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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

今夜はチキン南蛮にしよう!

2014/01/30
料理 0
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「晩ご飯はなににしよう?」
主夫の悩みの一つは毎日のメニュー。

そんな中、先日は学校から帰ってきた娘が
「今夜はチキン南蛮が食べたい!」
とリクエスト。
「ど、どしたん?」
と聞くと、
「今日な、宮崎県から転校生が来たんよ(こんな時期に)」
それで、宮崎県と言えばチキン南蛮となり、学校にいる間中、頭の中はずっとチキン南蛮だったらしい。そこまでガッチリとチキン南蛮で決まっているなら、それに応えない理由もない。鶏むね肉を買いに行き、大量のチキン南蛮。揚げて浸けてと少々手間はかかるけど、メニュー決めまで悩まなかった分、気楽に調理。残ったのは、翌朝、チキン南蛮サンドイッチ。これまた美味しいのです。

「☆☆食べたい!」を聞いてメニューを決める臨機応変さ。これは食材宅配サービスを利用しているとチョット難しい。以前、お試しで食材宅配サービスを使ったことがありました。ところが、突然の飲み会をはじめイレギュラーの毎日で食材はドンドン溜まり、結局お試し期間が終わる頃には冷蔵庫がパンパン。素材が残っていくのも問題だったけど、「今日は暑いけど、身体動かしたからガッツリ食べたい」と思った時にアッサリ料理だったりと、自分にメニューを合わせるのではなくメニューに自分を合わせないといけないのが窮屈でキュ〜クツで、お試し期間後やめました。子どもの給食のメニューとバッティングすることも何度か。

食材宅配サービスのメリットはもちろんたくさんある。毎日毎食のメンドウなメニュー決めの必要はないし、買い物に行く時間と手間も省ける。無駄遣いもなくなる。計画的に消費すれば食材の無駄もない。トータルで見ると安い。

逆に、食べたい物を食べたい時に食べる自由は、実はその自由さと裏腹にメンドウなことを抱えている。メニュー決めの難題がいつもあるし、材料を買いに行ったら売り切れていたり、思ったような味に料理できなかったり、作りすぎて残ったり、予想外に長い行列ができてたり…。

大切なのは、一緒に食べる人との合意だ。誰かが窮屈な思いをしていたり、不便やストレスを感じているなら、アイデアを出し合って歩み寄ることだ。自由がいつも好都合なわけではないし、楽チンでみんなが快適だとも限らない。ウチは、「☆☆が食べたい!」というリクエストがあれば、たいていそれに応じて作るから、行き当たりばったりの計画性はほぼ皆無。当然、エンゲル係数も常時高めで推移。

僕「ウチってエンゲル係数高いよなぁ」
妻「メチャ高いよ」
僕「下げようか?できるで」
妻「え?!そんなん…なんのために働いてると思ってるん?!」

というやり取りがあり、それ以降も変わらず、というかそれ以前にもまして、心置きなく行き当たりばったりなメニュー決め。でも、家族みんながそれでOK!なら、これはこれでアリなのです。

家事は家の数だけやり方があってイイのです。
 
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