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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

東京新聞連載 57回 包丁を研ぐ

2015/09/10
中日・東京新聞連載 0
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2011年9月7日に東京新聞誌上で連載が始まり、この57回目の連載がちょうど連載開始4周年になりました!38回目の2014年10月13日連載分からは中日新聞にも掲載されるようになり、しかも連載スピードが月2回の倍速になりました。中日新聞誌上では、まだ1周年に達していませんが、東京新聞での連載はもう4年になるんですね。よく続いてるなと思います。

さて、今回は「楽家事」概論のような話です。包丁研ぎを題材に使っていますが、これは家事に限らず、仕事やスポーツなどなんにでも言えることだと思います。

「楽しむ」と「楽する」は、「目的」と「手段」という軸を用意すると、とてもわかりやすいと思います。
「楽する」は合目的的。よき結果を求めることが重要。
「楽しむ」は手段重視。それを好きになれるかが重要。
「好きこそものの上手なれ」とは、楽しんでやっていることは、いい結果も導きやすいということ。

とはいえ、家事領域の中の炊事・洗濯・掃除のどれもが得意という人は、僕の知る限りほとんどいません。家事の大半は使ったものや買った物、作った物の「後始末」とそれに付随する作業。だけど、料理だけは創作作業。人間の特性の可能性だけでいうと、後始末も創作も得意!という人は、少なくても不思議ではない。

好きなことをジックリ楽しみ、苦手なことはササッと楽に片付ける。
時間のある時はユックリ楽しみ、忙しい時はパパッと楽して片付ける。

この使い分けが上手くできれば、日々の暮らしはイイ感じになっているはず。時間がないのにユックリしてしまったり、苦手なことに時間を取られたり(そして、たいてい結果も伴わない)すると、なんだかバタバタ感だけが残る暮らしになっているかも。

自分の苦手がわかっていること。そして苦手なことを周囲に理解してもらっていること。それだけで、ずいぶん楽になるはず。苦手はあってイイんです。隠していては、自分がシンドイだけです。余裕のあるときに、少しずつ苦手を克服していけばイイのです。繰り返しているうちに、少しずつ慣れていくこともあります。苦手だと公言していると、楽にする情報が舞い込んでくる可能性もあります。

気楽にいきましょう。
 
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