料理のレパートリーを増やす
「料理してみたいな」「おもしろそう」という男性は意外と少なくなく、僕が講師として行った男性向け料理教室は、たいてい定員オーバーの抽選。
でも、これが毎日の家庭での料理となると…今朝のNHKニュースを見ていたら、「お父ちゃんの料理」が取り上げられていた。
男性が料理で苦手と思う要素として、
・味付けがよくわからない
・あと片付けができない
そして
・レパートリーが少ない
の3点があげられていた(これはむしろ作ってもらう側の不満では?で、当の男性の方はあんまり問題と思ってないのかも?と僕は思うけど)。
その中で、僕が講師をする料理教室でも、質問タイムによく尋ねられるのが「メニューはどうやって増やすんですか?」です。
基本的には、病院などの待ち時間にレシピの載った雑誌を眺めたり、料理番組をみたり、料理本をみたりしてます「お!」と思うレシピがあればメモしたり写真に撮ったり。外で食べて、「美味しい!」と思ったら「これって材料はなんやろか?」とほぐして調べたりもします。こうやって少しずつ増やしてきたのが大半です。
といってもいつもレシピをもって歩いてるわけではありませんから、スーパーなどで狙っていた商品が売り切れていたり、鮮度がイマイチで他のメニューを考えないといけなくなった時など、「買える材料で何をどう作るか?」をとっさに考えないといけない時もあります。この辺が料理教室ではできないけど、日常生活の中の料理には欠かすことのできない要素です。
そんな時に、僕が頭の中で考えるのが「3つの組み合わせ」です。
3つとは、1.素材、2.調理法、3.テイストの組み合わせです。
1.素材:肉、魚、豆腐、野菜、加工品…
2.調理法:生、蒸す、煮る、焼く、炒める、揚げる…
3.テイスト:和風、洋風、中華風、エスニック風…
この3つを組み合わせることで、メインの料理の大まかなイメージが頭に浮かびます。そこにサッパリやコッテリ、お祝いや来客などの方向性を加えると「じゃあアレでいこう!」「久しぶりにアレをやってみるか」や、あるいはこれまでにチャレンジしたことがなかった組み合わせもできます。
シュンペーターは言いました「イノベーションとは新結合である」と。
料理領域は、まだまだ新結合の余地が残されています。仕事で失敗を恐れて縮こまっていると感じるなら、料理で新結合の冒険をしてみるのもイイかもしれません。失敗しても査定に響く心配はありません。自分の胃袋で責任をとれば済むことですから。美味しい新しい組み合わせの発見は、味覚や満腹という満足だけではなく、生活全体の活力を生み出してくれることでしょう。
でも、これが毎日の家庭での料理となると…今朝のNHKニュースを見ていたら、「お父ちゃんの料理」が取り上げられていた。
男性が料理で苦手と思う要素として、
・味付けがよくわからない
・あと片付けができない
そして
・レパートリーが少ない
の3点があげられていた(これはむしろ作ってもらう側の不満では?で、当の男性の方はあんまり問題と思ってないのかも?と僕は思うけど)。
その中で、僕が講師をする料理教室でも、質問タイムによく尋ねられるのが「メニューはどうやって増やすんですか?」です。
基本的には、病院などの待ち時間にレシピの載った雑誌を眺めたり、料理番組をみたり、料理本をみたりしてます「お!」と思うレシピがあればメモしたり写真に撮ったり。外で食べて、「美味しい!」と思ったら「これって材料はなんやろか?」とほぐして調べたりもします。こうやって少しずつ増やしてきたのが大半です。
といってもいつもレシピをもって歩いてるわけではありませんから、スーパーなどで狙っていた商品が売り切れていたり、鮮度がイマイチで他のメニューを考えないといけなくなった時など、「買える材料で何をどう作るか?」をとっさに考えないといけない時もあります。この辺が料理教室ではできないけど、日常生活の中の料理には欠かすことのできない要素です。
そんな時に、僕が頭の中で考えるのが「3つの組み合わせ」です。
3つとは、1.素材、2.調理法、3.テイストの組み合わせです。
1.素材:肉、魚、豆腐、野菜、加工品…
2.調理法:生、蒸す、煮る、焼く、炒める、揚げる…
3.テイスト:和風、洋風、中華風、エスニック風…
この3つを組み合わせることで、メインの料理の大まかなイメージが頭に浮かびます。そこにサッパリやコッテリ、お祝いや来客などの方向性を加えると「じゃあアレでいこう!」「久しぶりにアレをやってみるか」や、あるいはこれまでにチャレンジしたことがなかった組み合わせもできます。
シュンペーターは言いました「イノベーションとは新結合である」と。
料理領域は、まだまだ新結合の余地が残されています。仕事で失敗を恐れて縮こまっていると感じるなら、料理で新結合の冒険をしてみるのもイイかもしれません。失敗しても査定に響く心配はありません。自分の胃袋で責任をとれば済むことですから。美味しい新しい組み合わせの発見は、味覚や満腹という満足だけではなく、生活全体の活力を生み出してくれることでしょう。