テキトーがいい時も

年末年始も過ぎ、娘の学校もはじまり、普段の生活が戻ってきました。再び、
「晩ご飯なにしようかなぁ?なにがイイ?」
「なんでもエエで」
「(ムカッ)ホンマになんでもエエの?!」
な会話も再び。
困った時は父娘ともに好きなお好み焼き。ところで、お好み焼きが嫌いな場合、それはお好みじゃないわけだから、お嫌い焼き?と、くだらないことを考えながら準備。
今シーズンより、お好み焼きはよりフワッフワに焼けるようになりました。
先日、娘とNHK教育の「すいえンさー」を見ていたら、一昨年の内容の再放送をしていて、そこで「ふわふわお好み焼きの作り方」が紹介されていました。
ポイントは「軽く」混ぜる。
これまで、粉と水、キャベツと生地を丁寧にシッカリと混ぜていましたが、これがベチャッと仕上がる原因だった模様。粉と水なんかは、つい「ダマが残らないように」と思いがちだけど、ダマだらけでOK、というよりもむしろダマがある方がフワッと仕上がります。これはパンケーキやホットケーキも同じ。卵焼きも白身と黄身を混ぜすぎない方がフワッと仕上がります。
そして、生地にキャベツを入れるのではなく、キャベツに生地を流し込む。
ここでも丁寧にシッカリ混ぜず、ザックリ大まかに混ぜるだけ。「こんなんでエエの?」と思うくらいテキトーな混ぜ加減の方がフワッフワに。最初は「ホンマかいな?」と思うけど、実際にフワッフワでかつ美味しいとなると、「次も!」になります。テキトーな方が美味しいし、おまけに焼き時間も短くて済みます。フワッフワ感のもとになる空気が多いほど、熱の伝わりも良く、速く焼けるというわけです。
なんでも丁寧でキッチリとの方が、結果もイイと思いがちですが、いつも必ずイイとも限らないようです。
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