下妻市で講演しました(12/7)

下妻では鼻の調子もマシになり(前の日の晩、薬を相当量飲んだというのもある)、なんとか軽い鼻声くらいになってました。前日の夕方に食べた「けんちんそば」が効いたのか、朝から快便を通り越して、「トイレの住人」寸前。講演のイベント直前にも「お!」と思い、急遽トイレへ。スッキリして会場に向かっていたら、「先生、早く早く!」とここでも急かされ会場入り。すると、ちょうど司会の方が「講師の山田先生が…」というところで入場。ぎりぎりセーフでした。
講演は、僕の前に寸劇があり、これがなかなかの熱演だったので、一息付く感じで大人し目にはじめました。中盤以降テンションが上がってきて、ロボモップ以降エンジン全開。「家事さえすればOKじゃないんです!」は熱く語ってました。熱く語ったのと、「下妻物語」ネタとで、予定よりも少し時間オーバーしてしまい、僕の後の婦人連合会会長さんの挨拶が短くなってしまいました。閉会後の控え室での懇談も、慌ただしくなってしまいました。
下妻での講演の後、質疑応答の時間があり、ここでこれまでにない質問を受けました。
「私には娘が二人いて、二人とも共働きで子育てもしているのですが、シッチャカメッチャカな生活をしているんです。親として姑として関わりたくなってしまうんですが、どういう形で関わってやるのがいいのでしょうか?見るに見かねるのです」
僕もよくわかるし、「どう関われば?」と聞いてくれる親がいるというのはありがたいことです。
たいていは、「孫一直線!」「孫命!」になって、親そっちのけになってしまいます。それはそれでエエのですが、親の存在、とくに自分の子ではない方の親をはね除けてしまわないようにする配慮があると、さらにエエと思うんです。せっかく良かれと思って、「☆☆しといたで」「これ使ったらエエわ」など先回りしても、なかなかその気持ちは伝わりません。
そこで、「なんかあったら、いつでも遠慮せんとゆ〜てな」という受け入れの姿勢を示してもらうコトと、先回りするんじゃなくて、「☆☆しとこうかと思うんやけどどう?」と一言声をかけてから準備すると、誤解や行き違いが生じることも少なくなると思います。
「カユいところに手が届く」というサービスは、一見、とっても良いサービスのように聞こえますが、実は、提供サイド主体の押し付けに過ぎません。その押し付けは、本当にジャストフィットしていれば素晴らしいのですが、なかなかそうピッタリくることはありません。別の人格をもった人間同士、なかなかピッタリ合うことはありません。面倒くさくても、一言、声をかければ、そのズレも大きく埋められるはずです。
このように応えることはできませんでしたが、おおむねこのような内容の答えができたように思います。この後の、子育て講演にも活かせるような質問を頂きウレシかったです。

下妻では「豊水」という梨を、お土産に頂きました。これを持って、常総線、つくばエクスプレス、新幹線、近鉄京都線と乗り継いで帰りました。重たかったです(;^_^A アセアセ
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