが、スタッフの機転で事なきを得ました。材料を買いに行ったり、会場で用意したり、そんな作業もスタッフの皆さんと一緒にできて、連帯感も生まれた今回の講演でした。

到着日は1月下旬と思えないような暖かな日で、講演日も晴れのイイ天気でした。
  

連載「シニアの楽家事」10回 鍋料理のアレンジ

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2020年1月11日掲載。

おそらく(これは推測の域を超えませんが)、各メーカーから売られている「鍋スープの素」系の商品の原価は、かなり安いと思います。これだけ、いろいろ登場する背景には「儲かる商品」という側面があるのでは?と思います。
 
もう一つの側面は、需要があるという点です。
やっぱり鍋料理は簡単、
手軽で作りながらでも食べられる、
ハズレが少なく確実性も高い、
洗い物が少なくてすむ、
温まる、
などなど、メリットはたくさん。

我が家は冬は鍋連投です。具材、スープ、テイストの組み合わせを変えながら、ローテーションを回してます。

歴史的にみると、日本の大半であった農村の食事は、鍋+穀物(ご飯だったり雑穀だったり)が毎日毎日ズ――――――ッと続いていました。残った鍋に、足して足して食べ続けていたのです。たまの冠婚葬祭や行事や祭りの日だけハレの料理がでる以外は、ほぼ鍋と穀物。冷蔵庫はないし、調理する場は、かまどか囲炉裏(あと、軒先の七輪かな?)。こういう条件下では、一つの調理器具でいろいろ食べられる鍋は重宝します。おそらく、日本の風土や日本人の腸の長さにも、鍋料理が適合しているのでは?と思います。

「鍋しかできない」と卑下する人がいますが、鍋ができれば上等です。土井善晴さんの「一汁一菜で良い」というのも、この発想からきているのでは?と思います。鍋料理をハレ料理にする必要などありません。映えなくてイイんです。片働き時代の食卓と違っいてイイんです。時代は変わりました。それに合わせて料理も変わるべきです。昭和中後期の食卓と同じにする必要などありません。