連載「シニアの楽家事」12回 「お宝」の終活
2020/03/18

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2020年3月7日掲載。
記事の中で登場した、アメリカバージニア州で作られたオーディオアンプは、コンラッドジョンソン社のPV2です。
中古品を扱うサイトには、定価24万円と(このサイト)。

スピーカーとゴルフクラブと一緒にポンと道路に。

個人的には、オーディオ製品には並々ならぬ思い入れ(怨念とも怨恨ともいう)があり、この目の前で廃棄される瞬間に立ち会ったのは、とても哀しく感じる出来事でした。
ちなみに、友人の見付けたソファーは「カリモク」のソファーだったそうです。修理というか、わりと簡単に修繕できるモノでも、わりと廃棄にする人が多いようです。
これは、オーディオ製品や家具だけでなく、各種様々な物品に対してこういう思いの人がいると思います。骨董品も、わからない人にとっては、ガラクタでしょう。テレビ番組の「お宝鑑定団」に出してみてもらえるのは、ごくわずか。中には、「家に眠るお宝を鑑定します」と家にやって来て、貴重なモノでも二束三文で買いたたき、転売で儲ける業者もいると聞きます。
コレクションがダメとは言いませんが、その処分まで考えて集めて欲しいですね。
実は、記事にはしませんでしたが、特に、「オタク」系「エロ」系の物品とそしてデータ類の処分。これがタイヘンなのです。同人誌の処分で、パッと「ま◎◎◎◎」とか「駿※屋」と思い付く人はいいのですが、たいていは「うわっ!なにコレ?!」となり、そのまま古紙回収などに出されてしまいそうです。
『オタクの逝き方』という本があり、以前、「そういえば…」と買い、今も僕の書棚に並んでいます。
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