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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

孫引きデータだけど…

2009/02/16
僕の家事論 0
津止正敏・斉藤真緒著『男性介護者白書―家族介護者支援への提言』かもがわ出版、2007年に引用されていたデータです。元のデータは、加藤悦子著『介護殺人―司法福祉の視点から』クレス出版、2005年のモノです。

1998〜2003年(介護保険制度が導入されたのが2000年)の6年間の
介護殺人事件件数198件、死亡者201人

加害者の男女数 男性151人:女性48人

当時の介護者全体の男女比 男性3割弱:女性7割強

加害者の属性 1位息子37.4% ,2位夫34.3%

このデータをあちこち探していました。
以前、野洲市で講演した時に、後半のシンポジウムで男性介護者の会の方が、「介護心中の加害者は男性が多い」と仰ってたのですが、その裏付けが欲しく、探していました。

いつ終わるかわからない介護と、慣れない家事に行き詰まり、地域に頼る人もいなくて、行き詰まり心中に至る…というのは、イメージでは想像できるのですが、これまで確信もって話すコトができていませんでした。

少し古いデータですが、少なくとも「そういう時代があった」のは間違いありません。この状況から少しでも改善していればよいのですが…。僕にできることとして、「慣れない家事に行き詰まり」の部分で、なにかお手伝いできないか?と考えています。 
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