我がソウルフード

ふと「京都に移り住んできて、一番食べてるモノはなにかな?」と考えた時、もしかすると、それは塩鯖かもしれないと思いました。
僕の住む京都には、鯖寿司など鯖に関する京料理もありますが、そんな高級な鯖料理ではなく、僕が食べているのはノルウェー産などの冷凍一切れ100円の塩鯖。家族の中で鯖を好んで食べるのが僕しかいないというのも、これまた寂しい話。娘は出せば食べるが、妻は手を付けない。同じ鯖でも味噌煮ならなんとか食べる程度。
僕は瀬戸内育ちなので、魚なんてのはたいそうな食べ物だとは思ってなかったのですが、京都に来ると売られている魚は限られているし、なんといっても値段が高い!大阪と比べても高い気がします。結婚して京都に移り住んできて15年。その間に、食べる魚もずいぶん変わったものです。親元で暮らしている間に、鯖がおかずにでて「やったー!」と言った記憶はありません。それが、今では、塩鯖とご飯と野菜の入った味噌汁があれば十分。これは加齢と共に変化した好みのせいなのか?それとも京都という土地柄からこうなったものなのか?いずれにしても、塩鯖はたくさん食べています。そして、僕にとっては、食べ続けても飽きないおかずです。
以前、「我が家の味を作ろう!」という話を載せましたが、自分の「これさえあれば!」な料理も振り返って確認してみるのもイイのではないでしょうか?
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