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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

家事下手の分析

2009/01/05
僕の家事論 2
加奈子が「あたしンち」のビデオを見てます。
第295回「みかん、発見する」です。
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日曜日、理央の家で勉強しているみかん。気付くとお昼を回っている。理央はみかんに「お昼ご飯を食べよう」と言い、リビングに案内する。みかんの前に理央が作った『簡単スパゲティー』が置かれる。みかんは一口食べて「おいし〜い。」と褒め、「ウチじゃ絶対食べられないよ」と言う。「そんな大袈裟な」と答える理央。みかんは理央に頼んで作り方を教えてもらい、「よし、これをお母さんに教えよう」と思う。後日、タチバナ家の食卓に『簡単スパゲティー』が出される。一口食べるが、どうも理央の作ったのと違う。母はレシピ通りに作ったと言うが・・・・・。
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という話です。

「あの材料で、なんでこんな味になるの?」
「どう片付けたら…こんな惨事に?」
「洗ったのに、なぜかキレイにならない」
などなど…

家事下手やダメ家事には、法則があるんじゃないか?と思うんです。

「こうすれば家事上手!」「これが家事の新スタンダード!」そして「手抜き家事のススメ」も(笑)、もともと家事を普通にしている人や、ある程度デキル!人を基準に書かれてます。

ところが、世の中には基本的に「家事下手」や「ダメ家事」な状況も多々。「あたしンち」でアニメ化されるくらいだから、少なくともサンプルは数%〜数十%あるはず。いや、間違いなく存在する!(確信( ̄‥ ̄)フンッ)

そんな人達は、「家事本」を、買っては数ページだけ読んで積み上げ、買っては積み上げ…を繰り返しているような気がする(もしくはまったく興味を示さないか…あ、でも、こんな人でもカレシができるとある程度意識するらしい←確信?)。そんな人達への家事本って、あってもエエンじゃないかと思うんです。

そんな人達が、「ダメ家事」と書かれた本を買う勇気があるか?というとちょっと疑問ですが、
『となりのダメ家事』
『なんでこんな味になるの?』

というタイトルなら手にとってもらえるかな?と思ったり。
最近流行の脅し系タイトルだと、例えば
『家事下手は遺伝する!』
『これがダメ家事だ!』

や、もっと流行にノって
『家事脳を鍛える!』
など。

実は、このネタについて、帰省中ズーッと考えてました。
「真似力」や「相対化」「自分流の作られ方」など、とっても啓蒙的ですが、あれこれ材料を思いつき、楽しい内容になりそうです。チャート式にすると、オモシロイと思うんです。

例えば、「カーナビで『次を右に』と言われても左に行くことがある」(○ or ×)など。
あ、また徹夜のチャート作成場面が見えてきました(コワッ)
Img_4260s.jpg
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コメント(2)

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子竜

決定的に整理整頓ができない

ウチの長男でございます。見られて恥ずかしい系の代物まで、本人は隠そうとしているようですが尻尾が見えてしまうくらいの隠し方しかできません。
私の弟もその傾向が強かったのですが、社会人になり、またPCを使うようになってからは少なくともオフィシャル方面においては飛躍的改善がみられました。弟は要するに横着だったようです。貧乏人のお坊ちゃんとして育ちましたゆえ。
長男は高機能自閉症の1パターンであるところのADHDという診断を受けていますが、注意欠陥多動といわれるこの個性は「パターン認識はできるがカテゴライズした上での整頓と収納が困難」なケースがあるようです。昨今は世に認知される機会が増えたADHDですが、こういった人向けの「おかたづけ本」というのは、わりと書店でも見かけますよ。
家事ノウハウ的に問題なのは
「整理整頓ができないことが苦痛であるor全然苦痛に感じない」
「整理整頓したいと思っているorそんなこと考えたことない」
「整理整頓お掃除その他ができないことで社会的不利になったorそんなことない(まだ無い)」
というようなケースに対し、前者にはその解決策を、後者にはその必要性を示すってことかしらと思います。示すのはかなりかなりかなーり、難しいのですが・・・。

2009/01/05 (Mon) 19:06

山田亮

根源的な問題がありまして…

必要性を伝える…確かに難しいですが、
多くの家族や同居人達は、「本人以上に」必要としているでしょうね。
例えば、「あたしンち」のお母さんの場合、
「勝手に食材や調味料を変えてしまう(アレンジする)」
「自分の猫舌に合わせて料理するので生煮えが多々(当人は平気)」
など、家族が迷惑しているケースでした。
これは、職場では
「マニュアルの通りにできない」
「大事な用事をすぐ忘れる」
「同時進行ができない」
なんかに現れると考えられます。周囲への影響も大です。
読む・聞く・書く→伝える・理解する、模倣する、改良するという能力は、
生活を通して実感し備えられていく面が多いように思います。
そういった意味で、「家事脳」もエエかな?と思ったのでした。

2009/01/05 (Mon) 21:18