家事下手の分析
第295回「みかん、発見する」です。
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日曜日、理央の家で勉強しているみかん。気付くとお昼を回っている。理央はみかんに「お昼ご飯を食べよう」と言い、リビングに案内する。みかんの前に理央が作った『簡単スパゲティー』が置かれる。みかんは一口食べて「おいし〜い。」と褒め、「ウチじゃ絶対食べられないよ」と言う。「そんな大袈裟な」と答える理央。みかんは理央に頼んで作り方を教えてもらい、「よし、これをお母さんに教えよう」と思う。後日、タチバナ家の食卓に『簡単スパゲティー』が出される。一口食べるが、どうも理央の作ったのと違う。母はレシピ通りに作ったと言うが・・・・・。
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という話です。
「あの材料で、なんでこんな味になるの?」
「どう片付けたら…こんな惨事に?」
「洗ったのに、なぜかキレイにならない」
などなど…
家事下手やダメ家事には、法則があるんじゃないか?と思うんです。
「こうすれば家事上手!」「これが家事の新スタンダード!」そして「手抜き家事のススメ」も(笑)、もともと家事を普通にしている人や、ある程度デキル!人を基準に書かれてます。
ところが、世の中には基本的に「家事下手」や「ダメ家事」な状況も多々。「あたしンち」でアニメ化されるくらいだから、少なくともサンプルは数%〜数十%あるはず。いや、間違いなく存在する!(確信( ̄‥ ̄)フンッ)
そんな人達は、「家事本」を、買っては数ページだけ読んで積み上げ、買っては積み上げ…を繰り返しているような気がする(もしくはまったく興味を示さないか…あ、でも、こんな人でもカレシができるとある程度意識するらしい←確信?)。そんな人達への家事本って、あってもエエンじゃないかと思うんです。
そんな人達が、「ダメ家事」と書かれた本を買う勇気があるか?というとちょっと疑問ですが、
『となりのダメ家事』
『なんでこんな味になるの?』
というタイトルなら手にとってもらえるかな?と思ったり。
最近流行の脅し系タイトルだと、例えば
『家事下手は遺伝する!』
『これがダメ家事だ!』
や、もっと流行にノって
『家事脳を鍛える!』
など。
実は、このネタについて、帰省中ズーッと考えてました。
「真似力」や「相対化」「自分流の作られ方」など、とっても啓蒙的ですが、あれこれ材料を思いつき、楽しい内容になりそうです。チャート式にすると、オモシロイと思うんです。
例えば、「カーナビで『次を右に』と言われても左に行くことがある」(○ or ×)など。
あ、また徹夜のチャート作成場面が見えてきました(コワッ)

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