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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

香川県丸亀市で講演しました

2023/11/16
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香川県丸亀市で「令和5年度丸亀市女性活躍講演会」で「女性活躍推進は共家事で決まる!」を講演しました。香川県高松市で生まれ、19歳まで東讃の高松で過ごした僕にとって、丸亀は高校の学区が違う西讃地区とはいえ郷里。学校行事や部活などで何度か訪ねている丸亀市ですが、講演で訪れるのははじめて。

参加者は丸亀市を始め近隣市町にある事業所の人事担当や経営者の皆さん。これまで企業の研修会での参加者は、スーパーチェーンでの講演で女性が多かった以外は、ほぼどこもに男性が多い印象でした。今回は、男女半々くらいの参加者でした。

とはいえ、研修会です。「講師の山田亮さんです。どうぞ」というアナウンスでシーンとした状況というのは、なかなか市民向けの講演では経験できないことです。以前なら、この硬い雰囲気に「ウッ」となったものですが、さすがに慣れました。まずは、軽く参加者同士で左右両隣と前後の人たちと挨拶をしてもらって、ちょっと会場の緊張感を緩めてから講演に入りました。

女性活躍推進には、それを下支えをする男性の家庭活躍が必要です。とくに2025年、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になります。介護はパートナーやその子どもが担うことになります。団塊Jrは今50歳前後。各事業所の重要ポストにいる人達の世代になります。先日(11月13日)NHKの「クローズアップ現代」でも「仕事と介護に挟まれて ビジネスケアラー318万人時代の現実」でビジネスケアラーが取り上げられていました。

この番組では紹介されませんでしたが、多くの男性介護者にとって、介護をタイヘンにしている要素の一つが、介護と同時に家事もスタートさせないといけないことです。介護はいつから介護がはじまるのか、予測が難しいです。3年後かもしれないし、3日後かもしれません。でも、家事は今からでも始めることができます。

今のうちから少しずつ家事を始める必要性について話すと同時に、複数の人間が家事をすると発生する「家事ズレ」の扱いについても触れました。解消ではなく、違いを認め活かすというゴール「2人でやれば、アイデア2倍、手間半分」というダイバーシティ&インクルージョンのゴールに向かって、対決ではなく対話する必要について話しました。

講演後にロビーでお見送りをしていたら、参加していた若い男女の社員が「社長から『行け』言われて来たんですけど、楽しく役に立つ講演でよかったです」と声をかけてくれてうれしかったです。

せっかく郷里の香川県で講演したのに、スケジュールの都合で、うどんを一杯も食べられず、丸亀で講演したのに骨付き鶏もも肉も食べられず、行った!講演し!帰った!だけの弾丸講演ツアーになりました。岡山と丸亀の間が往復ともアンパンマン号だったのがせめてもの旅行気分でした。「また今度ゆっくり来まい」ということなのかもしれません。
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