「しまもとスマイルプラン」が策定されました

昨年2011年の夏から人権啓発施策審議会委員の一人として、島本町の皆さんとともに考えた「しまもとスマイルプラン〜第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画〜」が策定されました。
草案から、文言の一字一句、ホンマに「こんなところまで?」というくらい細かなところまで、みんなで確認しながら考えた計画です。もちろん「これで完璧!」というモノではありませんが、あの時点では目一杯に盛り込んだ気はします。
これまでは研究者として、あるいは一市民として、こういう計画や提言と接していましたが、今回、策定する側にまわってみて感じたのは、いくら立派な理想があっても、そこへの道筋が見えない限り、それは希望にもならないし、向かおうという気にもならないモノだということです。理想や夢想だけの計画では、時間や金の無駄遣いでしかないということです。
僕にも是非盛り込みたい!と望んだ3項目がありましたが、2勝1敗でした。男女共同参画からの視点から父子世帯支援という記述を盛り込みたかったのですが、男女共同参画からは「ひとり親家庭への支援」という形で母子世帯と包括され記述されることになりました。福祉領域でも母子福祉という記述ではなく、父子世帯への視点も加味した扱いになって欲しいと思います。横断的に触れられないのがナントモ...です。
とはいえ、計画に先立つ調査から約1年が経ち、無事にリリースされました。そして、こうやって現物が届くと、「暑い日も寒い日も、よ〜通ったなぁ」と思えます。もちろん島本町は、ここ1年間で、京都市内以外で一番通った町です。
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