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連載「シニアの楽家事」21回 ステイホーム

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2020年12月5日掲載。

この記事の最初にも書きましたが、本当に2020年がこのような一年になるとは…昨年の今頃考えてもみませんでした。外出自粛、オンライン業務などなど、家での過ごし方が問われる一年であったとも思います。

家が快適なら、外出規制もそれほど気にならないかもしれません。逆に、家での居心地が悪いと、今年一年とてもシンドかったと思います。

経済的に豊かであれば…と思いがちですが、経済規模の大きい人は、(おそらく)それだけ外での活動も多いので、休みに家でジッと過ごす習慣がない人達もいると思います。一方で、スモールインカム&スモールライフの人の中には、休みの日もとくに出歩く習慣がなく、ステイホーム時も普段どおりという人がいたり。

僕の個人的な印象でいうと、家は広すぎる必要はないと思いますが、壁はほどほど厚く、一人になる時間とスペースが確保されていることは、長く家で過ごすのには、不可欠な要素だと思います。

友人のママ友達の話を聞いていて、そう感じるのです。妻や母の居場所がキッチンやリビングになっている家庭はたくさんあり、個室をもっている妻や母親は、僕の周りでは働く女性であっても意外と少ない(僕の妻は個室ありますけどね)。となると、オンライン会議やオンライン飲み会だけでなく、普段は家族のいない時間にできていた、友達とのチャットや通話がやりにくくなる。これは、長く続くとストレスが溜まるだろうなと思います。

もちろん、自分の部屋も居場所もない夫や父親もたくさんいます。ただ、男性の場合は、それに慣れていて、外に居場所を作っている人も大勢います。その一つが職場という人もいるでしょう。行きつけのスナックだったり。

妻や母親の場合、これまでは確保できていた一人の時間やスペースが、ステイホームでなくなった。一方、夫や父親の場合は、これまで外の居場所でなんとか対処していたのが、出られなくなって対処できなくなった。ともに、ストレスを溜め込んでいるのではないか?と思います。

「老後の予行演習」というサブタイトルが入っていますが、まさに、ステイホームは老後の予行演習だと思います。欧州ではバカンスがあるので(ない人もいますけど)、するとバカンス先での家族の過ごし方を予行演習できるんですね。ところが、日本の場合、そんなに長い休みをとるのが珍しいし、ゴールデンウィークやシルバーウィークは、イベントをいっぱい詰め込んで、時間を過ごしがち。

つまり、ゆっくりジックリ家族と顔を突き合わせて過ごすというのを、ここ数十年間(バブル以降?)やってこなかった。だから、この新型コロナでステイホームになって、家族と、外出せずに、家で過ごすのが、とても大きな課題になったんだと思います。いや、実は、これから大きな問題になるのかもしれません。ここまではまだ序章なのかもしれませんから。「一年はガマンだできたけど、もう限界!」というのが、この先、起こる可能性は低くないと思います。

いずれにしても、家で過ごすということは、「家事」がとても大きなウェートを占めるということです。ステーホームは「ウチの家事」を振り返る機会になったはずです。まだの人は是非、振り返って下さい。すると、ちょっと家での居心地が改善するかもしれません。



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