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楽家事でいこう!

家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

小規模組織は全員がマルチプレイヤー

昨日、NHK「サラメシ」を見ていたら(この放送回)、埼玉県和光市の「巻きチョコ」製造会社(たぶん「チョコレートショップたちばな」だと思います)が紹介されていました。働く人の大半が子育て中のママさん達。そして、オモシロイのが仕事のローテーション。全員が各工程の持ち場を1時間毎にグルグル交替するシステム。子育て中のスタッフが多いとと、どうしても子どもが病気したとか行事だとかで、抜けるスタッフが出てくるわ...

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活躍推進は女性だけでいいのか?

「女性の活躍推進」についてです。もちろん、女性が活躍するのはいいこと。どんどん社会で地域であらゆる場面で活躍して欲しいです。とはいえ、ふと、男性は活躍してるんだろうか?女性から見ると、男性は活躍してるように見えるのだろうか?通勤している男性の大半は、疲れきってるように見えます。活躍推進のゴールが、疲れきってる姿ではないはず。ここは働き方を変えることで、男性も元気に、女性もイキイキ活躍といきたいとこ...

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ご近所でシェア

庭にある排水マスから水が溢れ出し、その対応にドタバタしたここ数日。原因は、排水管が油と洗剤カスで詰まっていたこと。流れきらない水が逆流して、排水マスから溢れ出したのでした。なんとか自分で解決しようとケルヒャーの高圧洗浄機を買いました。排水管の洗浄を自分で試みたモノの、正体不明の壁に当たり断念。家を設計&施工した業者に電話してプロの業者にお願いしました。その辺りのいきさつは、もう一つのブログに詳しく...

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家事デビューを見守るこの差はなんだ?

先日の大泉町での講演前に、地元の団体会長さん(熟年女性)と話していて、こんな話になりました。 「最近、夫がね…『料理やるよ』『家事手伝おうか?』って言ってくれるようになったんですけど、つい『ジャマだからイイ』って答えちゃうの。実際、やってるのを見るとイライラしちゃって…これが孫なら、モタモタしてても許せるのに…なんでなんでしょうねぇ?」 と。これ、あっちこっちで伺います。この差はなんなんでしょうね?...

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三世代同居は家事時間を短くするか?

泉大津市での講演の後片付け中に、講演の中で紹介した、「山形県はお父ちゃんが8位の長さのおかげか、お母ちゃんの家事育児時間が日本一短い」について、「山形県は三世代同居も日本一ですから、お母さんの家事育児時間が短いのでは?」と指摘を受けました。さっそく家に帰って、三世代同居率とお母ちゃんの家事育児時間の関係を調べてみました。その結果…山形県や富山県、福島県のように、三世代同居率が高く、お母ちゃんの家事育...

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日本一の楽家事県民…それは!

先月末に、ブログ「データえっせい」で夫の家事・育児分担率という記事が掲載されました。「幼子がいる共働き夫婦の家事・育児時間」という非常に興味深いデータから、「夫の分担率」というさらに興味深いデータを導き出していました。これによると、夫の分担率は、東高西低傾向。とくに関西勢は下位13位までに、三重県も含めた関西2府5県全てが含まれる低調ぶり。一方山形県、秋田県、宮城県、岩手県という東北勢4県が上位8位に入...

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共家事には展開段階がある!それを知れば「家事ハラ」「共家事トラブル」は回避できます

共家事には展開段階があります。どういう過程を経て、最終的にどうなると落ち着けるのか?その道筋がわかっていれば「家事ハラ」「共家事トラブル」の大半は回避できます。昨今、「家事ハラ」という、あれもハラスメント?という「共家事トラブル」についての話題をよく目にします。僕は、例え「子ども以下」と批判されようとも(参照:東洋経済ONLINEの堂園さんの記事)、家事ダメだしで折れる夫がいるということが表に出たことや...

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ヘーベルハウスの「夫本」「妻本」「実例集」を手に入れた

「家事ハラ」で物議を醸したヘーベルハウスの「夫本」「妻本」手に入れました。そもそも「家事ハラ」のCMやサイトは、ここへの誘導だったわけですが、果たして成功してるんだろうか?というマーケティング的な心配(お節介?)はありますが。「夫本」「妻本」の中身は、「共働き子育てライフが10倍楽しくなる」というサブタイトルの通りの住宅や設備の提案本でした。両方とも終盤に二世帯住宅への提案がありました。結局、そこかよ...

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理科離れは家事退行も引き起こす?

まずは「自然や科学」という括り方に「これでエエのか?」と一瞬思ったのは置いておくとして…。生活の中には、物理や化学、生物、地学の要素が溢れかえっているし、企業や事業体の活動はそれと無縁ではない。だけど、それを忙しすぎる高校生が実感する機会が少ないのは確かかもしれない。溢れかえっている実感なく、受験のためだけに理科を勉強しているとしたら、これはとってもモッタイナイ時間と労力を使っていることになる。記...

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記事の見出しはこれでよいのか?

旭化成ホームズの「共働き家族研究所」の共働き夫婦の家事に関する意識調査といえば、男性女性変革派保守派の各方面から非難囂々だった「妻の家事ハラ白書」のもとになった調査。実際の白書は、「家事ハラ」部分は調査全体で見ると全体の中の一部にすぎなません。全体的には、共家事夫婦の意識や共家事トラブル、そこから共家事しやすい家づくりの基本知識に誘導する内容です。今回の毎日新聞2014年8月12日朝刊の記事では、「家事...

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