明石市で講演しました


あかし男女共同参画センターでの第6回男性生活大学の初っ端で講演しました。
受講者は男性ばかり。それも紛れもない中高年の皆さまばかり。自分の父のような皆さんに、「男の家事参画」を説くというのは、なんとも僭越で気が引ける一方、逆に、父と同世代の皆さんに、少しでもこの後の人生を楽しく有意義に過ごして欲しい!という気持ちは切実になります。
退職された人達が明るく伸び伸び暮らしている姿は、現役世代にとって「今はしんどくても、退職後はきっと楽しく過ごせる!」という希望的未来を示すことができるし、もっと若い少年達には「この土地で暮らす人達は楽しそう。ここに残ろう」という気持ちにもさせてくれるはずで、地域振興にもなると思うんです。
…という大風呂敷な話はともかく、鼻水こそ流れ出ないけど、まだ鼻声のままでの講演。
しかも、今日は子連れの講演。
僕の場合、講演は家事と子育てから解放される、リフレッシュの時間でもあるわけですが、今日は和子さんもどこぞの研究会だか学会のシンポジウムのプレゼンテイターだとかで、僕が子連れ講演の羽目に。その加奈子以外はスタッフを含めて全員男。こうなると、笑い声はなかなか期待できないんだけど…とはいっても、おそらく我が子のような年齢の僕の話しに、頷いたりメモをとったり、最後の方では笑いも起こり、それなりに手応えを感じる内容でした。会jyほうの一番後ろで見ていた加奈子も「格好良かったよ!」と言ってくれてました。
「今日から、少しでも家事をやって見ようという気になりました」というアンケートがあったり、「これからも頑張って下さい!」と握手を求められたり…女性の来場者から握手を求められることはよくありますが、男性から求められることは、めったにありません。ウレシかったです。
というわけで、講演は無事に満足な内容で終わることができました。
が、
このあと、加奈子との長い長い子守り時間が待っていたのでした。
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