滋賀県竜王町弓削メディカルクリニックで講演しました

滋賀県竜王町弓削メディカルクリニックで講演しました。
今年3回目の竜王町での講演です。その1回目、1月24日の「じんけんを考えるみんなのつどい」に参加されたクリニックのスタッフが、今回「私の職場でも」と声を掛けて下さり、講演が実現しました。問い合わせの電話を頂いた時、「竜王町での講演を聞いて…」と伺ったのですが、1回目の人権講演会のことなのか?それとも2回目2月25日の第5回竜王町経済交竜会でのワーク・ライフ・バランス講演のことなのか?と迷いました。担当さんからのリクエストを伺って、クリニック内での人権学習会でワーク・ライフ・バランスについて話をするという主旨が見えてきました。
最寄り駅は近江八幡駅。僕の場合、滋賀県内での講演で、この駅が起点になる講演会が全体の三分の一くらいあるのでは?というくらいご縁のある駅です。駅構造も駅前もすっかり馴染みになりました。
木曜日の午後が休診というのは、医療機関ではよくありますが、僕がクリニックに到着して控え室へ通されるまでの部屋では、製薬会社のMR(医療情報担当者)が来ていて、新薬セミナーの準備をしていました。このMRのプレゼンの次が僕の出番。ちなみに、僕の講座の後は、各グループ毎の検討会があるようでした。とても勉強熱心なクリニックです。
定刻に会場に入ると、新薬セミナーで会場が温まっていたのか、入場するだけで拍手を頂きました。なにもせずとも盛り上がっている会場。なんて話しやすい環境。そして進行役のDr.から紹介されて、自然と芸人さんのように「ど〜もぉ〜山田亮です〜」と始める流れに。
会場の広さ、参加者同士の密度、僕との近さ。盛り上がらないワケがない!という会場でした。今日は、医療機関での講演ということで、新しい構成を用意していきました。今回は医療機関なうえに、妻(和子はん)の前々職場である滋賀医科大学と地理的にも近く。当然、繋がりのある人がいるかも?ということを想定しながらの家族紹介。繋がりがあるとわかると、同じ話でもより身近に聞いてもらえるものです。
打てば響くクリニックの皆さん。「家事はWorkか?Lifeか?」という話の具体例に、思わず出てくる「あぁ〜(そうか!)」という声。テレビ通販番組でよく流れる、あの客席の声を、生で返してもらえる楽しさ。一瞬、僕はジャパネットたかたの高田前社長になった気分でした(その高田明氏がテレビ出演からも引退すると、今日のニュースをさきほど知り(Yahooニュース)偶然とはいえ驚いています)。
とにかく今日の講演は楽しかったです。新しい構成の講演をするのは不安でしたが、その分、聞き手の反応をよく見ながら話せたのが良かったのかもしれません。そして、きっと職場の風通しがいいのだと思います。笑ったり、頷いたり、反応を示したりということは、スタッフ同士の遠慮があったり、牽制し合うような職場ではなかなか出ないモノです。
質疑応答もポンポンと手が上がり、説明の補足をすることができました。今回、本編から外していた「やる気のない家族を家事に巻き込む方法」についても、市川伸一の「学習動機の2要因モデル」などを紹介しながら追加情報として加えることができました。この内容については、『勉強法の科学――心理学から学習を探る (岩波科学ライブラリー)
最後のペアワークもとても賑やかで、大盛り上がりのうちに講座を終えることができました。会場の熱気が伝わり、僕の背中は汗ビッショリ。もしかすると…と予想して、温かいけど汗に弱いヒートテックではなく、マラソン用のアンダーアーマーを着て行って正解でした。汗もすぐ乾き、帰りの駅のホームでも汗冷えはありませんでした。今朝から急に寒くなり冬本番!な一日でしたが、熱い時間をすごせてホットな気分で、今年最後の講演を終えることができました。
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