株式会社IHI相生事業所で講演しました

株式会社IHI相生事業所で講演しました。しばらく自治体主催の講演が続いたので、久しぶりの企業での講演でした。
山陽新幹線の相生駅で降り、タクシーに乗って行き先を伝えると
「お客さん、こんな時間、正門から先は入れませんで」という運転手。
「いや、仕事で行くしアポもとってますし、奥まで入るように言われてます」
「イヤ無理や。こんな時間に入れるのは重役か救急車くらいや」
と、なんやら雲行きの怪しい話。そうでなくても、今日は中村勘三郎さんが亡くなって、なんとなくシンミリしているところに、なんちゅ〜話をしてはりますのん?でした。当然、正門の守衛さんに「今日の講師の山田です」と伝えると「お待ちしていました。このまま中へどうぞ!」とスンナリ。ほれみてみぃ!とドヤ顔で運転手を見ると「このアンチャンなにモン?」という顔してました。
会場でパソコンをセットして控え室に戻って担当部長のNさんが同い年でしかも同じく大阪市大の出身というコトが判明。Nさんは法学部、僕は商学部ですが、きっと25年前はどこかですれ違っていたのでしょうね。そんな話も込みでIHIの概要をレクチャーしてもらいました。僕のIHIのイメージはジェットエンジンと工場の工場(ボイラーや配管)の製造でしたが、立体駐車場でも名前を見ていたことを思い出しました。
今日は「男のライフリスクを考える きっと毎日が楽しくなる!心地いい家族のカタチ」を話しました。「男のライフリスクを考える」は生命保険会社向けの講演タイトルだったのですが、今回、はじめて他業種でリクエストが来ました。ライフリスクの中でも、「父子世帯の仕事と家事育児の両立」「男の介護問題」の二つについて現実的な問題に触れ、それに対してどう備えるか?という話を展開しました。
誤算だったのは、「重厚長大産業の職場で、しかも男性が多いとなると家事なんてあんまり関心ないだろう」と予想して臨んでみたら、生活自立度チェック15問の結果、「10点以上」が予想以上に多かったことです。「こりゃイケル!家事の話も通じる!」と思って、気合いが入りすぎ、その後、熱弁モード全開。交流しらもらうワークなどを予定に入れていたのにもかかわらず、どれもスルッと素通りしてしまいました。下手な予想が裏目に出てしまいました。それもこれも、仕事の後の講演だというのに、疲れた顔も見せず熱心に聞いて下さる皆さんに、思わず、いつもの「アレもコレものてんこ盛り」が出てしまったのでした。
帰りの新幹線に乗ったところに主催担当者さんからメールが届き、感想と共に書かれていた「印象に残った点」を読んで、僕の伝えたかった部分がチャンと伝わっていたので、ホッとしました。熱すぎる熱弁が無駄になってなくてヨカッタです。
ちなみに、帰りのタクシーの運転手さんは、行きとは違って和やかな人で会話もはずみました。同じ仕事をしても、人に気分良くなってもらう方が、仕事していても楽しいと思うんですけどね。少し早めに相生駅に着いたので、新幹線までの待ち時間のわずかな間に、駅前の居酒屋さん「美ん美ん(ちゅんちゅん)」でオリオンビールを軽くよばれました。焼き鳥屋なのに沖縄料理もある店で、沖縄料理を置いているというコトは「なんくるないさぁ〜」な感じかな?と暖簾をくぐったら、やっぱり!なフレンドリーなお店でした。とっても楽しいスタッフのみなさんでした。
今日で、今シーズンの講演は最終日となり、冬休みに突入です。ただし、今年は新聞連載がまだ残っていますし、テレビの企画打ち合わせと収録も残っています。まだまだユックリできそうにありません。
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