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家事ジャーナリスト山田亮の講演や執筆などの仕事記録です。 家事で楽して生活を楽しむ!家事がオモシロイと一生楽しい!

東京新聞連載 89回 本の整理

2017/03/03
中日・東京新聞連載 0
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僕が購読したのは「dマガジン」。情報誌と仕事の情報源であるライフスタイル系が、充実しているので選びました。

インターフェイスは使いやすいと思います。ただ、記事にも書いたとおり、ページめくりで少し待たされるのが気になります。使っているのはiPad2です。少し前のタブレットなので、それで待たされるのかもしれません。重たいので、Ankerのスタンドを使ってます。

とはいえ、普段は手にしないような女性ファッション誌やプロレス誌、ギャンブル誌、ペット誌など、とにかく「お?!」とアンテナに引っ掛かれば、手当たり次第に読めるのは本当に楽しいです。活字好きにはタマラン!サービスです。

しかし…こんなにたくさんの雑誌が読み放題にも関わらず、ここに登録されていない雑誌の方がはるかに多いという日本の雑誌事情。専門誌やマニア誌など、日本には幾多の雑誌があり、多趣味な人であればあるほど、読み放題サービスに加入するだけでは、雑誌が片付かないという現実があります(加入しないよりはマシですけど)。

このあたりは家事の本質的な問題であり難しいところです。

家事を単純かつ最小限にするには、趣味なんてもたないことです。興味や趣味の多さと家事の煩雑さは、ほぼ正比例しますから。

仕事の他は、最小限の栄養摂取に寝る、風呂、トイレという生理的欲求を満たすだけの生活にすれば、物は少なくなるし、片付けも簡単だし、お金もかかりません。テレビも見ない、ネットも使わない、本も読まない、運動もしない、酒も飲まない、服も興味ない、旅行もしない…ないないづくしの生活だと、本当に家事もシンプルになります。

片付けを簡単にしたい、メンドウな掃除をなんとかしたい、毎日の料理がタイヘン…家事でのいろんなリクエストの答えは、「興味をもつな、趣味をもつな」です。無味乾燥な生活をすればそのリクエストは叶います。

でも、それでイイのですか?

いろんなコトに興味が湧く、いろんな趣味がある。それは自分の教養や感性を豊かにしてくれますし、人とのつながりを生む原動力にもなります。家事がタイヘンであったり、メンドウになったりするのは、好奇心旺盛で人付き合いが良く、他人に気を遣ったり気に掛けたり、そんな性格の表れでもあります。それも含めた暮らしです。

家事は楽しい生活のための手段でイイのです。

 
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