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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

効率優先のWLBを求めるなら

2008/06/27
僕の家事論 2
ふと、取材前の掃除をしながら、思いつきました。

最近、僕の周りでは「ワーク・ライフ・バランス」という言葉があふれていて、いろんなオピニオンリーダー達が、ワーク・ライフ・バランスについて語ってます。大半は、「そうそう」「バランスって大事やなぁ」「仕事と家事って共通点も多いよね」と共感しながら読んだり聞いたりしています。

ところが、なかに
「頑張れ!頑張ってワーク・ライフ・バランスを実現するんや!」
「効率よく仕事も家事もこなして、時間創出すべし!」
「無駄なことはするな!」
というのがあります。

頑張るってのは、「今のままではちょっとシンドイやろから、一歩踏み出してトライしてみなはれ」的な要素もあると思うのですが、「効率主義」や「無駄とり」は、行き過ぎると「なにやってるこっちゃら…」になると思うんです。

効率主義を極めようとするなら…
もしも、極めようとするなら…


子どもなんて生まない方がいい!
に陥る可能性だってあります。

いつも講演で言ってるコトですが、
家事は楽しい生活のための手段です。

どんなに美味しい料理を作っても口論しながらではオイシくないし、どんなにキレイに掃除しても、「汚れるから家で遊ばないで」では意味がないと思います。逆に、少々料理がヘタでも、多少部屋が散らかっていても、ニコニコした笑顔がある暮らしの方が、ズッと有意義だと思うんです。家事は目的にすると果てしなくやらないといけません。目的化が進みすぎると、生活事態を否定することにも陥ります。

ワーク・ライフ・バランスも、それを目的にしてしまい、効率性や無駄とりをやり過ぎると、きっとつまらなく、遊びやゆとりのない生活になると思います。「笑ってる時間が無駄だ」になりかねません。そこまで極端なコトは誰も言ってませんが、目的と手段を取り違えると、行き着くところはココになると思います。それは「お受験」や「就活」「婚活」と同じことになりかねません。

効率性を追求したり、無駄な時間を省いてできた時間で、なにをしたいのか?が、過剰な目的化を避け「手段」と割り切るための一つの歯止めになると思います。

「効率化して時間はできたんだけど、なにをしていいものか…」
というのは、お間抜けなジョークですね(^^;
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コメント(2)

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モモ

いいですねえ

ホント、よくぞ言ってくださいましたという感じです。
「〜でないといけない」みたいな言葉が多くて、
そういうのを読んだり、聞いたりするとちょっと疲れちゃいます。
本末転倒になってしまうことが多いような・・・。
自分や周りの人たちの心が快適であることが先決だと思いますねえ。

2008/06/28 (Sat) 18:46

山田亮

遅くなりました(^^;

とっくにお返事してると思ったら…「送信」押し忘れていたみたいです。
「〜でないとけない」というのは、オピニオンリーダー本人が思っている場合もあるし、編集の段階で語調が強くなる場合もあるみたいです。
本来は、気持ちが楽になったり、楽しくなったりするためにワーク・ライフ・バランスを考えるはずなのに、それがシンドイ取り組みになるってのは、仰るとおり本末転倒ですね。
バランスのとり方もいろいろあると思うんです。一日単位で「朝晩はライフ、昼はワーク」というバランスをとる人もいれば、一週間単位で「月〜金はワーク、土日はライフ」という感じのバランスもアリだと思うし、「9月から6月までワーク主体で、7〜8月はライフ主体」みたいなバランスのとり方もエエかな?と思います。あるいは「30〜40代はワーク主体」とか。いろんなバランス選択肢があるとエエなぁと思います。

2008/07/01 (Tue) 09:41