東京新聞連載 69回 香りの効果

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香りがテーマのこの掲載回。書く側の事情をここでポロリと…香りの話題というのは、その香り自体を活字で表現するのは難しいのですが、その効果や効用、好き嫌いを書くのは、味覚よりも簡単です。ところが、それをイラストにするのは、味覚以上に難しいと思います。
今回は、その絵にしにくいの代表のような「香り」がテーマ。イラストのホンマさんには、またしてもガンバってもらいました。彼曰く、臭いのは波線で表現できるけど、いい香りをどう表現するか?は難題だそうです。
記事に登場する、僕が愛用しているネロリの香りのハンドクリームとはロクシタンの頂き物です。ネロリは、橙の花から精製するようです。
さて、この連載記事のブログ記事ですが、実は、原本の掲載誌を手に入れることができませんでした。たいていは、新聞社から掲載誌が送られてくるのですが、それがこの回は、新聞社の年度末の引き継ぎと重なったせいか、1ヶ月経っても届かず、「まだ届いてないんですけど…」と連絡すると、一ヶ月を越えた誌面は残されないというではないですか。仕方なく、スクラップのコピーを頂き、それをスキャンしたのが今回の画像です。一度、白黒でコピーされているので、濃淡の無いイラストです。これまでの新聞連載を数社で数回してきましたが、はじめて原本が手に入らなかった回になりました。これはこれで印象深い回になりましたが、できればどこかで原本を手に入れたいと、せめて原寸大のグレースケールもしくはカラーのコピーが手に入れば…と思います。
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