週刊AERA(2月13日号)に登場しています


今日発売の、週刊AERA(2月13日号)の「[大特集]家事からの解放」の中の24〜26ページの「可視化の次はルーティン化」というコーナーで登場しています。26ページには顔写真も出ていました。
うれしかったのは、この大特集の中で、同じように顔写真が出てインタビュー内容が紹介されているのが、僕と料理研究家の土井義晴さんだったこと(土井先生は17ページに顔写真が)。土井先生と並んで紹介してもらえるとは、恐れおおく光栄です。もちろん『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)も持ってます。『土井家の「一生もん」2品献立』は愛用レシピです。
AERAへの登場は、2001年3月26日号以来でした。専業主婦についての読者アンケートから、編集部の取材が入り、そこから記事に名前が出ました。2001年3月といえば、娘が生まれる前。15年以上前のことです。電話取材してきたのは、のちに編集長になる浜田敬子さんでした。あの頃から、僕も家事を取り巻く環境も、実はあんまり変化ないなぁという印象です。
肥大化した家事は、男性が参集することで、なにか変化が起こるでしょうか?夫婦揃って肥大化へ向かうのか?それとも大減量に繋がるのか?肥大化したまま高齢化するとタイヘンですが、それはブラックボックス化されていたから上手く回っていたのでしょうか?それとも…仕事と家事、子育てと家事も興味もってますが、介護と家事も非常に興味をもっています。
先日、「料理が大苦手」という女性を取材しました。メニューは、カレー、シチュー、スパゲティー、オムライス、焼きそば、鍋をグルグルローテーション。メニューの材料(具)は失敗しないように毎回同じ。「オムライス?」と驚いたけど、薄焼き卵のせケチャップライスだそうです。醤油がキッチンにない!コショウも見当たらない。塩だけはドドンと。「さ・し・す・せ・そなんて言われると、もぉ無理!になる」そうな。「出汁」は「でじる…って読むんですか?」と。とにかく複数の調味料を組み合わせるタイプの味付けが苦手だという。ま、カレーやシチューに専用ソースやケチャップ、鍋スープを使えば、味は保障できますね。夏は、鍋の代わりに冷やし中華がローテ入りだそうです。「季節感も大事にしたいし」…うん!大事ですね、季節感。
AERA表紙のいう「逃げ家事」ですけど、これでエエのか?という気もしてます。格差拡大の昨今、もはや「レシピを見ながら作っても、その通り作れない」という人の「逃げ家事」は考えなくても(切り捨てても)いいのかもしれませんが。もうすぐ生まれるそこの子どもの味覚形成などが気になります。土井先生…どうしましょ?一汁一菜でもハードル高そうですけど。
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