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日経プラス1(2019年7月27日)

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2019年7月27日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は↓
水と油を混ぜてみよう 夏の自由研究は家事をテーマに
で読めます。

この記事は、いつかどこかで出したい!と思っていた内容でした。家事の科学的(とくに化学)な理屈を書きたかったんです。

僕が苦手な切り口に「◎◎には☆☆が効く」というのがあります。

例えば、「窓拭きには濡れ新聞紙が効く」。
こういう記事があること自体は否定しませんが、
なぜキレイになるのか?
まで深掘りすると、
実は今ではあんまり有効ではない方法ということになります。

「新聞のインク成分が…」と書いている記事もありますが、
それは石油系のインクを使っていた時代の効果。
一般的な洗剤も石油由来なので、そりゃキレイになるのはわかります。

が、今は石油系のインクは使われていません。
単なる印刷紙を濡らして擦っているだけです。
濡れたモノで物理的に擦って汚れを落としているのなら、
ウェットティッシュでイイんです。
ホームセンターやスーパーに行くと、
窓拭き用の厚手のウェットティッシュが売られています。

「では、なんで窓拭きに新聞紙を使ったのか?」は、
東京新聞の連載で書かせてもらいました。(この記事
木製の窓枠だと、水でジャブジャブ洗えなかったという
素材的な背景があるからです。

そういった家事知識を
「昔からそういうモノ!」「こうするように教わった」
というだけで、「なぜ?」まで深めず広げるのは、
家事を薄っぺらいモノに貶めている行為だと思います。

「AにはBで」「XにはZで」というように、一つ一つ対処するのではなく、
「酸性の汚れにはアルカリで、アルカリ性の汚れには酸でキレイにする」
と大きくまとめれば、覚えることは少なくてすみます。
あとは、個々に当てはめるだけです。
 
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さてさて、今回の写真です。
 
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「洗剤のpHを調べる」で使った洗剤の正体です。商品名を出せない関係上、商品によっては、同じ台所洗剤でもpH度が違うことがあると思います。あくまでも写っている洗剤のpHをこの記事に使いました。
 
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「トレーサビリティー」でお話しを伺ったのは、京都市山科区にある「うつみ農園(Webサイト)」さんです(Facebookはこちら)。

気軽に取材に応じてもらえ、写真も快諾してもらえたのに、文字はバッサリ。もう少し記事分量の量も増やしたかったのですが…距離的に近いので、近いうちに農園もおじゃましようと思ってます。

新聞の写真では下の方がカットされてわかりにくくなっていましたが、実は、左手をヤケドしていて、その炎症止めのサポーターが写り込んでいます。もとの写真はこんな感じです。

 
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