日経プラス1(2020年8月15日)

2020年8月15日付け日経プラス1の裏面「すっきり生活」に記事が掲載されました。
ネット記事は↓
「トイレ掃除は上から下 男性「座りション」で飛沫防ぐ」
で読めます。
講演などでは、家事を増やさないための、もっとも効果的かつお手軽な方法として、男性が「立ちション」から「座りション」へ変化することについて触れていました。
しかしながら、活字媒体で触れたのは、今回が初めてです。
どこかの同人誌ならともかく、土曜日版とはいえあの日経新聞の誌面で「立ちション」「座りション」という言葉が躍動するとは思っていませんでした。
この記事は、講演講師友達(男性)が、
「男が座ってするなんてありえん!
って言っていた私ですが、
今は完全に座って派w」
とFacebookにあげていたのを見て「おお!そうだ!このネタ、まだやってなかったかも!」と気が付いたのがキッカケです。担当さんに企画を出すと、これまでに便器の掃除に関しての記事は出ているが、天井や壁や床回りについてはまだ扱っていないし、根本的な対策としての「立ちションから座りションへ」という内容は、男性ライターに書いてもらった方がイイということで、OKをもらいました。
企画でOKが出れば、あとはネタには困らない内容ですので、スラスラと書けました。撮影は、すべて我が家のトイレで行いました。娘にもちょっと登場してもらいました。
さてさて、記事を見た人達の反応はいかがでしょうか?
これまで何気なく立ちションしていた男性には、トイレを清潔に保つため、「小便小僧(こぞう)」風から「考える人」風に小用スタイルを変えることを検討してみてほしい。
という記事の最後。
「うるせぇ!」
という人もいるでしょうし、
「そんなのとっくに座ってるわ!」
という人もいるでしょう。
「座ってするなんて、男の沽券に関わる」
という人もいるようです。
こういう人には、
「座りションごときで左右される程度の沽券だったのですね?」
と返させて頂きます。
「男のプライド」も「男の沽券」も、その程度で揺さぶられるようでは、たいしたことはございません。そして、「男の」と付いている時点で、どこかよそからの借り物発想です。「僕のプライド」「オレの沽券」なら、まだしも…です。
不思議なことに、僕やオレなど、一人称をつけて「プライド」や「沽券」を使うと、「この程度で?」がより強調されます。例えば、組織の利益を優先するか?消費者の利益を優先するか?の瀬戸際に立たされた時などに、「プライド」や「沽券」を使うと、大人な人に思えますが、小便を座るか立つかで使うとなると、これはもう、人間だけでなくアソコも小さな男では?と思われてしまうんじゃないかと…余計なお節介でございました。
とにかく、キレイで臭わないトイレを維持したいのなら、座りションした方がイイです。
- 関連記事
-
- 日経プラス1(2021年1月23日)
- 日経プラス1(2020年11月14日)
- 日経プラス1(2020年8月15日)
- 日経プラス1(2020年4月18日)
- 日経プラス1(2020年2月8日)