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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

冬休みの宿題

2014/12/23
掃除

中学1年の娘の冬休みの宿題に「大掃除をしよう」というのがありました。

・汚れている場所と汚れの種類・程度
・使用した用具
・使用した洗剤・洗剤の替わりに使ったもの
・手順や方法
・工夫したところ
・自己評価(キレイに汚れが落ちたか?手順通りにできたか?用具や洗剤は安全に使えたか?)
・自分の反省・感想
・家族の感想

という、各項目を書かせる内容でした。これはちょっとした業務や事業の計画書ですね。反省のところで、「次する時にできる改善点」が書けるとベストでしょう。

ベテランになると、普段の家事でここまで厳密な計画は毎回立てたりしないと思いますが、それでも近いことは頭の中でしているものです。家事初心者の存在は、普段、なにげなくやっている家事を振り返る機会にもなります。家庭科の教科書などは、家事ベテランにとっても新鮮なはずです。教科書のいいところは、「こうするもの」「昔からこうやっている」という伝承ではなく、その学年という制約はあるものの、可能な限り科学的で論理的な家事をすすめている点です。つまり、いつでもどこでも通用する普遍性のある家事が勧められている点です。



ここまでは、「子どもの掃除」に十分なのですが、「大人の掃除」は書面だけでは不十分。本当に片付け&掃除ができているのか?無駄な動きやサボリはないか?

それを監視する一番の方法は、タイムラプス撮影。10秒おきなど、一定の間隔で撮影した静止画をつなげて動画のように見ることのできる撮影方法ですが、これまでもタイムラプス撮影のできるアプリはありましたが、新しいiPhoneのOSにその機能が標準搭載されたので、三脚(とiPhoneを挟みこむアダプター)があれば気軽に撮影できます。

実際に動きを監視すると、同じ場所にずっと止まっていたり、テレビの存在がいかに作業効率を悪くしているかがよくわかります。とくに、テレビは「ながら」になりません。サッサと掃除を終わらせたければ、テレビは止めるべきです。
 
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