日本一の楽家事県民…それは!
先月末に、ブログ「データえっせい」で夫の家事・育児分担率という記事が掲載されました。「幼子がいる共働き夫婦の家事・育児時間」という非常に興味深いデータから、「夫の分担率」というさらに興味深いデータを導き出していました。
これによると、夫の分担率は、東高西低傾向。とくに関西勢は下位13位までに、三重県も含めた関西2府5県全てが含まれる低調ぶり。一方山形県、秋田県、宮城県、岩手県という東北勢4県が上位8位に入り込む健闘ぶり。これらだけでも十分おもしろいデータなのですが、さらにこのデータからいろいろ分析してみました。
楽家事の要素は二つ。
一つは省力化、もう一つは共同化。
この両方をみるために、夫の分担率と夫婦の家事・育児時間の合計を各部門で検討しました。
その結果、
「夫の分担率」
(高い順) (低い順)
1位 島根県(22.4%) 1位 大阪府(6.7%)
2位 山形県(22.1%) 2位 和歌山県(7.9%)
3位 秋田県(21.2%) 3位 福岡県(8.6%)
3位 宮城県(20.7%) 4位 三重県(9.1%)
5位 埼玉県(20.2%) 5位 滋賀県(9.8%)
「夫婦の家事・育児時間の合計」
(多い順:時間) (少ない順:時間)
1位 埼玉県(480) 1位 石川県(286)
2位 広島県(451) 2位 福岡県(302)
3位 宮城県(450) 3位 山形県(303)
3位 徳島県(450) 4位 愛媛県(307)
5位 島根県(442) 4位 大分県(307)
一つ問題があって、育児時間が短いことを良く評価していいのかどうかという点があり、必ずしも「夫婦の家事・育児時間の合計」の少ないことが、省力化できていてよいと評価しづらい面があります。
あえてこの問題点を捨象したうえで、共働き夫婦世帯における、省力化と共同化という面で見ると、
楽家事 一番は山形県
となります。
家事の総量を効率化して減らし、その減った家事を夫婦共同で行う。イザという時でも、最小限の時間で家事が回せるシステムができていることになります。山形県の
次点は、大分県
を上げておきます。大分県の夫分担率は、5位の埼玉県に次ぐ6位(19.9%)でした。
このデータで注目した、もう一つの数字。それは妻の家事時間格差です。最長の広島県(394時間)と最短の山形県(236時間) という158時間もの差があることです。これは次回詳しく。
これによると、夫の分担率は、東高西低傾向。とくに関西勢は下位13位までに、三重県も含めた関西2府5県全てが含まれる低調ぶり。一方山形県、秋田県、宮城県、岩手県という東北勢4県が上位8位に入り込む健闘ぶり。これらだけでも十分おもしろいデータなのですが、さらにこのデータからいろいろ分析してみました。
楽家事の要素は二つ。
一つは省力化、もう一つは共同化。
この両方をみるために、夫の分担率と夫婦の家事・育児時間の合計を各部門で検討しました。
その結果、
「夫の分担率」
(高い順) (低い順)
1位 島根県(22.4%) 1位 大阪府(6.7%)
2位 山形県(22.1%) 2位 和歌山県(7.9%)
3位 秋田県(21.2%) 3位 福岡県(8.6%)
3位 宮城県(20.7%) 4位 三重県(9.1%)
5位 埼玉県(20.2%) 5位 滋賀県(9.8%)
「夫婦の家事・育児時間の合計」
(多い順:時間) (少ない順:時間)
1位 埼玉県(480) 1位 石川県(286)
2位 広島県(451) 2位 福岡県(302)
3位 宮城県(450) 3位 山形県(303)
3位 徳島県(450) 4位 愛媛県(307)
5位 島根県(442) 4位 大分県(307)
一つ問題があって、育児時間が短いことを良く評価していいのかどうかという点があり、必ずしも「夫婦の家事・育児時間の合計」の少ないことが、省力化できていてよいと評価しづらい面があります。
あえてこの問題点を捨象したうえで、共働き夫婦世帯における、省力化と共同化という面で見ると、
楽家事 一番は山形県
となります。
家事の総量を効率化して減らし、その減った家事を夫婦共同で行う。イザという時でも、最小限の時間で家事が回せるシステムができていることになります。山形県の
次点は、大分県
を上げておきます。大分県の夫分担率は、5位の埼玉県に次ぐ6位(19.9%)でした。
このデータで注目した、もう一つの数字。それは妻の家事時間格差です。最長の広島県(394時間)と最短の山形県(236時間) という158時間もの差があることです。これは次回詳しく。