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カテゴリ:中日・東京新聞連載 の記事一覧

連載「シニアの楽家事」3回 冷蔵庫の買い替え

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2018年11月10日に掲載された、東京新聞の連載「スーパー主夫 楽家事 130回」で「冷蔵庫が不調。そろそろ買い換えか?」と触れた冷蔵庫がとうとう機能停止寸前になり、買い替えました。

決して安い買い物ではなく「エイヤ!」という勢いで買った冷蔵庫でしたが、14年前の冷蔵庫とはずいぶん機能が改善されていました…というお話し。省エネもそうなんでしょうけど、それ以上に驚いたのが、野菜の新鮮さのもち具合。格段に長持ちするんです。キャベツ一玉買ってきても、なかなか食べきれない家庭にはピッタリだと思います。半玉や1/4玉のキャベツを買うのも一つですが、長持ちするのなら、特売日に一玉買っても使い切れるかも。

ところで、この記事の2段目後半にある「(買った冷蔵庫は)型落ちの特売品でした。」という部分。メーカーは「売り切るので『型落ち』は存在しない」との弁明だったそうです。この辺りの認識のズレはオモシロいと思います。型落ちが存在しないのであれば、僕が買った、現行カタログに載っていない冷蔵庫はいったいなんだったのか?中古品?全機種が売り切れないと次の機種は登場しないのか?製造業界と流通業界で働いていた僕からみても、なかなか興味深い、メーカーの言い分でした。

 

東京新聞連載 139回 もっと自由に


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2011年9月5日から始まった「スーパー主夫 楽家事」連載の最終回。最終回というので気合いが入りすぎていたのか、それとも「コレで最後」と気が抜けたのか…入稿締切日にも関わらず、一行も書けてませんでした。それどころか何を書くかも固まってなく、最後の最後で大ピンチを迎え、「エイヤ!」とまとめた記事です。

まとめた記事と言えば、聞こえはいいのですが、実は、某SNSにメモ書き的に投稿した文章を整理しただけです。

サブタイトルに「『こうあらねば』と決別を」とありますが、僕としては「『こうあらねば』から自由に」が、サブタイトルも含めたタイトルになるかな?と思います。

家事ゼロもありだし、家事やり過ぎもあり。ただ「家事」というからには、その構成メンバーの納得が必要。一人暮らしなら、自分勝手に家事する自由があるけど、複数メンバーがいれば、やっぱり皆でカタチ作るもの。誰かが楽して、誰かがシンドイというシステムでは長続きしません。

私の自由から、家族の自由に置き換えた時、私個人の最大自由は失われるわけですが、例えば、家族三人で話し合って形成した家事が、私一人でする家事よりも、もっと効率的になる可能性もあるわけです。「三人寄れば文殊の知恵」です。逆に、「船頭多くして船山に上る」になる可能性もあります。複数のメンバーが知恵を出し合い、ベストな快適生活を作り上げるには、話し合って形成することと、変化に柔軟に対応していくことが求められます。結局のところ、家事も仕事も、家庭のチームも仕事のチームも必要な要素は似ています。

このコトこそが、ワーク・ライフ・バランス…というか、ワーク&ライフ相乗効果というモノだと思います。

どんなに散らかっていても、どんなに手を加えない料理を食卓に並べても、家族みんなが納得して、楽しく暮らしているのなら、それでイイんです。家事を頑張ったら明るい家庭になる!料理の手を抜かないから食卓の会話がはずむ!という法則はありません。頑張ってるのにケンカばっかり、丁寧に料理してるのに家族は残してばかり…という状態では虚しいばかり。
 
「家事は楽しい生活のための手段」です。「手段」に過ぎません。そして「楽しい生活」という感覚は、人それぞれですし、家庭によってそれぞれです。自分たちがどうありたいか?それと向き合い、それができるような家事を皆で考えて形成することが大切。隣の家事と一緒でなくてイイんです。テレビや雑誌で紹介されている家事なんて、所詮サンプルの一つです。自分たちと違っていて当たり前。
 
気楽に自由に柔軟に、自分たちの適当家事を見付けて欲しいと願いながら、この連載は一段落となりました。次回からは「シニアの楽家事」というタイトルでの連載になります。

 

東京新聞連載 138回 米国の丼

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記事の中に出てきた、アメリカの店は、フロリダ州タンパにある「Chop Chop Shop」です。
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店の照明が赤基調。何もかもが赤!ロシアのレストランでも…いや、ソ連のレストランでも、ここまで真っ赤っ赤ではないと思いますし、中国でもこんな赤い照明の店はないと思います。

いったい何を食べているのか、まったくわからない。日本語で言うなら「闇鍋」ならぬ、「闇丼」状態でした。

で、試しに、フラッシュ付けて写真を撮ってみたら、
 
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こんなにカラフル。というか、カラフルすぎでしょう。せっかく、こんなにカラフルなのに、照明で無駄になってる気がします。この次の日に寄ったレストランも日本だと暗すぎる照明で、せっかくの料理が今ひとつでした。食事の際の、適切な明るさは大切だと思いますが、あちらの人達はあれで慣れているのでしょうか?

さてさて、記事内容の「丼の可能性は無限大」という話については、昔、『美味しんぼう』に登場する、落語家の快楽亭ブラックの台詞にあったのを覚えています。あの時は、「無限大?」と思いましたが、やっぱり僕の丼感覚は、「こうあらねば」に支配されていたようです。このようなアメリカン丼と接するに「可能性は無限大かもな」と思えました。
 
記事の最後に、例えば…で紹介した「魚フライ丼」は、ありそうでない丼だと思います。かきフライ丼なんかも、なんだかオモシロそうです。そして、「月末丼」。これは、どの家庭でも作れる「闇丼」ですね。
 
この連載は、次が最後になります。
 
 

東京新聞連載 137回 自動と手動

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機械のいいところは、どんなに不器用な人でも、ちゃんと操作すれば平均点を出してくれること。はじめての人や、どうしても苦手な人には強力なサポートになります。

とはいえ、あくまでも平均点。できる人にとっては、物足りないところもあるはず。記事では、細かいさじ加減については具体的に触れませんでしたが、例えばコーヒーメーカーだと、コーヒー豆の種類や挽き方の荒さによって、お湯の量はビミョウに違ってきます。炊飯器の水量も米の銘柄や炊く火の気温や湿度で、少しずつ違ってきます。

少しくらい変えても、大差がないといえばその通り。ただ、その差をメンドウと思うか、オモシロイと思うかは、その人次第。僕はオモシロイと思えるから、今こういう仕事をすることになっているのだと思います。さいわい、身近にメンドウと思う権化のような人がいるので、そちら側からの視線も理解できます。

そんなメンドウの代表選手でも、柔軟剤にはこだわっていたり、本当に人それぞれです。それぞれがそれぞれのオモシロイと思うポイントを活かせる環境作りが大切だと思うし、みんながメンドウだと思うところは、どんどん機械化してイイと思います。とりあえず井戸での水汲みは、皆さん機械化で問題ないように。
  

東京新聞連載 136回 水仕事


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記事の最後に登場する「市販のクリーム」。記事では商品名を控えた表現になりましたが、「ヒビケア」です。

PTA役員時代のママ友達とのメッセージグループで、「指が裂けた」と書いたら、「ソレならコレ!」「使ったらヨカッタよぉ」とススメてもらった「ヒビケア」。

その日、たまたま目にとまった週刊朝日の記事、山田美保子さんの連載「楽屋の流行りモノ」「意外! テレビの現場で重宝する『手荒れケア軟膏』って?」でも紹介されていた「ヒビケア」。

こりゃ買いに行かねば!と近所のドラッグストアで買って使ってみたら、なかなかイイ感じ。ステロイド系の塗り薬は、すぐに効くんだけど、その後がカッチカチに。カッチカチだと柔軟性がなくなり、そしてある時パックリ★痛い。塗った感じもベタベタしなくて、その後の作業に入りやすい。

家事はイコール水仕事。冬の手荒れを防ぐには、お湯ではなく水で作業するしかないのか?です。極薄で、装着しやすく、外しやすい手袋が登場しないかな?と思います。
 
 

東京新聞連載 135回 共働きの事情

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今回は、ウチに来た客人(元教え子)の愚痴をもとに記事を書きました。

結婚前の「結婚すれば、僕も(家事)やるよ」という口約束ほど、アテにならないモノはありません。むしろ「どうしても家事は苦手やねん」という断りの方が、期待させない分、いくらかマシかもしれません。とはいえ、子どもが生まれると、「苦手」ですら言い訳になりません。子どもをみながらの家事は専業主婦(主夫)であってもシンドイ。

せめて、家事を増やさない相棒であれば良いのですが、「帰ってきたらご飯ができていて当然」「洗濯物はたたんでくれて当たり前」という感覚は、いつしか、散らかしっぱなしや脱ぎっぱなしをやらかします。人間とは甘えられるとわかれば、とことん堕落するモノです。

共働き夫婦の家事問題については、僕もいろいろ思うところがあります。今回のケースもそうですが、「自分でするまで放って置いたら?」と言うと、「あそこの嫁は…と言われやしないかと気になる」のだそうな。

結局、誰かがやるから、それに夫が甘えるわけです。甘やかせておいて、「ウチの夫は家事やらない」と批判するのは、少し次ごうが良すぎる気がします。とはいえ、今やらねばならない家事があることと、一人前に家事ができるまでには時間がかかるという面罵あるのも理解できますが。「男性が家事をやらない」を批判するのはイイのですが、やらずに今日まで生きてこられたのは、誰かがやってしまってるからではないでしょうか?本気でやらせる覚悟が足りないのでは?と思います。

最近よく聞くのは、夫も「家事をやらねば」と思っているのに、夫の母がそれをやらせないという話。もうじき平成も終わるというのに、未だに昭和時代の価値観でこの先もいけると思っている世代の人達。

 

東京新聞連載 134回 来客時の掃除

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来客時の掃除。呼ばれた家が、あまりにもガッチリ完璧だと、自分は汚すだけの存在になるし、なんだか気を遣ってしまいます。かといって、お呼ばれしたのに散らかりすぎている家だと、「来てもよかったのかな?」と思ってしまいます。その中間として、「適度なテキトー」という、なんじゃそりゃな表現ですが、この案配こそが、家事を難しくしている要素かもしれません。

「適度」も「テキトー」も人によってその加減は様々。自分の適度感をテキトーに決めて、「よし、今回はこのへんで!」と割り切る心構えが大切だと思います。「あぁ、あそこも忘れてる。あ、ココもだ!」と思いはじめると、もう果てしなくやることが増えてしまいます。

来客時はリビングとトイレのみ!という割り切りでもいいと思います。ココだけは!なポイントだけで十分でしょう。
家事に大切なのは、適度でテキトーなメリハリです。

 

東京新聞連載 133回 今に生きる知恵

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古民家を借り始めてから始まった、家事の温故知新シリーズの一つです。

「お婆ちゃんの知恵袋」のような家事本は今も人気で、一定数の支持があります。昔ながらの家事の知恵には、今でも通じるものがあるし、そのまま使えるものもあります。その反面、現在では通用しない家事ノウハウもあります。

今回、例として紹介した、「新聞紙で窓を拭くとピカピカになる」というノウハウは、「ピカピカになる」を期待すると、今では通用しないノウハウになります。新聞のインクに使われる成分が、昔と今とでは違っているからです。

昔は、石油化学系の溶剤が含まれたインクでした。今は植物性のインク。石油科学系の溶剤というのは、簡単に言うと洗剤に似たような成分。だから窓を拭けばキレイになったのだと考えられます。

ただし、新聞紙で窓を拭く意味は、他にもあったのです。それが、今回触れた、木枠の窓という条件です。ザブザブ水が使えない窓拭き。濡れた新聞紙で拭くのは、そういうことだったのです。

その背景や理屈を押さえたうえで、今、木枠の窓の窓拭きをするなら、何が使えるか?と考えるのが大切。新聞紙を考えると、まず新聞を購読していない人が増えている。手近なところに新聞紙がないという人も多い。それに濡れた新聞紙は、かさばるので片付けがけっこうタイヘン。もう少し薄く、軽く、廃棄しやすいものは?ホームセンターへ行くと、窓拭き用のペーパークロスなど、いろいろ売っています。それを使えばいいのです。

昔から、固絞りの雑巾がすすめられないのは、糸くずが窓にくっ付くから。繊維が千切れないのが新聞紙だったという背景もあります。

このように、なぜ窓拭きには新聞紙になったのか?その理由を探ることで、窓拭きの本質がみえてきます。その本質に沿う道具が、時には濡らした新聞紙であったり、ペーパークロスであったり、アルミサッシ時代には霧吹きとスクレイパーだったりするわけです。

「○○には★★」

を全部、一つずつ覚えようとすると、タイヘンです。しかも、覚えた頃には、(新聞のインクが変わったように)環境が変わってしまっている可能性もあります。ただし、本質は変わりません。「○○には★★」の理由や背景を探ることで、普遍的な家事ができるようになるのです。

水道の白い汚れにはクエン酸、油汚れにはセスキ炭酸ソーダや重曹というのも、アルカリ性の汚れには酸性洗剤、酸化した汚れにはアルカリ性の洗剤という、小学校の時に習ったリトマス試験紙反応の応用でしかありません。服に付いた口紅はベンジンで落とすのも、油性の汚れは油で落とすというだけのこと。化粧品という油を、クレンジングオイル(油)で落とす理屈と同じ。

一つ一つ「○○には★★」ではなく「○○系には★★類」くらいにまとめて系統だてて覚えると、少しは整理できるし、新しい事にも応用できるようになるはずです。

「チコちゃんに叱られる!」でもありますが、「なんで(○○は★★なの)?」という視点を持ち続けることが大切です。ちょっと深掘りするだけで、家事はグッと簡単に楽になります。断片的に「○○は★★」と覚えると、ただただシンドイだけです。
  

東京新聞連載 132回 裁縫男子


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「○○男子」「☆☆女子」という表現の是非はひとまず置いておいて…。ええ、自分でも「裁縫男子」と書きながら、とりあえず「『男子』という年齢じゃないだろ!」とツッコミいれました。リアルなところ、「裁縫オヤジ」「裁縫ジジイ」な感じでしょうか?

僕の場合、一人暮らしが長かく誰かに頼めなかったのと、ボタンがほつれてきたから捨てて次を買うという発想がなかったのもあって、緩んだボタンは自分で縫って修理するように。もともと裁縫はそれほど苦にならないタイプ。紙工作やプラモデルが得意だったので、それと似たようなチマチマした作業の裁縫は、「きっと上手く出来るだろう」という、根拠のない自信に支えられているのかもしれない。

記事では「手芸用品店」となっていますが、もとの原稿は「ユザワヤ」となっています。あの店、本当にいろんな物がありますね。東急ハンズやロフトにもあるのかもしれませんが、今回はユザワヤ直行となりました。

今回のイラストは、僕の大阪マラソン2018で走った格好そのまんまです。今回は、エイドで提供される物を全種類食べることと、仮装ランナー&仮装応援の人を撮ることをメインに走ったので、タイムは4時間半とチョイでのエンジョイ完走となりました。

 

東京新聞連載 131回 家電デコ

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130回家電の買い替え」から続くような、でも、これまでの流れから考えると、かなり異色の「家電デコ」が今回の話題。

ひとえに、講師中まであり、Facebook友達である、Yさんのおかげです。Facebookの投稿を見て「うわっ!そんなステッカー出てるんや!」と驚き、Amazonでも確認。その流れで、東急ハンズ、ロフト、100均各店舗へ取材。けっこういろんな種類が出てるんですね。

正直いって、愛想のない家電が多いです。かといって、デコろうと思ったことなどなかったのですが、いやいや考えようによっては、男も楽しめるデコ!あると思います。

例えば、スターウォーズのステッカー、スタートレックにマーベリック。スポーツチームのステッカーもありだと思うし、音楽系もあり。パンクロック的な荒れたのから、欧州の古城、ビーチ、クリスチャン・ラッセン系のポスターなど、キャラクターものは今でもたくさん出回ってます。ありとあらゆるものをステッカー化して、あののっぺらぼう的な家電に貼れば楽しいかも。

家電各社は、おそらく各自で楽しめるように、敢えて白で残してくれていたのかもしれない(ホンマか?)。