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連載「シニアの楽家事」10回 鍋料理のアレンジ

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2020年1月11日掲載。

おそらく(これは推測の域を超えませんが)、各メーカーから売られている「鍋スープの素」系の商品の原価は、かなり安いと思います。これだけ、いろいろ登場する背景には「儲かる商品」という側面があるのでは?と思います。
 
もう一つの側面は、需要があるという点です。
やっぱり鍋料理は簡単、
手軽で作りながらでも食べられる、
ハズレが少なく確実性も高い、
洗い物が少なくてすむ、
温まる、
などなど、メリットはたくさん。

我が家は冬は鍋連投です。具材、スープ、テイストの組み合わせを変えながら、ローテーションを回してます。

歴史的にみると、日本の大半であった農村の食事は、鍋+穀物(ご飯だったり雑穀だったり)が毎日毎日ズ――――――ッと続いていました。残った鍋に、足して足して食べ続けていたのです。たまの冠婚葬祭や行事や祭りの日だけハレの料理がでる以外は、ほぼ鍋と穀物。冷蔵庫はないし、調理する場は、かまどか囲炉裏(あと、軒先の七輪かな?)。こういう条件下では、一つの調理器具でいろいろ食べられる鍋は重宝します。おそらく、日本の風土や日本人の腸の長さにも、鍋料理が適合しているのでは?と思います。

「鍋しかできない」と卑下する人がいますが、鍋ができれば上等です。土井善晴さんの「一汁一菜で良い」というのも、この発想からきているのでは?と思います。鍋料理をハレ料理にする必要などありません。映えなくてイイんです。片働き時代の食卓と違っいてイイんです。時代は変わりました。それに合わせて料理も変わるべきです。昭和中後期の食卓と同じにする必要などありません。

 
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