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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

近所のラブリーなお節介オバチャン達

2010/05/11
僕の家事論 0
今日は、ウチがゴミ当番でした。
ゴミ当番の仕事は、ゴミ出し前日にカラスよけネットを出し、ゴミ収集車が行った後でそのネットを片付けること。それをそこにゴミを出しているメンバーで、1週間毎に当番制にしてます。

昨日の晩、ゴミネットを出すのを忘れた僕。

ウチの近所は高齢化が進んでいて、オバチャン達がいろいろお節介を焼いてくれ、お小言もゆ〜てくれはります。

「あちゃ〜、またオバチャンから『あんた、ちゃんと出しとかなアカンやないの!』ってお叱りやろなぁ」
「マァ、コレばっかりは…『よぉ見てくれはってオオキニ』って言うしかないなぁ」

と今朝、和子さんと話してました。

ゴミ収集車が来た後、ネットを片付けて戻ってくる途中、ハザードランプが付きっぱなしの車があったので、それを見ながら歩いていると、オバチャンが

「この車やろ?ズ〜ッとランプ付いたままやねん。言うてあげんと」

とそっちに注意がいってまして、今回はお小言なしでした。
オバチャンは駐車場に停めている家のピンポンを鳴らして

「あんたんとこの車!ランプが付きっぱなしやで!」

と伝えてあげてました。
とにかく、あれやこれやとよぉ〜見てるし、気が付くオバチャンです。


ウチの近所のオバチャン達はオモシロイです。


初冬の頃、夕方、仕事から帰ってくると、僕の顔を見かけるや、

「あんた!こんな時間まで洗濯物干してたらアカンやん!」

と言ってくれます。

「え?なに?なに?」

僕が出勤した後、和子さんがベランダに干してたシーツを指さして、

「ほら!あれ!」
「あれま!いつの間に!いんやぁ〜助かりましたわぁ」
「なんや、あんたが干したんと違うンかいな?」
「ウチのめったに干さん人が干したモンやから…(^^;」
「そうかいな!それで納得したわ」

という感じで、下手すると寝る直前まで干されっぱなしで、冷たくなりそうだったシーツを無事に取り込めました。

「あんたなら知ってると思うけど、洗濯物は3時までやで」

と、オバチャンが最後にピシャリ!


こんなコトもありました。
娘がもっと小さい頃、保育園に迎えに行った僕が途中で家の鍵を落として、父娘して締め出しを食らった時などは、

「どないしたん?何探してるんや?」

と声を掛けてくれ、娘を預かってくれました。その間に、僕は探しに出掛けたり、交番に届けを出しに行ったり。

ウチは、僕が留守の間に加奈子が帰ってきた場合は、自分で鍵を開けて家に入ることにしてますが、「寂しくなったらいつでもおいでや」と言ってくれるお隣さんが数件あって心丈夫です。

「行ってらっしゃい!頑張ってきぃや!」
「お帰り!」

と声かけてくれるご近所さんばっかりです。


「地域で子育てを」というフレーズを講演でも使ってますが、ほんの少しのお節介やお小言を受け容れるコトで、安心や繋がりや笑顔という、大きなリターンがあるように感じます。

「昔は、お節介なオバチャンがあっちこっちにいて…」

という話を聞きます。「昔は」ではなく、今もお節介なオバチャンはあちこちに健在です。ただ、そのお節介を「うるさい!」「干渉しないで!」とピシャッと拒絶し閉ざしてしまっていて、オバチャンの存在が見えなくなっているのかもしれません。確かに、いちいちうるさい時もあるし、干渉しすぎな面もチョビッとありますが、口だけじゃなくて行動が伴っているお節介な人は、社会にとってやっぱり大切な存在です(言い方がきっつい人もいますけどね)。お小言を聞ける間は、オバチャンも元気に過ごしてるってコトですし。

自分が住んでいる周囲の人や出来事に無関心でなく、よく見て、よく動く。こういう人が一人ずつでも増えることが、少しでも住みやすい町を作っていくことやと思います。


ウチの向かいのオバチャン(世間ではお婆ちゃん年代)は、$1=360円の頃に、パリに渡りファッションを勉強して帰り、長い間、CHANEL専門のリフォーム工房を仕切ってました。僕たちが移り住んで来てからも、しばらく工房は稼働していました(数年前に「長いことよぉ働いたからここらで引退や!」と閉店)。ものすごい行動派のオバチャンです。こう書くと、なんだかあのオバチャンにラテン系の肝っ玉かあちゃんが重なってきました。

いろんな面でラブリーな近所のオバチャン達に囲まれた毎日であります。
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