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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

かわいい子にはつまみ食いをさせよ

2012/12/14
料理 0
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加奈子がつまみ食いしているのは、下ゆでした蕪(かぶ)の煮物です。チョコッとだけ煮て、あとはレンジでこれまたチョットだけチン☆するだけ。すると蕪の上品な美味さがジュワワ〜ッと楽しめます。煮込みすぎたり、味付けが濃すぎると、蕪本来の味が消えてしまっています。

加奈子は蕪の素茹でが大好きなんです。甘味も辛みもダシの味もない、素の蕪なんですが、これがエエんだそうです。この素の味こそ料理の基本なので、僕はいろんな料理をしながら加奈子を「お〜い!つまむかぁ?」と誘います。

加工した味に慣れてしまうと、素の味を忘れてしまいます(というか知らないままだけど)。そうすると、簡単に濃い味付けに流れていきます。バランス良く濃い味付けをするのは、実は難しいんです。逆に、素の味を活かせば、味付けは少々大雑把でも大丈夫。まずは素材の味を知る。そのためには、料理の途中でつまみ食いするのが一番です。

ウチは農家が自家用野菜(自分が食べる農薬を使ってない野菜←これを流通させればエエのにと思いますけど、虫食いや虫が入ってたりするから返されるんだそうです)の余ったのを買っているので、とくに素材の味自体が濃いように感じます。

素の味を活かせば、味付けは楽チン。濃い味に慣れた人は、しばらくの間はもの足りない感があると思いますが、確実に味覚は戻ってきます(タバコ吸ってる人は別ですが)。そうしたら減塩料理も苦になりにくいと思います。

 
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