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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

あなたの肉じゃがはどんなに肉じゃが?

2011/08/15
料理 0
次の日曜日、大阪府島本町で男性向け料理教室をします。
「もう今年で終わりにしよう」
と思いながら、ズルズルと大人数の料理教室をしてきましたが、ホンマに今回でラストにしたいと思います。終わりにしたい理由は、講演中の「ココが変だよ男の料理」で触れているとおりです。

最後は、一番最初の料理教室で作った肉じゃがで締めようと思い、これまでになくいろいろ下調べをしてみたら、

肉じゃがって、ホンマに多種多様!

ってことがわかりました。

もっとも「いろいろある」の筆頭は雑煮だと思います。ベースのだし、餅の形と焼くか焼かないか、具の種類など多種多様で家庭の数だけ種類があるような感じです。同じ地域だから同じとも限らない。夫婦の出身地がバラバラの場合、片方に同化させられる場合が多いのが現実だけど、見事に統合され、新しい雑煮を形作っている場合もあります。

お好み焼きのように、その時ある素材で作る的な様式の料理なら多様性など語る以前に多種多様ですが、雑煮というのは、「こういう決まったモノ」というある様式が整い、おいそれとそれを崩すことはない「ハレ」料理のはず。

そんな雑煮に勝とも劣らないと感じるのが、日常料理の肉じゃが。

ちなみに、僕の持っている数種類のレシピ本も、どれとして同じモノはありません。
ほぼ同じでも調味料のバランスが違っていたり、
水で煮るかダシで煮るか、
煮ずに炒め蒸しにするのか?
汁が残るかどうか?
薄味系かコッテリ系か?
甘口系か醤油系か?
煮崩れ派かカッチリ派か?
そもそも「肉」はなんの肉なのか?
各種の組み合わせと見ると、こりゃかなりの数になります。

「え?これが肉じゃが?」
「こういうのもアリやな」
という驚きと出会いがあるのが肉じゃがだと思います。

いろんな肉じゃがを知り、改めて自分の食べ親しんだ肉じゃがを再確認して欲しいと思います。

ついでにいうと、残った肉じゃがの再加工についても、
「肉じゃがカレー」「肉じゃがグラタン」「肉じゃがキムチ」「肉じゃが丼」
など、いろいろ多様な料理ができそうで楽しみです。
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